お嬢様の策謀

 

******神月邸******

さ、どうぞ、さくらさん、お入りになって

うわぁ... やっぱり... というか改めてみると圧倒されちゃうなぁ... 神月さんのお部屋だけで私の家位はある.... ちょっと悲しい....

うふふ。大したことありませんわ。 それより.... 神月さんなんて他人行儀な呼び方水くさいですわ。かりんと呼んでくださいな。

え?うん... じゃあかりん...さん。

...まぁいいですわ。 それより座って下さいな。もうすぐお茶もはいりますから。

う...うん。でもなんか広すぎて落ち着かないな....

すぐに慣れますわ。それにそういう違和感もたまにはよろしいのではなくて?

そうだね....

....! な、何... この感覚....?

...あらあらどうしました さくらさん? 顔が紅潮してますけど。 (フフフ...さすが即効性の薬だけありますわね)

か... かりんさ...ん.... お手洗い... 貸してくれる?

あら、それはかまいませんけど.... それまで下半身の疼きに耐えられるかしら? フフフ...

....! やっぱり... 私の紅茶に... 何か仕込んだ...のね?

ええ。中国古来に伝わる超強力媚薬を。 滅多に手に入らない貴重品なんですのよ(平然とした表情でお茶を飲む)。

....ど、どうして... こんなコト... んんっ あっ.....

それをこれからたっぷりと教えてさしあげますわ... うふふ...(じりじりとにじり寄る) 

今のかりんさんの目つき... 怖いよ... いや... 来ないで...!(後ずさるが力が入らない)

うふふ。どうしました? そんなに怯えた顔して... いつものさくらさんらしくないじゃありませんの?

や....ダメ.....くぁ....っ(さらに薬の効果が回ってきている)

.....それではいつもの様にお手合わせとまいりましょうかさくらさん。ふふふ.....

 


*****続く(多分)

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