よぷよ連鎖理論(初級編)


  ここでは「連鎖」って何?っていう超初心者や、連鎖の練習をしたいけど今更人に聞くのも恥ずかしいって人におすすめです。ぷよぷよは理論だけでは勝てませんが、逆に連鎖のやり方を知らなくては、いつまで経ってもフィーリング連鎖から解脱出来ません。今回は対戦プレイを想定して7から10連狙える中級者(だよね)まで鍛えます。

目次

 1.下準備(20sec以内に5連以上作れない人はここから読んで下さい。)

 2.階段消し1(基本編。5連階段消し)

 3.階段消し2(少し応用編。)

 4.対戦での心得(ロクな事教えてない様な気も...汗)


1.下準備

 今回の主旨は連鎖が組める様になるのは勿論の事、対戦で勝てる様になるのが最大の目標。という事で....

 連鎖が組めても遅ければ全く意味が無い!!...訳。

 そういう事なので、ぷよぷよを積むのが遅い人はまずそこから鍛えましょう。

 練習方法:ひたすらとこぷよ 

 とにかく、とことんぷよぷよをプレイする事。最初は連鎖を狙わなくてもいいから同色を綺麗に積む練習をしましょう。LV80以上になっても余裕で耐えられる様になったらO.K。かなり鍛えられているはずです。又、フィーリング連鎖もかなり出来る様になっていると思います。

 What is フィーリング連鎖

 2連鎖のリーチを無造作に積み上げて運任せで消していく戦法。安定性はこれっぽっちも存在しませんが、時には思いもよらない超速攻で相手に岩ぷよ*2位(相殺不可なら致命傷)降らせる事もあります。とにかくスピード勝負なのが特徴。結構相手に嫌がられるやり方。

 はっきり言ってフィーリング連鎖はメイン戦法としては役不足。しかし、後で述べる階段消しを潰された(潰れた)時や、相手がフィーリング連鎖を使ってきている時、又は相手が自分より明らかに実力差がある場合に割と有効的。安定しない代わりに何が起こるか分からない為、偶然勝ちし易い訳です。一応覚えておいて損はないと思います。

  

2.階段消し1 

 とりあえずこれが連鎖の基本中の基本です(威張って言う程のものでもないが^^)。

   A    図1

  AB  

  AB

  AB

 当然これでBを消せば2連鎖になります。そして、この積み方を応用していき、階段消しに繋げる訳です。

 What is 階段消し

 階段消しはぷよぷよの連鎖形式で最も広く使われていると思われる形式。ぷよぷよの連鎖の基本はやはりこの階段消しにあると思います。

 で、基本パターンは以下の通り(5連パターン)

   ABCD  図2 これでEを消せば5連鎖。

  ABCDE    

  ABCDE

  ABCDE

 次に、階段消しの長所と短所を並べてみました。

 ・階段消しの長所

  ・安定している:戦法的には最も安定していると言えると思います。

  ・手軽に作れる:2連の基本パターンの繰り返しなので簡単。

  ・連鎖数を重ね易い:大連鎖を狙うのに適しています。

  ・一撃必殺:攻撃力はかなり高いです。

 ・階段消しの短所

  ・実力差がすべて:偶然要素が低い為、自分より強い相手に同じ戦法で

              勝てる確率はかなり低いです。          

  ・潰されると終わり:途中で潰されるとリカバリーが難しい。特に平面的に

              積んでいるので掘り出すのが一苦労。

  ・積む速度が遅いと全く勝てない。

 言わばこの階段消し、相手に対しても自分に対しても一撃必殺な「諸刃の剣」と言えるのかもしれません。ちなみに、ぶよラーの中にはこの階段消しを「女神転生」の精霊合体の如く邪道!と認めない人もごく少数ですがいる様です(ちょっと意味不明かも^^)。

 で、やはりポイントは速度です。実際3連以上であっさり潰されてしまう為、同じ戦法を使ってくる相手以外にはあまり有効とは言えないかもしれません。階段消しをメイン戦法とするならとにかく速さを鍛える事です。だからこそ、その練習用にとこぷよをおすすめします。

 目安は5連なら15から20sec。これ以下ならとこぷよ。

              

3.階段消し2 

 さて、5連階段消しに慣れたらもっと上を狙ってみましょう。

まずは下の図を。

       E   図3

       F

      GG

   ABCDG

  ABCDEF

  ABCDEF

  ABCDEF

 これでGを消せば7連。御存じの通り、ぷよぷよでは6列までしか横に並べられません。従って、基本2連応用だけでは5連鎖が限界になります。これ以上の連鎖を狙う場合、上記の様に2段目に連鎖を繋げます。これを「切り返し」と言います。

 で、切り返した後はさらに2連応用パターンで繋げるのですが、

    IH      図4(10連パターン)

    JIGE

   JIHHF

   JIHGG

   ABCDG

  ABCDEF

  ABCDEF

  ABCDEF

 ちょっと(か?)見にくいですが、この様に出来るだけ低く組むのが連鎖数を重ねるコツです。

・10連以上狙う場合の留意点

 ここで新たな問題が生じてきます。それはぷよの「色」が重ならない様にする事です。例えば、図3のDとFが同じ色だと、Fを消す時Dがつられて消えてしまう為に連鎖が途切れてしまいます。又図4のBとI、CとHが同色でもダメです。色数の少ないモードで対戦していると頻発する現象なので注意して下さい。

 ちなみに今回の図は左から連鎖を組んでいますが、大連鎖(12以上)を狙う場合から始めないとうまくいかないと思います。

 

 最後に、中級者同士の対戦の場合、7から10連位の勝負になると思います。図4のパターンだと(アドリブでは)12連位が限界ですね。14連位をやるには事前に積み方のモデルケースを覚えておかないと難しいと思います。

   

4.対戦での心得 

 以上がぷよぷよにおける基礎連鎖理論です。月並みに言えばあとは練習あるのみです。

 で、最後に、今までのまとめも含め対戦時のアドバイスをさせて戴こうかと。

1.階段消しにこだわらない。

 階段消しには欠点も多く、ある程度の腕を持ったフィーリング連鎖主体のプレーヤーには不利です。この場合は階段消しにこだわらず、相手の戦法に応じたやり方をとった方が良い場合もあります。

2.相手の連鎖が来ても慌てない。

 もし相手の連鎖が自分より先に始まっても慌てない事。7連以上ならすべて消えてこちらに降ってくるまでそれなりに時間がかかります。先に相手が仕掛けてきても慌てず対処しましょう。

3.窮鼠猫を噛むのはフィーリング連鎖。

 相手の実力が自分より段違いの場合は、フィーリング連鎖で挑んでみるのも一つの手です。偶然要素が強い分、偶然に勝てる事もあります。コツとしては4連位の先手を打つ事。階段消しを途中で止めるってのもアリです。ですが、はっきりいって嫌われる戦法なので、相手が友達の場合は良く考えた方がいいかもしれません(^^)

  

 とりあえず今回はここまでです。さて、ここまで色々述べてきましたが、いかがだったでしょうか。ここまで読んで下さった方(おられましたら^^)深く感謝致します。もしよろしければ、御意見、ご感想下さい。ではでは。  

  

 

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