異国の地で得た物は(留学3周年反省会)


メルウィン「さ〜て今年もやってまいりましたね♪旦那様。」
作者「........何でマイクなんて持ってるんだ?(汗)」
メルウィン「いえ、司会者風に(笑)。」
作者「二人しかいないのに司会もあるかい。..........いっその事このままカラオケ大会にでも変更すっか。」
メルウィン「二人しかいないのに大会というのも寂しいですねぇ(^^;)。」
作者「くっくっくっくっくえすちょん(くえすちょ〜ん)♪ 恋のしーくみーをー♪(自棄気味にとりあえず歌い始める)」
メルウィン「.........歳バレますよ、旦那様(^^;)」
作者「キャンドルも 十字架も 愛に力を与えてよ〜♪」
メルウィン「........だからってそこで何故TMレボリューションに飛ぶんですか.........(汗)」

メルウィン「さて、現実逃避はこのくらいにしておいて、そろそろ本題に入りますか。(こぽこぽとお茶を淹れながら)」
作者「ゆーかもうこんな時期なのかよ.........って感じ。(湯飲みを受け取りながら)」
メルウィン「人は歳を取るにつれ段々一年が早まってくるといいますもんねぇ。(にこにこしながら)」
作者はうっ(どすうっ)」
メルウィン「あ.......(口を押さえる)」

(無理矢理仕切り直し)

メルウィン「さて、これで3年目ですね、旦那様♪」(あせあせっ)
作者「........3年目っていっても実質2年半程度だけどな.......(立ち直りきれてない) というか、実は先々週卒業式迎えました♪
メルウィン「あらら.....いつの間にかご卒業ですか?」
作者「正確にはこの夏のクォーターの後なんだけどまぁ時期が近いので一緒にって事で。しかも今取っているのはインターンだし。」
メルウィン「おめでとうございますぅ♪」
作者「いや、相変わらず実感も感慨も希薄なんだよなぁ........これが。」
メルウィン「........それって今回の談話の結論ですか?(汗)」
作者「ぐはぁっっっ!!.(自分で墓穴掘ったことに気づいて自爆)」

(んで再び仕切り直し)

メルウィン「.......とりあえずは去年からの一年で得られたものを振り返ってみますか。」
作者「(久々の精神攻撃が効いてる).......そ、そうだな.......前年は新規で得られたスキルが多かったけど、今回は昇華した場合が殆どかなぁ。DirectorとかPowerpointとかPhtoshopとか。新規で得たのはソフトウェアがProject98とデジタルビデオ編集用のPremiereとDTP用のIllustratorとQuarkXpressで後はプロジェクトマネージメントとAdvertisingと何故かジャーナリズム、その他って感じ。」
メルウィン「相変わらず無節操にも見えなくもないですねぇ。(^^;)」
作者「........まぁな。履歴書に「広範囲のマルチメディアオーサリングスキル」って書いてるけど様は広く浅くだもんなぁ。恐れていた中途半端になりかかっている気もする.......(汗)」
メルウィン「何となくFFの赤魔導士を連想させますね♪」
作者「ああ、後半まったく役に立たなくなるんだよなぁ..........ぐはぅっっっ(また自爆)」
メルウィン「........旦那様........(汗)」

(しばらく後に)

メルウィン「まぁそういう暗い方向に行くのはやめましょうよ(汗)。」
作者「お、おう.........(瀕死) というかまぁマルチメディアの名前の通り、それこそマルチメディアオーサリングという作業は色々な範囲のスキルが要求されるから別にいいんだけどな。一口にプレゼンテーション作ると言っても、そのプレゼンテーション作成ソフトだけで無くてロゴやら背景やらデジタルイメージングのスキルにビデオやインタビューの再生の場合はデジタルビデオ編集の能力が要るしで。」
メルウィン「そういうのって普通複数でやるのでは........?」
作者「........理想論で言えばね。そこら辺は予算とかの都合もあるし、ほんの少しの作業にわざわざ専門家を雇うという事がいつも出来るとは限らないだろ。しかもこういう仕事ってかなり高いんだぞ。」
メルウィン「なるほど........」
作者「こういう関連の仕事の募集とか見たら分かるけど結構複数のスキル要求されているんだよね.......この間見つけたプレゼンテーションデザイナーの仕事でも最低限でPowerpointとPhotoshopの両方だったし。」
メルウィン「そうなると、広範囲のお勉強をしながらも一つの特化した能力が大事になってくると思いますけど.......その辺はいかがですか?」
作者「........う〜ん......(汗) ま、その評価するのは俺自身じゃ無いし。(そっぽを向いてお茶をすする)」
メルウィン「そこで逃げちゃダメでしょ旦那様っ(^^;)。」
作者「ま、それに対する答えはもうすぐ現実として出てくるさ。直ぐ近い将来にね。」


作者「........しかし考えたらこの談話は今回が最終回なんだよな。”学生”としては。」
メルウィン「そうですねぇ。それじゃ総括行きますか?」
作者「総括ったって.........(汗)」
メルウィン「ですからそこでしどろもどろになられても困るんですけど........(^^;)」


作者「この約3年にわたる留学生活で得られた物.......か。」
メルウィン「異国の地というだけで大分違うんじゃないですか?それだけで意義があるっていうか。」
作者「そやねぇ.......言葉の壁は嫌って程味わわされたし。こっち来たばかりの頃って一人で出かけるのだけで滅茶苦茶怖かったもん。」
メルウィン「う〜ん.....確かに。」
作者「だから初めの頃は郵便局やら銀行行くのとかにも誰かに付いていってもらっていたからなぁ。いわゆる自転車の補助輪みたいなもんだね。結局1〜2月くらいかかったかな。補助輪無しで歩けるようになったのは。」
メルウィン「それ、例えとしては分かりやすいかもしれませんけど、ご本人が聞いたら怒られるのでは?(^^;)」
作者「あははは。どうせこんな所見ていないから大丈夫(多分)。でもそんな状態で良く一人で学校最後まで通えたなぁって思うと感慨も沸くかな。」
メルウィン「しかも旦那様の専攻って日本人お一人だけでしたっけ?」
作者「それどころかアジア人すら皆無でした。おかげでアメリカ人とのコミュニケーション鍛えられたけど.......それにあっぷるそーすにも書いたけど、うちのコーディネーターの先生が喋るのが滅茶苦茶速くて初めての授業の時思いっきり青ざめたぞ、俺は(汗)。」
メルウィン「何とか理解できたのが60%程度.......でしたっけ?」
作者「アレ実際には40%行ってないと思う。あの頃はまだ聞いた後で一々フレーズ毎に日本語に翻訳して理解していたからな。段々慣れてきて英語をそのまま日本語に訳さずにダイレクトに理解できるようになってからは殆ど聞き取れるようになったけど。」
メルウィン「............???」
作者「説明するのは難しいのでパス(汗)。ゆーか感覚的なもんだからな。例えばschoolを「学校」と訳さないでそのままschoolで理解すんの。はっきり言って「英語」→「日本語」の二段式に翻訳していたらとてもじゃないけど間に合わないので。後聞き取りきれない部分は勘だね。聞き取れた単語を並べて瞬時に何を言っているのか推測するの。これもコツがあるんだけど。」
メルウィン「でもそれは集中力が要るでしょう?(じーっと)」
作者「だから俺も最初は凄く集中して聞いていたって(汗)。大事な単語は聞き逃さないように。授業もそりゃ緊張感溢れていたし。」
メルウィン「.......そして慣れてくるにしたがって緊張感も薄れてきたと(汗)。」
作者「うん......まぁ次第に図太くなって内職(授業と全然関係ないこと)しながらでも大丈夫にまで昇華したし(えっへん)。」
メルウィン威張って言う事ですかっ!(^^;)」

作者「まぁとりあえずそんな中で得られた一つの事っていうのがさ、「とりあえず逃げなかったら何とかなる」って事だな。」
メルウィン「を。いきなり真面目に来ましたね。」
作者「要するに最初にどんなに辛くてもさ、授業をキャンセルしたり休んだりしないで頑張って出席し続けていればそのうち慣れてくるし、クラスメートや先生の態度も随分変わってくるしな。」
メルウィン「しかも旦那様は留学生ですしね。クラスに日本人が一人だけ。」
作者「まぁシアトルは昔からの国際都市だから外国人に対しての偏見とか差別意識ってのは比較的少ないんだけど、やっぱそれでも最初は色々あるんだわ。グループに入ろうとしても適当にあしらわれたりとか、いかにもお荷物って感じで扱われたりしてさ。でもまぁそれも逃げずに出席し続けていると段々その態度も変わってくるし、一緒にチームとか組んだりと認めてくれるようになって。」
メルウィン「何か美談でも生まれそうですね(^^)。」
作者「.........まあね。それで結果的には同じ専攻のクラスメートには相当助けられたよ。俺一人孤立していたら多分卒業は出来なかったと思う。アメリカ人の友人も沢山出来たし。先生についても同じだね。最初は「やっかいな奴が来たな」って目で見ていたけど後半は本当に気に掛けてくれた。」
メルウィン「やっぱり一緒にいる時間が長いと.......って事ですかね。」
作者「まぁ休まずに出席し続けるってのが留学生が見せられるの誠意の一つなんだろうな。んで留学生が俺一人だけって事が他のみんなに受け入れて貰えるようなってから後に逆に幸いしたってのもあるけど。」
メルウィン「人気が分散しなかったと(笑)。」
作者「そゆこったな(笑)。だから2年目は本当に楽しかった。仲間外れどころか自分の周りにグループの輪が出来たりして。」

作者「だからさ、最初は辛くても逃げなかったらまぁ何とかなるって思った訳。特にアメリカの学校ってグループワーク中心だからな。まぁだけどこれは別に留学の時の教訓だけでもないだろ。」
メルウィン「そうですねぇ。(にこにこしながらじーっと見つめる)」
作者「.........うるさいな。どうせ俺は他に色々逃げてるよ.......いや、立ち向かわないととは思っているけどさ。」
メルウィン「くすくす。これが留学生活で見いだされた事...........って事ですか。」
作者「異国の地に身を置いたからこそ顕著に感じたという意味ではな。日本だとあまり感じなかったありがたみとか大切な事を色々体現出来たっていうのが留学生活での財産かもな。」
メルウィン「そう言う意味でも日本の大学生だった時と比べて格差を感じておられるのではないですか?」
作者「ん.......そうかもな。大学に通っていた4年間よりこの留学期間の方が遙かに色々な事が学べた気がする.........まぁ実際には日本での大学時代があったからこそって部分も多いんだけど(^^;)。」
メルウィン「でしたら決して無駄ではなかったって事ですね♪」
作者「まぁこの期間が必要だったかというのは相変わらず甚だ疑問ではあるがな(汗)。」
メルウィン「まぁそれが旦那様のペースって事で。」
作者「うぐぅ........」

作者「あ、後はこっちに来てネットという禁断の果実を囓った気がする........(笑)日本にいたら多分今でもネット環境持っていたかどうかは怪しいな。」
メルウィン「使いたい放題ですもんねぇ。」
作者「日本でも完全定額制サービスが出始めてはいるけど、こっちは最初からそうだったからな。ネット環境だけで言うならずっとこっちに居ても良いかなって思えるくらい。」
メルウィン「でしたら日本のネット環境がもっと整備されるまで居ればよろしいのでは?」
作者ごはんが美味しくないから嫌。ゆーか日本の食生活のありがたみも嫌と言うほど味わったし。」


メルウィン「しかし今回は何となくきちんと結論付いてまとまりましたねぇ。(ことっとポットをテーブルに乗せる)」
作者「まぁ3年間も住んでそれだけかいと言われれば苦しいんだけど、一番印象に残った教訓がそれだったからな。(自分でおかわりを注ぐ)」
メルウィン「いいんじゃないですか?日本だとあまり感じなかったありがたみとか大切な事を色々体現されたというのが一番の意義だと思いますよ。」
作者「.......まぁね。技術的なことは日本の専門学校でも学べただろうし。日本じゃなかなか学んだり感じたり出来ない事をどれくらい出来たかというのが一番の財産だろうからな。とにかく少なくとも後悔はしていない。」
メルウィン「それで充分じゃないですか?(にっこり)」
作者「.........そう願う。切に。」

メルウィン「そして最後に来年の目標ですけど..........」
作者「ちと予測不能........(汗)」
メルウィン「目標は予測でなくて定めるものでは?(汗)」
作者「ま、まぁそうだけど.......どうなんだろうね?来年の今頃もここにいるのか、それとも帰っているのか.........」
メルウィン「それをお決めになるのは旦那様では?(^-^;)」
作者「.........そう言えばそうだな。この周りに流され過ぎな状況を何とかしないと。」
メルウィン「確かに自分の意志で流れを変えるのは難しいですけどね。」
作者「んじゃそれで決まり。来年の今頃に自分が立っている場所は自分の意志で立っていると感じる事が出来ている事.........だな。」
メルウィン相変わらず言うのは簡単なんですけどねぇ」
作者「全くもってうぐぅ......」

メルウィン「さて、お茶のおかわりはいかがいたします?」
作者「もちろん飲む。(湯飲みを差し出す)」
メルウィン「(こぽこぽと).........しかし年間を通して確かな充実感を味わうというのも結構難しいですね〜」
作者「.......なぁ。それこそ選択肢の連続で、選んだ後に捨てた選択肢が妙に真実みたいに思えて.......」
メルウィン「隣の花は赤い症候群ですか?(^^)」
作者「最初にあれこれ悩むより言うよりさっさと何かを初めて考えた方が良い様で実はそうでもなかったり。」
メルウィン「絶対という言葉のない世界ですよねぇ。」
作者「(ふう......っと)今これを日本で書いている選択肢だってちゃんとあったんだよなぁ。もしくはアメリカの別の場所だったり。今此処にいることが本当に良かった選択肢だったのか.......」
メルウィン「とは言え一度選んだらもう変えられない訳ですし、悩むだけ時間の無駄という可能性も。(同じくふぅ.....っと)」
作者「........現実的だな、お前(汗)。ま、その通りなんだろうけどな。こうやって時々そんな事を思い出していけば少しは悩みも晴れるようになるかな。」
メルウィン「そうですねぇ。(くすっ)」
作者「........ちと手遅れな気もしないでもないけど。ま、いっか。(何かこっち来てえらいアバウトになった気もする.........^^;)」



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