記10月分

 

神様の特権

2004年10月9日(土曜日)


今年も恒例になった地元のお祭りに行く。
…のはいいのだが、今年も相変わらず太鼓やら神輿をコロ付きでゴロゴロと転がしている模様。

maturi01.jpg (40573 バイト)証拠写真(止まらなかったのでブレてるのは勘弁)

つーか、去年と比べて、今年はええ若いモンが担いでいたと言うのに、全く嘆かわしい事この上ないのだが。

ともあれ、その後神社へ巫女さんを見にお参りをしに向かう。
相変わらず、巫女さんは一部を除いて、小学生くらいの女の子で固めてる模様。

……。

確か、巫女さんというのは、神様の嫁の様な存在だと、昔大学の先生に聞いた事があるんだけど…。
つまり、ここの神様は
目の前で舞いを奉納しているあの小学生の巫女さん達にあんな事やこんな事を…。

………。
……。
…。

ぶばっ。(鼻血)

…ゴメンなさい。賽銭はいつもの倍払いますから。
と、今年は願い事を言う代わりに、パンパンと柏手を打ちながら謝ってましたとさ。

 

 

意外と無いモノ

2004年10月15日(金曜日)


今日家に帰ってみると、以前に注文しておいたカクテルセットが届いていた。(シェーカーとメジャーカップとバースプーンとレモン絞りとコースターと基本レシピ表のセット)
その後、そういう事ならと、近くの大きめのスーパーや酒屋へ行って、カクテルの材料となる酒や果汁ジュースを買いあさっていく。

…行くのだが、その中でどうしても見つからないものがひとつ。

ギムレット(ジンとライムジュース)を作ろうと思って購入するつもりのライムジュースが、何処にも見つからないんデスけど(汗)。

そして、結局近くのスーパーを十数件はしごしても発見する事は出来ず。

…もしかして、ライムジュースって一般的には売られてないの…???

仕方が無いので、ライムジュースだけは諦めて家に帰ると、とりあえずビーフィーター(ドライジン)と、チンザノ・ロッソ(スィート・ヴェルモット)を混ぜて、最初に作ると決めておいたマティーニを…。
…ぐぇ。チンザノ・ロッソが渋い。渋すぎるっっ。
甘口のマティーニを作ろうと思って甘口のヴェルモットを選んだが、どうやら大失敗だったらしい。

しかも、この組み合わせだと、実はマティーニじゃなくてジンアンドイットだという事に後で気づいたし。

いきなり最初に作ったカクテルが失敗してくじけそうになるものの、とりあえずその後に作ったパインジュース(40ml)と、ホワイトキュラソー(15ml)、ウオッカ(5ml)をシェイクして、ライムシロップ1tpを入れた、多分オリジナルの奴は結構当たりだったので良しとする。(アルコール度数13.3度)

ちなみに、個人的には漫画『Barレモンハート』で登場したオリジナルカクテル、”レモンハート・ゴールド・スペシャル”を作りたいのだが、材料が手に入らないので作れないのが非常に残念。

白のカンパリこと、コーディアル・カンパリが今じゃ入手困難らしいので。

 

 

熱血

2004年10月20日(水曜日)


ふと自転車で移動していた時、近くの文具屋の店先に置いてあったシャチハタのケースに、「熱いハートで押せ(はぁとマーク)」と書かれているのに気付く。

……。

熱いハートで押せ…ねぇ。

店員:それでは、ここに捺印をお願いします。
俺:
うおおおおおお…っ!!熱血ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッ!!!!(びるどあっぷ)

店員:ああ…っ?!お客様の手が…手が…っ?!!
俺:俺のこの手が光って唸るぅぅぅっっ、こいつを押せと轟き叫ぶゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッ!!!!
俺:てやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!

ダアンッッッ!!!!

俺:はぁ、はぁ、はぁ…っ、どうだ、俺の熱いハートは…っ?!

………
……

…まぁ、妄想しても実際に実行できるほど、もう若くも無いんだけどさぁ( ̄▽ ̄)。

 

 

今月買ったゲームレビュー1:KOF マキシマムインパクト

2004年10月−日(−曜日)


発売時は特に興味はなかったものの、シャドウハーツを買いに行った時に行き着けのショップで特価3480円のセール商品として売られていたので一緒に購入。

まず、ゲームシステムはうまく2Dから3Dへと持っていっていて、割と好感触。連続技S.A(スタイリッシュ・アーツ)も手軽で、サクサクと連続技が繋がって爽快感が高いっす。
…ただし、その反面で演出面は3D化の意義を感じられない貧弱ぶりなのが気になったんデスが。

カメラ視点が殆ど2D時代のものと変わらず、3Dを生かしたアングルや、アップの場面も一部の超必殺技が決まった時や、勝利ポーズ時以外で殆ど存在しないのが残念。(ついでにリプレイも無いし)
ストーリーモードやエンディングも主人公2人以外は殆ど無いに等しいのも大きなマイナスポイント。

元々KOFシリーズはストーリーや演出がウリの1つだったハズなのに、3D化の際にそういった部分がごっそりと削られているのは非常に残念。

また、勝利ポーズも勝ったその場ですればいいのに、ラウンドが終わってから画面が切り替わって改めてという形になっているので、テンポが悪かったり、間抜けになってたりとマズイ事に。

…まぁ、正直この辺は、今まで築いてきた部分を全く生かしきれていないと思いまっす。

ちなみに、女性キャラに関しては舞の胸が揺れまくったり、アテナのモデル2がパンチラ(しかもしましま^^;)出血大サービスだったり、ミニョンのファッションが羽根付き猫スーツだったりメイドさんだったり、挙句はヒョウ柄のビキニだったりと、ヲタク系ユーザーに対してのサービス精神は妙に旺盛。
また、キャラの数も20とKOFにしては少なめなものの、他の3D格闘ゲームと比較したら決して少ない数字ではないし、2つあるキャラモデルや、更にそれぞれ3色あるカラーは殆ど別キャラに近い様な印象を与えられる程のものもあったりと、バリエーションを含めるとかなりの数に。

テリーに関してはKOFモデル(赤ジャン)とGAROUモデル(髪を下ろした)の2種類あり、対戦中の台詞もそれぞれできちんと違うというこだわりだし。

更に、ストーリーモードをクリアしてプロフィールを出すと、オプションパーツも付けられるので、組み合わせとしてはかなり多彩。(しかも、キャラによってはモデル1と2でオプションパーツが違う)

…しかし、それでもキャラの選定で、アンディやジョー東がいないのに、何故か怒チームだけ全員いるってのは納得いかない気が。(まぁ、確かにタイプ的にはバラバラなんデスけどね。クラークとかが唯一の投げ主体キャラだし)

ちなみに、プレーヤーキャラの男女比は13:7。一時期は20:4(KOF94、95)だった事を考えれば、随分と高くなってる模様(笑)。

ストーリーはサウスタウンのギャング内の抗争で、今までやたらと大風呂敷を広げていたKOFシリーズにしては規模が小さめ。
ついでにストーリーモードも、主人公の2人以外は殆どあって無い様なものなので、ストーリー性は極めて弱いっす。
ちなみに、ストーリーは全然完結していないので、確実に次回に続くんでだろーけど、次はKOFらしく中間デモ入れたり、色々演出にこだわって欲しいところっす。

あと、今回サウスタウンが舞台なのに、敵がテリーやロックに無反応はどうかと思うんだけど…。

その他の部分としては、まずロード時間はそんな長くは無いものの、戦闘時間の短さに対して読み込み回数が長いので結構鬱陶しいかも。

ともあれ、セガやナムコやテクモ等の大手と比べると、やっぱり安普請さが目立つ感じデス。
特典ディスクで、今度は3Dの王者を目指すと言ってたが、
まだまだDOAやVF、鉄拳クラスと比べられると格が違うかなと感じさせられるので。

まぁとりあえず、ゲーム自体がつまんない訳では無いので、演出を強化した次回作に期待って所デスかね。
ある程度やり込まないと面白くならない他の3D格闘ゲームに比べて、手軽に浅く楽しめるのでライトユーザー向けの接待用ゲームとしても向いていると思うし。

ちなみに、3,000円台なら適正価格という所。あまり過剰な期待さえしなければ、まぁそこそこ楽しめるんじゃないかと。

特典DVDは、正直あってない様な感じっす。どうせなら連続ワザのスーパープレイ集とか、歴代KOFの紹介とか、そういう部分を入れて欲しかった所。

説明書は必殺技の他にもS.Aも全て乗せられており、非常に丁寧。
当たり前といえば当たり前なのかもしれないんデスけど、昔は技表が一切無かった格闘ゲームもあった事だし。(初代飢狼伝説も、インストカードに技表が無かったし)

閑話休題1:
説明書のストーリーを読んでいると、今回出てないキャラは殆ど完全に忘れ去られているのが実に潔い(笑)。ブルーマリーとか紅丸とかジョー東とか。

閑話休題2:
何気に若奥様状態(?)なロックのストーリーは腐…もとい、婦女子狙いなのだろーか??
…まあ、GAROUの時点で既にそれっぽかったんだけどさ。

■総合評価:(10段階評価)

・グラフィック:7(キャラのモデリングはそれほど悪くは無いものの、背景はかなりショボめ)
・シナリオ:4(あって無い様なものっす。テリーやロック、草薙京とか、今までの主人公も数合わせでしかない印象が強いので印象悪)
・サウンド:8(曲数は少ないが、クオリティは高め。個人的にはサウスタウンのBGMが好き)
・操作性:8(従来のKOFシリーズとそんなに変わらず。パッドでの操作を前提にしてる操作系)
・ゲームバランス:8(難易度の幅は広い。ただし、一部ミッションモードの難易度は高め)
・お買い得感:4(定価で買った場合、コストパフォーマンスは非常に低め。3,000円台くらいがちょうどいいって感じかも)
・総合:7(決してつまらなくはないけど、過剰な期待は禁物)
プレイ時間:1人プレイの場合はそんなに遊べないです。10時間も遊ばないうちに飽きてくるかと。

 

 

今月買ったゲームレビュー2:シャドウハーツ

2004年10月−日(−曜日)


本当は2の方をやるのが目的だけど、どうも前作と話が繋がっているらしいので、とりあえずBEST版が出ている1からやる事に。

ゲームの世界観はゴシックホラー系が入っていて、人間の血の霧とか、食い散らかされた死肉が地面に散乱してたりとか、画面では結構グロい映像が続いているものの、主人公のウルが天然のトボけキャラで、重厚さや緊張感のカケラも感じられない言動が続く為に、終始何処かコミカルなノリで話が進んでいってしまうという妙な雰囲気。

…つーか、この主人公バカ過ぎっす。んで、周囲の連中もこのバカ主人公に流されて壊れていくので、シリアスな雰囲気は殆ど全て台無しになっています。
まぁ、この辺が
B級のノリっすねぇ^^;。クライマックス的なシーンですら締まらない締まらない。

同じバカキャラと言えば天然ボケ気味のマルガリータもなんデスが、まだ、こいつは肝心なときにはシリアスモードになるので全然マシ。

まぁ、それでも全然感情移入できないかと言われれば決してそんな事が無いのもポイントのひとつ。単純バカだったり、自分の弱さを曝け出して開き直っていたりとか、何処か憎めない部分が多くて面白いキャラです。

ただ、肝心のストーリー展開は結構陳腐です。色んな元凶になっているボス2人の動機が、普段超人的な雰囲気を出している割には思いっきり俗っぽいし、ベーコンや謎の声の正体が発覚するのもかなり唐突だし、キツネ顔の死神の正体もひねりが無さ過ぎだしで(汗)。

…好意的に言えば王道なのかもしんないですが、独特の世界観を持っているだけに興ざめ感は拭えないのが本音だったりします。

ちなみにグラフィックは元々PS2の割と初期に出たゲームという事で、最新の作品と比べるとやっぱり見劣りしてしまうものの、それ程気になるレベルでもないし、ヒロインのアリスが非常に可愛いので問題無し。
…と言いたい所デスが、
イメージイラスト(及びバストアップCG)と実際の3Dモデルが殆ど別人にしか見えないキャラが殆どなのは、どうにかならないかと思わなくもないんデスが。

正直、あまり違和感を感じなかったのはアリスとロジャー・ベーコン位っす。

そして、戦闘シーンのジャッジメント・リングの概念ですが、これは独自システムとして全面的に押し出してる割にはインパクト薄め。
と言うか、これって戦闘シーンの戦略性を高めるものでは無くて、ダラけ気味なRPGの雑魚戦闘シーンに適度なアクション要素を入れてみたといった、一種のスパイス的な役割だし。

あと、ジャッジメント・リングの他にもSPの概念やらフュージョンやら独特の概念が多いくせに、チュートリアル用の戦闘イベントが全くないのはどうかと思うんデスが。(一応ヘルプで解説は見られるけど)

また、その他にも戦闘シーンと一部のムービーシーン以外に声が入ってなかったり、マップが狭すぎてダンジョン攻略のやり甲斐が無かったり(ダンジョンらしきダンジョンマップが殆ど無い)、モーションやエフェクトが冗長気味な為に戦闘シーンのテンポがやや悪かったり(某FFの召還獣よりは全然マシですが)と、ややボリューム不足気味なのは否めませんが、割とサクサクと遊べてストレスの溜まりにくい、良質のRPGだと思います。

現在買えるBEST版の価格なら十二分にお買い得とは言えるかと。

ついでに、続編も出てる事だし、2の準備で遊ぶ分には理想的なのかも。エンカウント率も低いので(レベル上げしてる時は逆に敵がなかなか出なくてイライラするくらい)

ともかく、何かが際立って優れてるって訳でもないんですが、逆にゲームとしての欠点もそれほど見当たらないので、とりあえずRPGで遊びたいって人にはお奨めデス。(しかし、勧め文句に欠けるのも事実なんデスが^^;)
あと、女性キャラが2人とも際どいミニスカなので、結構色気過剰っす。(もしかしてこれも戦闘シーンをダラけさせない為の手段ですか??)

最後に、エンディングはかなり淡白気味。ただプレイ時間が短いので、あの位のあっさり風味でいいのかも。
ちなみに、一応ハッピーエンドとバッドエンドの2種類がありますが、2はバッドエンド後の話になっているので、1周目はバッドエンドを見て、2周目はシャドウハーツ2クリア後にもう一度やってみるといいかもしんないです。

■総合評価:(BEST版、10段階評価)

・グラフィック:6(正直、発売当時のソフトと比べても、そんなに際立って綺麗だった訳でもないと思う)
・シナリオ:6(随所に散りばめられたお笑いネタが、世界観とは相容れていない気が…雰囲気が壊れるか壊れないかギリギリという所)
・サウンド:9(派手ではないものの、非常に雰囲気の良いBGMが多いです。アジア編のボス戦や、蒼き城のBGMが特に好き。ストーリーの短さの割には曲数も多めで使いまわしが少ないのが好印象)
・操作性:8(特に不満は感じず。インターフェイスも悪くないです)
・ゲームバランス:7(謎解き部分の方が幾分高めで、戦闘シーンの難易度は一部ボスを除いて低め)
・お買い得感:9(BEST版価格として考えれば非常にお買い得。絶対に元は取れるはず。初回版の6800円を定価で買った場合は微妙っすけど)
・総合:8(楽しめた、という満足感で言えば非常に高め。独特の世界観を持っていて非常にいいです)
・プレイ時間:クリアだけなら20〜30時間程度で、RPGとしては比較的短め。ちなみに、筆者の完璧プレイ(全てのイベント、モンスターライブラリ100%、アイテムゲット、グッドエンド達成)をしたプレイ時間は44時間程度でした。

 

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