記9月分

今月も観戦レポートの所為で凄く重いです^^;。

本当に野球って…。

2007年9月1日(土曜日)


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最後まで何が起こるか分からないっすねぇ(´ー`)。
仕事終わったのが8回表終了時で、「こりゃ、達成は明日かなぁ」とか思って家に帰って速報見てみると、
そこからまさかの打者一巡の大逆転劇&記録達成が待っていたとは。

見に行けなかったのは悔しいですが、こんな試合展開では正にグゥの音もなしです(´ー`)。おめ♪

達成が勝ち試合で本当に良かった。
   

 

市民球場観戦レポート(9/2 対中日戦)。

2007年9月2日(日曜日)

予定通りに行って来ました(´ー`)。2000本安打達成後って事で、観客動員や盛り上がりを心配してたけど、これがなかなか満足度の高い後夜祭でした(´ー`)。昨日はどうしても行けなくて、球場で見届けること適わずだったけど、そんな傷心も幾分かは晴らしてくれる内容だったし。

・心配していた客入りはそこそこ。

昨日、記録達成&4時間を越える長丁場という事で燃え尽きというか、今日はガラガラだったら寂しいなーと思っていたら、今日も外野はほぼ満員でそこそこの客入り(15000人程との事)。内野の空席が目立ってはいるものの、1塁側は大体埋まっていたし、3塁側が埋まって無いのはまぁ仕方が無いって事で。

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ちなみに外野席のドラゴンズファンは普段より多めでした。こちらは昨日ドラゴンズファンが殆ど入れてなかった反動かな^^;。

・2000本安打記念カップ。

開門後に席を確保して試合開始を待つ間、妙にビールのカップを持ってる人が多いことに気付くおいら。それに、普段はビールを飲んでるのを見ない人まで手に持っているので、おかしいな…と思ってよく見てみると、いつもの選手の写真入りプラスティックカップが、どうやら前田2000本安打記念バージョンになっていた模様。そう言えば、昨日記録達成したのが8回裏という事で、昨日分は殆ど販売できなかったみたいで。しかも、今日に限ってはビールだけでなくジュースやお茶を買った人にもこのカップに注がれており、大人だけで無く小さな子供も嬉しそうなカップを持ってました。

0902_02.jpg (24265 バイト)←前田2000本記念カップ。

…って事で、せっかくなので4つ程確保しました^^。中には、ジュースを買ってカップは未使用のままくれる売り子さんもいたりして実に分かってると言うか親切(基本は缶は回収だろうからルール違反かもしれませんが^^;)。

・先発は大竹vs中田。

さて、今日の先発は予想通りに大竹vs中田。大竹は先週の悪夢があっただけに、反応的にはやっぱり微妙でした^^;。

ともあれ、これが今日のスターティングオーダー。
カープ:梵(6)、東出(4)、アレックス(8)、新井(5)、前田(7)、栗原(3)、嶋(9)、倉(2)、大竹(1)。
中日:井端(6)、荒木(4)、中村紀(5)、T・ウッズ(3)、森野(3)、李炳圭(8)、英智(9)、谷繁(2)、中田(1)。

0902_08.jpg (24824 バイト) 0902_07.jpg (11422 バイト)←またもや深谷さんが…^^;。

昨日逆転の3ランを放った嶋がスタメン起用&久々の大竹−倉バッテリーが注目ポイント。倉ファンとしてはこれが見られるなら、今日来た甲斐があったというもので。中日は相変らず福留がいないのがやや迫力不足なものの、試合前の練習だと柵越えをぼんぼん出していたので要警戒。昨日のまさかの大逆転劇で相当気合も入ってるだろうしなぁ…。

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←本当に練習では良く飛んでた。

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しかし、昨日の勢いが続けば…ね。

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↑あと、試合前にはスライリーが2000本達成祝いのパフォーマンスを見せてました。

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・良くも悪くもらしさを見せた大竹。

さて、バッテリーが変わって期待と不安半々の大竹でしたが、結論から言ってしまえばどちらの予感も的中。非常に”らしい”と言えばらしい内容ですた(´Д`)。

まず良かった点は、キャッチャーが倉だったからか一貫して攻めのピッチングだった事。直球とシュートを使い分け、内角をきちんと突いてストライク先行が多く、また0−3からでもそこから逃げずにストライクを投げ込んで三振を奪った事もあったりと、大竹の本来の持ち味が出されてました。三振数も5回2/3で8つと上々の数字だし。特に、1回表に中村紀を見逃し三振に討ち取ったストレートはお見事。今日はイケるって予感を感じさせました。

0902_10.jpg (8487 バイト)←ベテランらしいリードを見せた今日の倉。

また、5回表以外はランナーを背負った後も、今日は比較的落ち着いてましたね。

悪かった点は、やっぱり突然崩れるノーコン病って事ですか。5回までは安定していたのに、英智のショートゴロを梵がエラーしてから(ただ、これはかなり難しい打球だったけど)、ワイルドピッチ2つで2失点と自滅。谷繁の時のはファールに見えたし(パスボールで1塁線にバントした様な転がり方をするとは思えないんだけど)、倉にもしっかり止めてやれよと言ってやりたい部分はあるのでともかくとして、梵のエラーの後のワイルドピッチは完全にいただけないっすね。アレは正真正銘の暴投なので(谷繁が仰け反って転んでたし^^;)。

後は、やっぱり6回表の3者連続四球。失点した次の回に連続三振を奪って2死ランナーなしと完璧に立ち直ったかに見えた後でのコレは非常に痛いです。それでも、中村紀に対しては審判の判定が微妙で出した四球だったのに、段々と制球が乱れて森野の時は完全にストライクが入らなくなっていました。ここら辺の脆さは相変らず直ってないたみたいっすね。

結局、大竹はここでマウンドを降り、次の佐竹が後続を断って無失点と事無きを得ましたが、首脳陣にとって一番痛かったのは、今日の出来から言うと7回から8回、もしくは完投まで期待していたのを一瞬で覆されてしまった事じゃないですかね。試合後のブラウン語録でも、「もっと投げて欲しかった」とのコメントが残ってますし。

ちなみに、試合後のコメントを見ると相当へこんでるみたいデスが、それでもゲームを壊す前に下りて勝ち星が付いたツキはあるし、良かった部分もあったんだから、その辺はきちんと分析して次に生かして欲しい所っすね。何せ、数字的には中日打線をわずか2安打2失点(しかもタイムリー無し)ですから。

…まぁ、4四球とワイルドピッチ2つって辺りは、まだまだ”永遠のエース候補”のキャッチからは脱却できそうも無いですが(´Д`)。

0902_26.jpg (6748 バイト) 0902_27.jpg (11042 バイト)←いい加減、一人前になって欲しい所ではあるんだけど。

・2000本安打は所詮通過点。それを見せ付けた前田。

アンチ2ちゃんのおいらとしては、神、神と安易に叫ぶのは本意じゃないんですが、今日ばかりは叫ばずにはいられないというか(´Д`)。今日の前田様にはただ感激させられるばかりで。

まず1回裏の1打席目、2死1、2塁で打席が回ると、いきなり2001本目となるタイムリーヒットで先制、更に3回裏の2打席目は2死2、3塁から総立ちのライトへ3ランホームランを放ち、昨日の2000本安打達成から、なんと3打席連続タイムリーで6打点。更に4打席目もタイムリーヒットで今日だけでも5打点。梵のHRを除いた全ての打点をたたき出してしまいました。

やっぱり、前田にとって2000本安打なんて通過点に過ぎないって事を見せ付けられましたね。野村謙二郎の時や他の選手の達成時にも、現役選手に対しては良く「通過点」とは表するものの、前田はそれを自らのバットでアピールして見せてくれました。

…という事で、3000本安打はともかく、当面見据えているのは衣笠氏の持つ球団記録って所でしょうか。その時こそは万難排して見届けたいですねぇ(´Д`)。

ただ7回裏のタイムリーは、投げた菊地のピッチングが甘いです。好調の前田相手に1−2のバッティングカウントから、あんな高めの絶好球を投げるなんて一体何を考えてるんだか。昔の前田だったら、「プロの投げる球じゃない」と見逃してたんじゃないかなーとか思ったり思わなかったり(´Д`)。
前田を高く評価している落合監督らしくないというか、あの程度の投手を送り込んで本気で討ち取れると思っていたなら、随分と勝負勘が鈍ってきてるなと言わざるを得ないというか。多分、前田本人も打った後で「舐めんな」って思ってたんじゃないでしょーかね^^;。

0902_18.jpg (13738 バイト)←やっぱり凄いです、この人は。0902_17.jpg (21596 バイト)
                                             ↑正にリアルヒーロー。

・なんだか、欽ちゃんの仮装大賞のノリだった5回裏。

5回裏終了後には、サーファー姿のスライリーが登場。そして球団職員が4人でいそいそと青いビニールシートを持ってきて何をするのかと思えば、職員の人達が左右からビニールシートをゆらゆらと波の様に揺らせて、その上でスライリーがサーフィンして乗りこなしたり、転んだり。
更に、球団職員の操る波も津波になってきたり、スライリーもその都度違ったパフォーマンスを見せたりと、なかなかの芸の細かさ。

そんな、何だか欽ちゃんの仮装大賞って感じのノリに、思わず苦笑してしまうものの、個人的には昨日の2000本お立ち台といい、こういう貧乏くささ手作り感はカープらしくて嫌いじゃ無いですがね(´ー`)。金は無いがアイデアで勝負というのが、広島東洋カープの伝統ですから。

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←この手作り感がなんともカープらしいというか^^;。

・今日の影のヒーローは李炳圭^^;。

イ・スンヨプの影でイマイチ目立たない”韓国のイチロー”こと、李炳圭。見出しは嫌味でもなんでも無くて、今日の勝敗の最大の分岐点は彼の打席でした。
6回表、大竹の3連続四球の後でバッターは6番の李炳圭。それに対して、ブラウン監督は大竹を諦めワンポイントで佐竹を投入。得点差は僅かに2点なので長打を食らえばたちまち同点、もしくは走者一掃で逆転となってしまう可能性も極めて高い(2死なので、ランナーが一斉にスタートしてしまう)絶体絶命のピンチで、彼は初球と3球目の
明らかなボール球を2球も振って三球三振”してくれ”ました。正直、初球を見逃されていたら大ピンチだっただけに、あの後はライトスタンドのファンは「ナイス佐竹!」よりも、李炳圭に「字が読めないけど、ありがとう〜!!」と叫んでたりして^^;。

0902_32.jpg (6573 バイト)←皮肉抜きでマジで助かりました^^;。

ちなみに、7回裏の時はグラウンドに落ちた風船を拾うのを手伝ってました。
やっぱりいい人なのかもしんない^^;。

・7回裏の風船拾いといえば…。

いつも思うんデスが、広島市民球場のジェット風船の回収スタッフって少なすぎですよね。福岡ドームだとこの何倍もいたとの事ですが、実際、拾いきれていない事も多いです。
もし人件費の関係で増員が難しいなら、観客からボランティアを募ったらどうかなーと思うんですが。実際グラウンド整備は観客から募集してる訳だし、風船拾いも毎試合数名程度で募集してみてはどうですかね。終了時には粗品程度で。廣島赤アフロ隊とかが真っ先に手を上げそうですが、1年に1度かそこらはやってみたいって人は結構いると思う。

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↑まぁ、新球場は立地の関係でどうなるか分からないんですが。

0902_29.jpg (29417 バイト)←ちなみに、市民球場では他球団のファンも飛ばします^^;。

・随分と対照的だった中継ぎ陣。

前田1人に4失点し、大竹と競り合うかの様に四球を出しまくりながら、中田を引っ張り続ける落合監督。7回裏に梵の駄目押しHRと東出のヒットを受けてようやく重い腰を上げたものの、結局三番手の菊地が捕まって6−2。今日の試合をほぼ決めてしまいました。

その後も8回から出てきた久本も2安打1四球とピリっとしなかったし、昨日の終盤に8点取られた事も含めて、確かに
今の中日の中継陣だと、岩瀬まで繋け様が無いので先発が頑張るしかないって事ですか(´Д`)。落合監督の苦悩がまるで手に取る様に理解出来ました^^;。

それとは対照的に、カープの方は佐竹−横山−青木勇 −永川と1人のランナーも出さない完璧なリリーフ。先発の出来は正直どっこいどっこいなものの、中継ぎ以降は完全に中日を圧倒してましたね。

・また永川−倉がやってくれました。

さて昨日は出番が無かった事もあり、4点差ながら9回表に登場したのは守護神永川。前にも途中出場した倉が永川とのコンビで無駄球無し投球を見せてくれましたが、今日もあのノーコンストッパー、永川がボールカウント無しの僅か7球でゲームセット。毎回観客の寿命を縮める永川だし、今日もすんなりと終わらないと思っていただけに、少々拍子抜けした程だったりして^^;。

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                 ↑まったく、いつもこうだと有り難いんですけどね^^;。

・初球の内角が効いていた倉の強気のリード。

今日の倉のリードは初球は内角のストライク狙いで後は外角中心。実は今日の試合はこの繰り返しで、後で振り返れば単調と言えば単調だったものの、初球の内角攻めがよく効いてました。実際に球場で見ていた印象だと、今日の倉は若いピッチャーに対してはストライクをどんどん要求して、一切の逃げを許さないリードって感じだったし。それと同時に、佐竹や横山の時は無理に攻めずにリードのパターンを変えたりと、ベテランらしさが光ってました。
いずれにしても、今日は攻め抜いて守った勝ち星で、打撃面では無安打という事もあり、目に見える部分での活躍が無かった反面で、数字に出ない部分では投手陣を良く引っ張って勝ちへ導いただけに、その辺はちゃんと評価してるのかなーと。

追記:それと、投手がピンチでもまったく動かないウータン君に比べて、やっぱり倉はこまめに動いてましたよ。少しでも大竹の様子がおかしいと思ったら、すぐに立ち上がってジェスチャーで励ましてました。インサイドワークに関しても差は歴然としてます。

・勿論、今日のヒーローは前田!

今日のヒーローは勿論、2日連続となる2000本男、我らがキャプテンの前田様。昨日満員に埋まったファンに対して多くの言葉では無く、バットで存分に恩返しをして見せる所が、流石はサムライっすね。

0902_35.jpg (13204 バイト) 0902_36.jpg (12013 バイト)←文句無しの2夜連続のヒーロー!

男は言葉では無く、行動で証を立てるもの。今日は見事にそれを見せてくれました。

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                                                     ↑コンゴトモヨロシク♪

0902_37.jpg (8333 バイト)←しかし、前田さんセクハラ疑惑(嘘^^;)。

・福留を欠いて迫力不足の打線に、崩壊しつつある中継ぎ陣の中日。

ともあれ昨日今日と、カープが強いというよりは、中日が首位を争ってるチームとは思えない位に弱かったという方が正しいのかもしんないですね。打線はやはり福留を欠いてる事と、時々打つものの、李炳圭がやはりブレーキになりがちになってる事、そして谷繁の衰えが目立ってきている事と弱点が見えているのに加えて、投手陣では中継ぎ陣が崩壊していて、試合のテンポを悪くしてしまってますし。

多分、中日の方はこの3連戦は「前田に2000本達成させてやってもいいが勝負はうちが貰う。3連勝か、最低でも勝ち越し」と見込んでたのでしょうが、それだけの力も勢いも感じませんでした。

0902_42.jpg (39182 バイト)←りざると。殆ど文句無しの快勝。

・進歩が見える東出と、不安が残る梵。

割と理想的な展開だった今日の試合において、不安材料としてはトップバッターの梵です。確かに今日は、7回裏に貴重なダメ押しホームランを放ち、その次の打席でもヒットを放って勝利に貢献はしたものの、三振か長打かという長距離バッターへと一直線で、チャンスに弱い3番バッターの出来損ないって感じになってしまってます。守備に関しても相変らずファインプレーかエラーかと安定感に欠けてるしで、まぁ若い頃の野村だといってしまえばそれまでなんですが(´Д`)。

対する東出はセカンドゴロゲッツーはあったものの、堅実な出塁と走塁で5打数2安打、1四球に1盗塁とチャンスメイクをしていて、特に走塁に関しては行けると思えば思い切って狙う大胆さや、足が速いのに盗塁技術が下手な為に刺されまくっていた去年に比べて進歩が見えており、まだ打率的には物足りなさはあるものの、方向性としては非常にいい形で2番バッターとして育ってくれてます。

長くコンビを組ませている割には、随分と対照的になってきているので、この辺はきちんと話し合って修正すべき所は修正して欲しい所デスね(´Д`)。特に梵の場合は繋ぎの意識が目に見えて足りないですし。野村謙二郎の後継者候補として名乗りを上げたのに、チームプレーの欠落が弱点になってきているというのは、やっぱり間違った方向に進んでるのではなかろーかと不安にもなろうというもので。

・帰りは、そごうの入り口に吸い寄せられ。

観戦後、広島そごうの入り口に何だか人だかりが出来てると思ったら、前田の2000本安打達成記念でメモリアル写真が多数掲載されていました。
…しかし、入団当時の写真を見たけど、みんな若い(´Д`)。山本監督や前田だけじゃなくて、佐々岡さんやら浅井コーチやらも、未だに少年の面影を残してみんな若い。

まだ掲載されているかどうかは分かりませんが、興味がある人は必見です(´ー`)。

次は年に一度の聖地観戦オフ会という事でonidaさん達を招いての9/8と9/9の横浜戦。
9/8はレッドストーム・ディって事ですが、本当に真っ赤に染まるといいですね。
   

 

カープにしては太っ腹やね。

2007年9月4日(火曜日)

■前田選手2,000本安打達成記念ポスタープレゼントのお知らせ

3連戦でそれぞれ全員にプレゼントというコトは、9/8、9と2日行くので2枚貰えるって事ですな(´ー`)。
全員にプレゼントとはカープにしては太っ腹だけど、殆ど消化試合状態で観客動員が伸びそうにも無い横浜戦へのテコ入れも兼ねてるんでしょーけどね(´Д`)。

勿論、こういう商売は否定しませんが(´ー`)。
むしろ、もっとやれヽ(´ー`)ノ。
   


[久々に酒ネタ]ロンドン塔に女性衛兵が誕生した事で…。

2007年9月4日(火曜日)

■ロンドン塔に女性衛兵が誕生

…となると、ドライジンで有名なビーフィーターも
彼女の絵を入れた記念ボトルとか出ませんかね。
それを使ったマティーニとか、結構流行りそうな気がする。

女性向きだけに、ヴェルモット選びがポイントになりそうですが。
もう殆どジンストやんって位にドライ化してしまったマティーニに(ヴェルモット嫌いのチャールズ王子がやった、ヴェルモットのボトルをちらっと見ながらジンを飲むのが究極のドライ・マティーニと言われてるし)一石を投じるかも。
    

 

今月買って来たゲーム:起動劇団はろ一座 ガンダム麻雀+Z さらにデキるようになったな!

2007年9月−−日(−曜日)

タイトルなげーよ(´Д`)。
昔べーしっ君でもネタにされた機動戦士SD(すーぱーでぃふぉるめ)ガンダム ガチャポン戦士スクランブルウォーズ並み。今時少ないだろーけど、店頭でタイトルを最後まで言えといわれたら、「それなんて罰ゲーム?」ってな感じで。

…閑話休題。

さて、前作の時から目はつけていたガンダム麻雀。前作は結局スルーしてまったけど、今回は発売日に買ってきました。ゲーム内容としては、ファースト、Zのキャラを使っての麻雀ゲームで、作中の名台詞が対局中の台詞に置き換えられて、フルボイスで収録されているのが特徴です。

とりあえず、遊んでみた感想としては…。

まず、ガンダムの台詞と麻雀ってやっぱり相性がいいっすね。大部分の台詞は麻雀ゲーム用に改変されてるものの、意外とそのまんまでもイケるし。また、コレクション要素のMSフィギュアがただの通貨代わりかと思えば、それぞれのフィギュアが特殊効果を持っている装備アイテムとして差別化されてるのもいいですね。これで戦略性が随分増してます。

シナリオモードは、薄っぺらい漫才に見える中で、劇場版との違いがネタになってたり、「はにゃーん」と呼ばれて照れたり、クワトロと痴話げんかを始めたりする萌えキャラと化したハマーン様とか、「昔は木を削って模型にしていて、プラモデルと着て今は完成品か…」など、結構ニヤリとするネタが多いです。壺を割られて「ぎゃん!」のマ・クベとかも面白かったし。
また、比較的マトモなアムロに対して、カミーユのぶっ壊れ具合も面白かったり、キャラのデフォルメ具合もいいです。少なくとも、良く「分かってる」人がシナリオ書いてるのは間違い無いかと。

ちなみにブライトさんも喋りまくりだけど、これって前作そのままなんですかね。

また、実績機能が地味にいいです。時間、対局回数、勝率、ツモ、ロンの割合、トータル収支など、非常にデータが細かいので、ただ麻雀で遊んでるだけでも楽しみがあるし。

麻雀部分は、まぁ
そこらの脱衣麻雀レベルですかね。キャラ毎の思考ルーチンに差は感じないし、相変らずテンパイ即リーチだし(前作で指摘された程に必ずじゃなくなってるけど)、オーラスでも、逆転の面がないの手で平気でアガってくるし。

あと、なんか微妙に被りが多いです。つまり、暗刻系になりやすい感じ(四暗刻までは出ないけど、トイトイは良く出る)。更に、三色手の多さも結構異常だったりします。まぁ、この辺の偏り傾向は脱衣麻雀にありがちなので、割り切れない人は手を出さない方がいいかも^^;。

BGMは、もちろんガンダム、ZガンダムのBGMからですが、アレンジはスパロボWじゃないけどなかなかの出来。清算画面のBGMもファーストとZ組みで分かれているのも芸が細かいです。シャアのリーチ後の曲がシャアが来る!?だし(颯爽たるシャアでも良かったけど)。

気になる点は、至言技の効果が選択する時にオンラインヘルプで出ない事(マニュアルにも載っていないので、メニューのヘルプで見ないとダメ)と、画面切り替えのテンポが悪い所。特にフィギュアドックへ入る時の演出が、最初はいいけどすぐに鬱陶しくなるんデスよね。ドッグが開いてからブラックアウトの時間があるし。

あと、台詞を喋っている間は対局が止まるので、いちいち鬱陶しいという人もいるかもしれませんが(一応、設定で無しに出来るし、Bボタンでスキップ可)、ただこれは今作の肝の部分だし、これが耐えられないって人はこのゲームに向かないかもしれませんが(´Д`)。

ただ、全体的にテンポは悪めですかね。麻雀パートもボイス抜きでも微妙にトロいので、短気な人は結構イライラさせられるかも。携帯ゲームの割にはプレイ時間も長めですし(1局ごとに中断は出来るけど)。それと、インターフェイスも不便気味。システム面では非常に丁寧に作られてる割には、不親切さが目立ってます。

それと、シナリオモードのキャラ描写は面白かったですが、麻雀パートでは個性が感じられませんでしたかね。割とみんな同じ様な手を打ってくるし。この辺は、ぎゅあんぶらぁ自己中心派辺りを参考にして、もっと個性を生かして欲しかったです。

…って事で、麻雀部分は脱衣系と替わらないイカサマ麻雀ですが(フリーモードで至言技のオン、オフは可能)、ガンダムのキャラゲーとしてはなかなかの良作です。ある程度1人用のシナリオモードをやり込まないとダメですが、フリーモードもルールが細かく設定できて実績機能があるお陰で暇つぶしにももってこいですし。

P.S
ああそれと、メニュー画面のナビゲート役は
劇場版のフォウが煩いくらいに喋ってくれるので、気になってる人はそのつもりで(´Д`)。

■総合評価:(10段階評価)
・グラフィック:7(UI、キャラグラ共になかなか)
・ストーリー:7(薄っぺらい漫才の中にも、キラリと光るマニアックネタがいい)
・サウンド:8(DSにしては喋り捲りのボイスと、アニメのBGMアレンジの出来もなかなか)
・操作性:6(インターフェイスは結構不便。またタッチペンで遊ぶには牌が小さすぎるし)
・ゲームバランス:7(運の要素が非常に強いのは、まぁ絶妙っちゃ絶妙なのかなぁ)
・お買い得感:8(一人用、対戦用いずれもボリュームは多い。コストパフォーマンスは高め)
・総合:7(ガンダムのキャラゲーとして割り切れれるならば。対戦ツールとしての存在感も)
・プレイ時間:実は、普通にシナリオモードを遊んだだけでも30時間位は遊べるボリューム。フィギュアのフルコンプまでは遠い道のりだし。1人プレイでもかなり長く遊べるゲーム。
       

 

荒木飛呂彦氏はもっと色々起用されてもいいと思う。

2007年9月7日(金曜日)

■米科学誌に荒木飛呂彦氏の絵
http://www.cell.com/webfiles/images/covers/cell/cell.130.5.lrg.gif

うわ、スゲェェェェッッッ(゜Д゜)。

…つーか、この位にはっちゃけてるノリは大好きです(´ー`)。もってやって欲しい所っすね。

あと関係ないですが、最近デスノートの作者が『人間失格』の挿絵を描いて売り上げが飛躍的に伸びたそうデスが、
荒木飛呂彦先生には是非『走れメロス』の挿絵を描いて欲しかったり。

いきなり冒頭から、「メロスは激怒した。」(ドギャアアァァァンッッ!!!!!)と怒り狂ってるメロスの絵を持ってきて、んで暴虐の王と対峙している時は(ゴゴゴゴゴゴゴゴ)で背景が埋まってる絵で演出して、あと王の差し向けた刺客が登場する時も、あり得ないポーズで決めた絵を…。

…とか、

(戻って来たメロスに)
観衆:約束とは言え、処刑される為に命懸けで戻ってくるなんて、俺たちに出来ない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!憧れるゥ!!

…その時は、内容も多少絵に合わせた方がいいのかな(´Д`)。
   

 

市民球場観戦レポート(9/8 対横浜戦)。

2007年9月8日(土曜日)

…って事で、気付けばもうそんな時期になっていた、年一度恒例の広島聖地巡礼オフ会。
更に、今年はレッドストーム・ディのイベントも重なっていたので、onidaさんとごちょさんとうちの妹を無理やり巻き込んで参加してきました。

・ファンがチームと球場に感謝する日

今日はmixi発、ファンがチームと球場に感謝する日というコンセプトで、レッドストーム・ディという大規模な観戦イベントが催されました。具体的にはというと、ファンがチームへの感謝のしるしに、普段はあまり埋まらない3塁側2階席を、赤い服を着たみんなで埋めようという観戦イベントです。その為会費はありませんが、チケットは普段の外野自由席より1000円高い2500円也。

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試合開始40分位前に球場入りをすると、廣島赤アフロ隊のyasu隊長をはじめとした地元組、元カープコミュ管理人さんで、かんじ!会のトリーミーさん達県外組の人達も数多く顔を並べてました。

ちなみに、試合後のyasu隊長の発表では150人にのぼったという事で、初回にしては成功といえるのではないでしょーか。開催前には広島市民球場に告知の垂れ幕が下がってたり、中国新聞の記者も取材に張り付いてたりと(あと、田辺一球氏の姿も見ました^^)、なかなか注目を集めたみたいだし。

また、画用紙を配ってCの文字を作ったり、自作の赤いメガネや小さなフラッグを配布したりと、実行委員会の方々の意気込みも感じましたね。

0908_29.jpg (28005 バイト)←外野から見たら、ちゃんとCに見えるらしい^^;。

…ただ盛り上がっていた反面で、実際に参加してみて、ちょっとどうかと思った部分が多かったのも確かで(;´Д`)。
それについては以下に。やっぱり、応援団近くの外野席と違って、内野席って応援が盛り上がってたらそれでいいじゃんは通用しないと思うんデスよね…。

・コンセプトは賛同します。だけど、すこーし無神経では無かったですか?

ファンがチームや球場に感謝する日を作って、普段客が入らない席を皆で埋めてあげよう。
その気持ちを否定する気は無いし、寧ろイベントの趣旨として共感はしてます。カープファンならではの企画とも言えますし。

…だけどね。3塁側2階席の一番端に100人単位で陣取って、外野席と替わらない応援をするってのは、
ちょっとビジターの横浜ファンに対して無神経すぎませんでしたかね?多分、位置的にすぐ側に陣取っていた横浜ファンや応援団には嫌がらせというか、ぶっちゃけ迷惑だったと思うんデスが。

そもそも、横浜スタジアムみたいに入り口が分けられてはいないものの、広島市民球場は1塁側がカープ、3塁側がビジター応援席と暗黙の棲み分けがあるはずだし。確かに空いてる席を埋めるのは決してルール違反ではないですが、外野席と替わらない応援スタイルで応援するとなると、やっぱり邪魔だったというのは否定できない所で。

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↑すぐ側が横浜応援団。                      ↑3塁側内野自由席にもカープファンが多数だったのはびっくら。

…という事で、来年またやるのなら、素直に1塁側の2階席にしましょうよと(´Д`)。あっちも200人くらいなら平気で埋まる位にガラガラだった事だし。ここなら外野仕様でカープの応援やったって問題はありませんから。今回陣取った場所は本来、横浜ファン(と言うか、ビジターチームのファン)の為にあるスペースです。最初にこのイベントを聞いた時は、バックネット近くの境界線の辺りを取ってるのかと思ってたんですが、一番端っこだったのは正直引きました。

よかれと思ったイベントなのは分かりますが、この前の前田の記録達成の日や最終戦など、ぎっしり埋まる日はビジター席までカープファンなのは仕方が無いとしても、今日の様なそれなりに空席がある日に3塁内野席の一番奥をカープファンで埋めようってのは、微妙にズレてる気はします。むしろ、そっちの席埋めは球団が努力して、ビジターにもっと来て貰う努力をすべき場所です。勝手にライトスタンドへ潜りこんで来て、「カープファンは冷たい」と言い放った阪神ファンは論外としても、まだ広島市民球場の体質はビジターに優しくは無いですし。

自画自賛じゃ無いですが^^;、8/21の二河球場のゲームで、手作りのボードを並べてカープよりもまず横浜ベイスターズを歓迎した呉市民の姿勢は見習って欲しい所っすね。
まぁ、こういう日だから埋めてあげたいという気持ちとは相反するかもしれませんが。

それともう1つ。上段の空いてる席をやたらと広く使って一生懸命応援していた人達にもお小言を(´Д`)。一応指定席なんだから、空いてるからって自由に陣取っていいって訳でも無いですよ(´Д`)。
まぁ、実質は空いてる席に自由に座ったりしてる人は多いですが、ああいう地元マスコミも来ていたイベントではちょっと控えた方がよかったんじゃないかと。結構目立っていただけに、外野自由席と同感覚で使ってると悪い模範になってしまうので一応(´Д`)。勿論、複数席分のチケットを確保していたなら別ですが。

盛り上げに水を刺す様で心苦しいんですが、それ故に周りが見えなくなるのも困るので、まぁ嫌われ覚悟で提言を。

・これが前田ポスター効果か。

ちなみに、この日の観客は満員とはいかなくてもそれなりの客入りで、昨日に引き続いて16000人程度は入ってました。やっぱり、2000本達成記念ポスター全員プレゼントの効果ですかね。週末とは言え、殆ど消化試合に近い横浜戦だと10000人程度入ればいいトコって所だろうし、このポスター効果で5割増位の観客増にはなってたんじゃないでしょーか。カープにしては太っ腹というイメージに加えて観客増員も達成した、いい企画だったんじゃないかと。目ざといとか言わるでしょうが、もっとやったらいいと思います。なりふり構わず色々出来るのは、昔石本監督が街頭で「毛唐を呼ぶから寄付して下さい」と叫んでいた広島カープの特権ですから(´Д`)。

0908_28.jpg (34138 バイト)←外野席はほぼ満員。

…ただ、実はそんなにポスターの印刷は良くは無いので、1000円で買おうって人は過剰な期待はしない方向で(´Д`)。まぁ、有料版は違うかしれませんが。

・先発は高橋建vs山口。

レッドストーム・ディの感想で前置きが随分長くなってしまいましたが、ここからがゲーム内容レポート。今日の先発は高橋建vs山口。ベテラン対若手対決。今期、横浜戦はあまり相性が良いとはいえないものの、安定している建さんだけに期待は持てるかと。

そして、これが今日のスターティングオーダーです。
カープ:梵(6)、東出(4)、アレックス(8)、新井(5)、前田(7)、栗原(3)、喜田(9)、倉(2)、高橋建(1)。
横浜:仁志(4)、野中(6)、金城(8)、村田(5)、吉村(3)、内川(9)、小池(7)、相川(2)、山口(1)。

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最近のカープのオーダーはライト以外は殆ど不動っすね。やっぱり、アレックスが3番でいい仕事してくれてるだけに軸がしっかりしてきているというか。強いて言えば今なら新井よりは栗原を4番にした方が打てそうって所ですか。いずれにしても、今日のメンバーだとセンターラインが非常にしっかりしてます。

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0908_24.jpg (15329 バイト) 0908_33.jpg (16300 バイト)
↑今回は内野席って事で普段とは違うアングルで結構撮れました^^。

・建さんは正に手負いの狼。

さてカープ先発の建さんは、立ち上がりは制球に苦しんでいきなりピンチを招いたり、また2回には殆ど喜田のエラーとも言えるライト前ヒットを皮切りに続く内川にツーベース、小池には四球と崩れ始めたりと乱調気味。

ともあれ、いきなりノーアウト満塁の大ピンチで、こりゃ4〜5点は覚悟しなきゃならないかなーと思っていたら、次の相川が建さんに直撃のタイムリー内野安打。1失点よりも、建さんがベンチに下がって心配になるものの、数分の治療期間を経て再びマウンドへ。

手負いに加えて、1失点して相変らず無死満塁と絶体絶命のピンチが続いていたものの、そこから闘魂溢れるピッチングで山口、仁志を連続三振、そして野中をセカンドゴロに討ち取り、見事に後続を断ってしまいました。

0908_17.jpg (6682 バイト) 0908_19.jpg (12974 バイト)←土壇場での強さは流石の一言。

まぁ、中継ぎの準備が出来るこの回までっていうのもあったんでしょうが、正に手負いの狼の強さを見たというか、負傷後の建さんは立ち上がりとはうって変わって威圧感のオーラが見える程の気迫を感じました。絶頂期は過ぎて技巧派にモデルチェンジしたとは言え、流石は元エース。土俵際での強さは脱帽ものです。

しかも結果で言えば、ここが今日の勝敗の分かれ目になりましたし。

・山口にはノーヒット・ノーランやられるかと思ったがしかし…。

さて、そんな気迫を見せた建さんに報いるべく、反撃開始…と言いたい所デスが、序盤のカープ打線は横浜先発の山口に手も足も出ず、4回終了まで僅かに四球1での出塁のみと、完璧に抑えられていました。
その後、4回裏から2順目に入っても打てる気配もなく、まさかこのままノーヒット・ノーランされないだろーな…と思ってしまったものの、やっぱり我らが誇る天才バッター相手に、そうは問屋が卸さなかったみたいで。

5回裏、前田が貫禄で初ヒットを放つと、次の栗原がすぐさま2ランホームランで逆転。その後、代打の嶋が三振、倉がライナーに倒れた後で、先ほど喜田に替えてライト出場の尾形がホームラン。これで3−1と、あっという間に逆転してしまいました。

いずれにしても、お見事なのは初ヒットを放った前田と、そのチャンスを確実にモノにした栗原。いつも位の抜け目の無さがあれば強いんでしょーがね(´Д`)。

・そこまで嶋を評価する意図はなんだろう…?

さて、6回からは嶋にリリーフで中継ぎかと思えば、ホームランを打った尾形ではなく、嶋をライトへ。これは首をかしげざるを得ないというか、そこまで嶋に拘る理由ってなんでしょーね?
このまま守り勝つにしたって、肩は嶋の方が強いでしょーが、それでもどんぐりの背比べだろうし。

つーか、そこまでして嶋を復活させたいのなら、内田コーチを呼び戻せと言いたいデスが(´Д`)。

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←今カープのコーチ陣じゃ、多分誰も復活させられないんじゃと思う…。

・それ、市民球場での商売としてはどうよ?

ちょっと閑話休題。今日の試合中、白いキャンギャル姿のおねーさん達がウロウロしていて、どうやら販売しているおつまみを買ったら、一緒に写真を撮ってくれるサービスをやってたみたいで(´Д`)。

…いやまぁ、メイドカフェの商法と似た様なモンだし、別にいいんだけど、でも広島市民球場内での商売でそれはどーよって気もしないでもないんですが。まだ、スライリーが人形売り歩いて、買ってくれた人には記念写真の方が売れたと思う。

せめて、コスチュームはカープ仕様(もしくは赤白のツートン)に出来なかったのかなーと。カープとの関連が全く感じられなかった分、
異常に浮いてますた(´Д`)。

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一応、ALL-INレディと球団公認…らしいけど。

・ゲームを壊さなかった新人達の踏ん張り。

さて、建さんが負傷退場となってしまった後の2番手には、宮崎が登場。2回表に建さんの治療中、ブルペンで動きがあったのでフェルナンデス登場かなと思っていたら、どうやらブラウン監督が選んだのは、宮崎をスタンバイさせるって事だったみたいで。

その宮崎、3、4、5と毎回ヒットで出塁されるものの、要所を抑えて無失点。6回からは上野が繋ぎ、こちらもヒットを打たれながらもリードを守ってゲームを壊しませんでした。圧倒的に球が速いとか、変化球のキレが凄いってのはなくとも、
安定感溢れるいい働きを見せてくれたんじゃないかと。

・久々にドナルド登場。

今日の試合では、久々に準レギュラー(?)のドナルドが登場。馴染みがない遠征組の人は、「なんでドナルドがここに?」ってきょとんとしてました^^;。

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このコンビも大分板に付いてきてる感じはありますね^^。

・今日の倉はプラマイゼロ評価(´Д`)。

そして、その投手陣を引っ張った今日の倉評価は、ちょっと厳しめでプラマイゼロ評価…って所ですかね(´Д`)。確かに、今日の倉は3打数1安打で、リード面でも建さんの突然のアクシデントにも関わらず、今日も最後まで投手リレー上手く引っ張り、チームを快勝へと導いた手腕は流石と思う反面で、その後の投手リレーを守備でマズいプレーが目立ったので。

キャッチャーフライのポロリは倉の悪癖というか、実際は言う程簡単なフライじゃ無かった気もするけど、まぁプロならアレは取ってもらわないと困るってもので(;´Д`)。

あと野中の盗塁の時は、2塁送球時に一瞬動きが止まりました。それで微妙判定だったんだから、止まらなきゃ悠々アウトだったんですよね。おそらく、諦めて投げるか投げないかを一瞬考えてしまった所為だと思うんデスが、結局丁寧にコトを運ぼうとしすぎて逆にエラーの原因になってるんじゃないかって気が。

ともあれ、いずれも事無きを得てますし、エラーの後の打席では追加点に繋がるヒットも放ってるので帳消しでしょうが、どうも、去年からこういうミスが自分自身の足を引っ張ってますな。ファンとしては心配な所。

・終盤からは、勝ちパターンのリレーで逃げ切り。

7回からは、上野が野中に四球を出した所で降板。後は横山−青木勇−永川の最近の勝ちパターンリレーで逃げ切り。林−梅津と比べてやっぱり安定感がありますな(´Д`)。最終回の永川もいきなり四球は出すものの、その後はきっちり抑えて無失点でゲームセット。好調を維持してます。

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0908_42.jpg (17735 バイト) 0908_43.jpg (12379 バイト)
0908_44.jpg (22116 バイト)←快勝おめ♪

・カープの投手陣がよかったというより、横浜が拙攻過ぎた。

カープが安打4点とまずまずで、一方の横浜はカープよりも多い9安打で僅かに1点。序盤は毎回ランナーを出して押していたのに、結局は後一歩で無失点に抑えられてた拙攻が響いた形ですかね。

やっぱり、2回表の建さんを打ち崩せなかったのが全てというか。そう言う意味でも、今日は建さんが影のMVPです。

・新井には少々残酷な試合だったかな。

最近FAの悩みが顕著に表れていて、相変らず打てる気がしない新井ですが、今日の結果は勝ちゲームとは言え、少々残酷な結果とも言えるかなーと。新井が打てなくても、打線はきちんと機能して勝てるって事を証明してしまったので。

つーか、ハーフスィングでの三振が多すぎ。2ストライクまではブンブン振るくせに、3アウトでは中途半端に止めてスィングを取られてアウト。打てないのは仕方がないとしても、せめてフルスィングで空振り三振しろってもんで。何だかんだで、新井に振り回されるのは相手投手にとっては嫌なもんだと思いますがね。

所詮、新井が中途半端に考えたり悩むだけロクなことにはならないんだから、一心不乱に打ちまくって結果は試合終了後に反省すればいいだけだと思うんデスがね(´Д`)。打てなくてもファンが暖かい拍手を送るのは、そのがむしゃらさに意気を感じているからで。

・今日のヒーローは栗原&宮崎。

今日のヒーローは、逆転2ランを放った栗原と、2勝目を挙げた宮崎。以前の栗原は活躍しても結構美味しい所を持っていかれてましたが、最近はヒーローになる事が増えましたな。この若き主砲の成長は嬉しい限りですが、メジャー志向の強さも報道されてるだけに、新井よりも引き留めに関して不安だったりして(´Д`)。

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また、宮崎もスクランブル登板で良く頑張ってくれましたが、
まだまだ元を取ってるとは言い難いので^^;、しっかり稼いで欲しい所。それに、本来は今日みたいな形で貢献してもらう為に獲得した投手じゃないはずだし。

・ともあれ、快勝おめ♪

去年のかんじ!会のイベントもでしたが、こういう日に快勝するとホッとしますねぇ(´ー`)。
懇親会は無かったものの、夕食の飲み物が祝杯になった事だし。

それと、この3連戦はポスターに釣られたって形かもしれませんが、やっぱりリピーターを呼ぶのは勝ちゲームを見せる。これ以上の物はありませんって。

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←ラッキーセブンを含めて、最後まで押せ押せでしたね。

…って事で、明日に続きます(´ー`)。

■おまけ:今回は内野席で、写真撮り放題だったので、倉のミニ特集を^^;。

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市民球場観戦レポート(9/9 対横浜戦)。

2007年9月9日(日曜日)

さて観戦オフ2日目。今日は当初は外野席での予定だったものの、急遽変更で1塁側内野指定席の観戦に。
市民球場もお勤め終了が近いという事で、今まで座った事がない席があるなら、色々行っておくのもいいかもしれませんって所で。
ちなみに、外野自由席のチケットを予め購入していても、差額を払えばちゃんと交換してくれるみたいです。
…という事で、まずまめちしきとして^^;。

・やっぱり、2階席は見やすくていい席。けど熱中症には注意。

昨日を含めるとこれで4回め位となる2階席での観戦。相変わらず見晴らしはいいですね。

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指定席は上段でしたが、そこから座ったままで結構アップの写真も撮れるし、ファールボールを取れる確立も一番高いし、たまに座るには非常にいい場所です。

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                               ↑世界一渋い構えの種田さんも^^。

…ただ、デーゲームで座るにはかんなり暑いですがね(;´Д`)。ゲーム終盤から頭がガンガンしてきて、軽い熱射病になってしまいました。

それと、2階席は普段は客が少ないので、ゆったりと観戦出来るのも利点だったんデスが…どうやら今日に関してはそうでもなかったりして(´Д`)。

・今日も客は多め。

さて、前田ポスター効果で16000程度入った金、土ですが、今日もなかなかの入り。外野席はあっという間に埋まっただけじゃなくて、内野席も随分と埋まってました(17500人程度との事)。

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↑ラッキーセブンも壮観。

お陰で、ゆったりとのつもりの2階席も1塁側は何故か大半が埋まって、自分達の指定席周辺は結局ぎっしりと埋まってしまいますた^^;。

0909_20.jpg (9816 バイト)←記者の人までしっかりポスター貰ってるし^^。

勿論、普段は一番埋まらない部分だけに、非常に喜ばしい事ではあるんですが。

それと、試合中の発表で今日の試合で入場者数100万人を突破したとの事。去年は最終戦ギリギリだったのに対して、今年はまだ10試合程度は残ってます。

0909_51.jpg (19827 バイト)←今年は110万人が見込めるかな?

前田2000本安打達成がかかった年ってのもあるけど、それだ多くのファンが今年は違うと期待していたからだってのは、しっかりと受け止めて欲しいですがね(´Д`)。

0909_18.jpg (13330 バイト)近くの席にいた倉ユニの少女。若いのに見所がある^^。

・先発は大竹vs寺原。

さて、今日の先発は中国新聞の予測がやや外れて大竹vs寺原。相変らず、相手チームの先発予想の的中率の低さが目立つものの(´Д`)、まぁともかく似たもの同士、永遠のエース候補対決ですな。

0909_08.jpg (10242 バイト) 0909_09.jpg (10573 バイト)      0909_19.jpg (12022 バイト)また、贈呈式もありました。
↑牛島前監督とも仲が良かったマーティーだけど、大矢監督とも? ↑去年、風評被害の為に協力してくれたマーティーへのお礼だそーで。

そして、これが今日のスターティングオーダー。
カープ:梵(6)、東出(4)、アレックス(8)、新井(5)、前田(7)、栗原(3)、喜田(9)、石原(2)、大竹(1)。
横浜:仁志(4)、藤田(6)、金城(8)、村田(5)、吉村(3)、佐伯(7)、内川(9)、相川(2)、寺原(1)。

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カープはキャッチャーが替わっただけ。前回大竹−倉でそんなに悪くなかっただけに、ちょっと残念かな。ただ、昨日懲罰交代になった喜田のスタメン起用は評価したいデスが(実際は、単に左右で選んだだけだろーけど)。横浜はトップバッターと中軸は固定しながら、微妙に弄ってきましたな。

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↑昨日の汚名を晴らし、期待に応えられるか、キダゴー。

■番外:試合前のスライリー。

0909_24.jpg (7481 バイト)こんなにすました顔をしてるスライリーですが、今日は横浜の選手に悪戯し放題だったり。

・その1。

0909_21.jpg (18057 バイト) 0909_22.jpg (17132 バイト) 0909_23.jpg (14797 バイト)
↑勝手に横浜ベンチに入り込み、ふてぶてしい態度のスライリー。

・その2.

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↑ホントに何やってんだか^^;。

・大竹は打たれたものの、落ち着いてた。

さて、見に行った観客にとってはギャンブルって感じの今日の大竹の出来は、相変らず制球の制度が定まらずにカウントを悪くしていたものの、横浜打線の拙攻にも助けられて7回を投げ切って5安打3失点1四球4奪三振と、まずまずの内容。3ボールになった時は山ほどあったものの、結果的に四球が1つだけってのは大竹にしては立派な数字です。

…まぁ、ぶっちゃけ横浜の自滅のお陰で助かったという方が正しい事は正しいんデスが^^;、それでも今日の大竹は落ち着いてました。2回表に村田にホームランを打たれた後もランナーを出さずにぴしゃりと抑えたし、金城に2点タイムリーを打たれた後で先ほどホームランを打たれた村田という局面でもズルズルと崩れず、しっかりとショートフライで断ち切ってました。

制球面ではまだまだ課題は残るものの、出塁された後で浮き足立たず、落ち着きが感じられる様になったのは良い傾向じゃないかと。とにかく、もっと自信を持って投げて欲しい所。

0909_30.jpg (7459 バイト) 0909_31.jpg (8862 バイト)←自信を持って投げろ。最早それ以外には無い。

・どちらもそれなりに踏ん張って見せたエース候補達。

一方の寺原も似た様なもんですかね。こちらもカープ打線の拙攻に助けられながらも6回を投げ切って7安打1四球での2失点8奪三振。こちらの方が打ち込まれてはいたものの、結局梵に打たれたタイムリースリーベースは味方のエラーに近いし、新井のソロ以外は良く踏ん張ってました。

…という事で、今日の永遠のエース候補対決は両者勝ち負けが付かなかったし、痛み分けって所ですかね。”エース候補”としてはやや迫力不足は否めませんが、一番の不安要素だった安定感に関してはどちらも及第点ではないかと。大竹も、まずは安定して毎年二桁勝つ様になってもらう所から始めないと。

・新井はようやくトンネルから抜けられる…のかなぁ??

さて、最近は全く打てる雰囲気が感じられなかった主砲、新井ですが、今日は初打席で久々のセンター前ヒットを放つと、2打席目はバックスクリーンへソロホームランと、ようやくマルチ安打。

この頃目立っていた中途半端な三振も無かったし、これでやっとトンネルから抜けるかなぁ…と思ったら、それ以降の打席を見る限りではまだまだ調子回復とはいかないですね。昨日の観戦レポートでもFAで悩んでるんじゃないかとは書きましたが、調子そのものが悪いのも否めない感じで。HRは初球狙いが功を奏しただけで、まだまだカウントが悪くなったらピッチャー優位で打たされてます。

…って事で、内田コーチ、お願いですから帰って来てくださいよぅ(TДT)。
やっぱり、新井と嶋には貴方が必要なんだと切に思います。少なくとも、小早川コーチだと調子が落ちた時に何もしてやれてないし。

0909_35.jpg (6109 バイト) 0909_36.jpg (8677 バイト)←ようやくトンネルから抜けてくるか?

そんな訳で、カープのクライマックスシリーズ出場への鍵は選手補強よりも、まずは監督、コーチの大型補強なんじゃないかと思えてならないこの頃です(´Д`)。将来性に溢れる選手を獲ってくるのはその後の話じゃないっすかね。

・鞘師…ちょっとそれはカッコ悪いぞ(;´Д`)。

昨日の9回表の守りに就く時、やけに意気揚々とレフトへダッシュしてくる選手がいると思ったら、廣瀬と入れ替わりで一軍登録された鞘師だった訳ですが、今日は7回裏に先頭バッターの石原が死球で出た所で代打起用。その鞘師は即座にバントの構えを見せ、どうやら送りバントさせる為の代打みたいで、1点差でまずは同点というのは分かるけど、それもどーなんだろうという気が(;´Д`)。

0909_48.jpg (9902 バイト)

それでその鞘師、なかなかの選球眼でフルカウントまで持ち込んだまでは良かったんデスが、結局最後は空振り三振。よく粘った様に見える様で、実は一度もバットに掠りませんでした(;´Д`)。
ボール3まで持ち込んでフォアボール狙いと欲が出たんだろうけど、さすがに最初からバント狙いで空振り三振はカッコ悪いだろ(;´Д`)。

・また今日もマーティーの勝負センスの悪さを見せ付けられ。

本当に、この人は代打起用のセンス無いっすよね(;´Д`)。
8回裏、マットホワイトに代わった所で前田がツーベース、そして栗原が敬遠されて2死1、2塁。
ここでバッターが喜田という所で、代打嶋がコールされて、外野席では歓声だったものの、うちの周りでは当然の如くどよめきが(´Д`)。

その嶋はお約束通りというか、あっさりとセンターフライで凡退。まぁ、ここで嶋を持ってくるってのは予想は出来たけど納得は出来ないっすね。そりゃ、嶋は左打者の癖に左に強いけど、それでも2割程度から全然伸びないんだから、ここは素直に
右の井生か倉でえーやんと。んで、井生と倉のどちらを選ぶかとなったら、ここ最近の打撃の調子で倉って辺りが一番妥当な線じゃなかったのでは。

その倉は、最終回に尾形の後ろで準備していたけど、動くのが遅すぎ。
…まぁ廣瀬が離脱している事もあり、右の代打不足で厳しいといえば厳しいんでしょうが…。

もしくは、喜田をそのまま出せば良かったのでは。喜田が入団後に活躍したのは、「阪神時代とは違って自分をどんどん使ってくれる」という喜びがあったからで、つまり辛抱強く使い続けてこそ伸びるタイプと思うんデスけどね。1、2年で終わる選手じゃないんだから。

・横浜の外野守備はとにかく酷かった。

今日のカープは合計11安打3打点と決して効率がいいとは言えない打点ですが、うち1点は外野守備のマズさに助けられたものです。5回裏の左中間ツーベースを放った石原と右中間タイムリースリーベースになった梵の飛球、6回裏のアレックスの右中間ツーベース、そして8回裏の前田が放ったライトオーバーツーベースとカープの長打は、いずれも半分エラーと言ってもいい位の酷い守備がアシストして生まれたものです。

…って事で、昨日から内川をはじめとする横浜守備陣の酷さが際立ってましたね(´Д`)。マジで高校野球レベルかっていう位に酷いというか。昨日は喜田が2回表の取れたハズのフライをヒットにしてしまった事で監督の怒りを買って懲罰交代を受けてましたが、それだと今日の横浜の外野手は全員下ろされてますな(´Д`)。

あれじゃ、今日は勝ったとは言え大矢監督やファンは随分と不機嫌さが残ったんじゃないかと。外野守備さえきちんとしてたら3−2で延長にもならず、寺原に勝ち星が付いてた訳だし。

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←それでも、ベンチの雰囲気は終始良かったですけどね。良く声も出てた。

・クルーンを打って同点に持ち越したのは素直に称賛。

9回裏、当然の如く出てきたのは横浜守護神のスピードキング、クルーン。そのクルーンは先頭バッターの石原、代打森笠と連続三振に倒れてあっと言う間に2アウトに討ち取り、流石にもう駄目かな…と諦めが漂い始めた所で、梵が意地を見せてレフトへ弾き返すと、梵の盗塁も挟んで東出がフォアボールを選んで繋ぎ、そしてアレックスがセンター前に掬い上げる様な見事なタイムリーを弾き返して土壇場で追いついてしまいました。

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↑このクルーン相手に追いついたのは立派。

褒める要素が少ない今日の試合でも、この粘りだけは素直に称賛です。
ただ、これでサヨナラ勝ちしてたら申し分なかった所なんデスが(´Д`)。

0909_33.jpg (10705 バイト) 0909_34.jpg (9706 バイト)←好調維持中のアレックス。既に不動の3番か。

・またも味方に足を引っ張られてしまった永川。

延長戦に突入した10回表は永川登場。ここでぴしゃりと三者凡退としておいて10回裏でサヨナラ…といきたい所だったものの、1死を取った所で続いての内川のセカンドゴロを東出が悪送球。そして次の下園を空振り三振に討ち取るものの、次の仁志が放ったセンターへのヒットで前田がボール処理にもたつき、結局タイムリーとなって1失点。これが決勝点となってしまい、久々に永川に負け星が。

中国新聞の記事では前田を責めるのは酷とありましたが、それ以上に永川を責めるが酷って感じですかね(;´Д`)。まぁ、東出が一番悪いっちゃ悪いんですが、いずれにしても今年エラーが原因で負けた試合は数多くある訳で、いつもの事…で済ませていいやら悪いやら。

・尾形は足と相談しながら、もっと使ってもいいと思う。

今日の試合のラストバッターとなったのは、昨日途中出場して貴重な追加点となるHRを放った尾形。結果的には見逃し三振だったものの、追い詰められた後で数多くのファールを積み重ねながら最後まで良く粘ってました。

昨日、今日と見た感じでは、今って尾形の調子は凄くいいんじゃ無いですかね。足の心配がある分、起用には慎重にならざるを得ないでしょうが、もっと積極的に使ってもいいんじゃないかと思いますが。

・それなりに頑張った先発に、外野守備と守護神に泣かされる全く同じ内容。

今日の試合を総括すると、結局カープも横浜も同じ様な内容だったんデスよね。先発はそこそこ頑張ってゲームを作り、4番がソロHRでチーム初打点を挙げて、外野守備と守護神に泣かされて…と(永川は不運でしたが)。まるで鏡の様に似た様な事をしていた両チームですが、結局は先手を取った横浜がそのままタッチの差で勝利…と言った所ですかね。

…まぁ、いずれにしてもレベルの高いゲームとは言えない、Bクラス同士らしい争いとでも言いますが(´Д`)。来期は守備のいろはからやり直して、無駄なヒットを防げぐ事から始めましょーね、両チーム共。特に外野守備陣は次のキャンプでアレックス先生に授業料でも払って教わってくだち。オチョアーズ・ブートキャンプとでも称して(ちょっと違うか^^;)。

・なんつーか、1塁側2階席に座った時に、金の取れる試合を見た事がない気が(´Д`)。

ともあれ、今日はスコアボードだけを見れば白熱した接戦に見えますが、実際は貧打に守りがグダグダで試合時間ばかりが長引いた、酷い試合です(;´Д`)。つーか、この1塁側2階席に座った時は入場料を払っても惜しくないと感じた程のマトモな試合を見た事が無いのが困ったもんだというか。

ただ、観戦した3試合はいずれも大竹先発の日だったものの、その中では一番マシでしたがね(´Д`)。去年と一昨年に見た時は序盤で崩れてあっさりとKOされてたし。

来年こそは、次代のエースらしい完投勝利(完封しろとは言わない)を見せて欲しいものですが。来年は広島市民球場最後の年になるんだし。

0909_59.jpg (22372 バイト)←りざると。疲労感だけが残り…って感じ。

0909_58.jpg (16863 バイト) 0909_60.jpg (8198 バイト) 0909_61.jpg (8205 バイト)
                              ↑いや、マジで泣きたくもなる…。

次は9/24の予定です。勿論外野自由席で。

■おまけ1:今日の5回裏のスライリー。

0909_39.jpg (10291 バイト) 0909_40.jpg (9461 バイト) 0909_41.jpg (7035 バイト) 0909_43.jpg (9283 バイト)
久々のボクサースタイルでタフネスっぷりを見せてました^^。

■おまけ2:バッターボックスの白線…。

0909_57.jpg (12470 バイト) 0909_50.jpg (10624 バイト)
                                ↑全然残ってないし^^;。
   

 

そう言えば、長谷川って…。

2007年9月12日(水曜日)

■広島長谷川2勝目「泣くほどうれしい」

エース候補と言われてた時代の長谷川って、阪神キラーと呼ばれてたの思い出した(´Д`)。
つーか、二桁勝利した2002年から、もう5年かぁ…。

ともかく前回に引き続き、昨日も文句の付けようが無いお見事なピッチングですた。審判がやや広島びいきの傾向があったとは言え、あの低めに決まりまくってた高速カーブのキレなら、阪神側も納得するしかないんじゃないかと。
長谷川がこの位の調子を維持して1年間ローテを守ってくれれば、また浮上も見えてくるんでしょうけどね(´Д`)。

長谷川と言えばカープの初代エースと同姓なんだし、今からでも黒田からエースの座を奪ってみせるって位の気概を見せて欲しいものですな(´ー`)。
   

 

ローゼン幹事長ってアニメオタクだったっけ?

2007年9月13日(木曜日)

■安倍首相辞任でアニメ企業の株価上昇 「ローゼン麻生」に期待か

株式市場にここまで顕著に影響を与えるとは、既に麻生氏=オタク政治家のイメージは不変って事ですか(´Д`)。
ただ、この人は筋金入りの漫画オタクではあっても、アニメとはあんまり関係がない気もしますがね(´Д`)。

それはともあれ、個人的にはオタク抜きでも麻生氏は嫌いじゃないですよ。
何でかと言うと、
面構えがいいです(´ー`)。今の国際社会ではプーチン大統領やローマ法王と言った、睨まれるだけで魂を奪われそうなラスボスレベルの面々がいる訳で、そんな人達と対峙して外交するには、最低でもこの位の人相でなければ(´Д`)。

持って生まれた要素で申し訳ないですが、やっぱり安倍首相では迫力不足は否めない所で。小泉氏も大物悪党のオーラは出てたんですけどね。

ちなみに麻生氏はカトリックだそーなので、本来は「ローゼン麻生」は不適切な表現なんだけど、まぁそう呼ばれる理由が理由だしなぁ(´Д`)。ローゼンメイデンなんて読んでる所をフォーカスされるから…。
      

 

それはマジで勘弁(;´Д`)。

2007年9月13日(木曜日)

■自民有志 小泉氏再登板求める

もう色々崩壊してきてるのに、これ以上壊すしか能の無い壊し屋を引っ張ってきてどうしますか。
自分のワガママが通らなきゃ戦争を仕掛けて力ずくで通そうとする男なんて、もう真っ平ゴメンですが。

…ああそうか。この人を引っ張ってきて年金問題を得意の舌先三寸で誤魔化してもらって解決しようって腹ですか(´Д`)。
でも、年金問題で騒がれてる今は尚更出たくはないでしょーね。小泉さんは。

>会合後、中川氏は「この難局においては小泉氏しか日本経済を運営し、国民の目線に応えて自民党を立て直せる人はいないんじゃないか」と語った。

国民の目線って、格差社会って言葉を作り出して多くの国民の最低限の文化的な生活を奪ったのは何処の誰だと思ってるんだか。国民の目線どころか、大手一極集中で勝手に勝ち組み負け組みを区別し、負け組みが虐げられるのは当たり前なんて選民思想的なやり方だと思うんだけどねぇ。
   

 

ブラウン監督続投決定。

2007年9月14日(金曜日)

■ブラウン監督続投 3年目へ契約を更新
http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cw200709140139.html

本音を言えば、諸手を挙げて喜ぶ気にはあまりなれないですが(´Д`)、まぁ当初から3年計画だけに、ここで突然路線変更なんかしたら、この2年間が無駄になるってもんだし。

言いたい事は山ほどあるものの、とりあえず個人的には今期オフで是非マーティーには、”この2年間に監督をやりながら得たもの”というレポートを球団関係者やファンに提出して欲しいっすね。3Aと日本の1軍プロの違い、自分のポリシーを今一度はっきりさせて、実際にそれが日本のプロ野球で適応したか否か、コーチや個々の選手評、そして3年目に向けてのマニフェストと。
去年は戦力分析と若手育成という面においては一貫性を感じたし、今後も任せてもいいと思わせる内容でしたが、今年に関しては本当に何を考えているのか分からなくなる事が多々あるだけに。

…まぁぶっちゃけ、個人的にはマーティーには2軍監督になってもらって、1軍監督は育てられなくても、勝ちへの執念や勝負センスに優れた人を置いて欲しい所ですがね。ファンサービスと若手育成(育成というか、積極起用)に関しては評価できる監督だと思うので。

反面で、上位チームには試合に勝つ為に非情な采配を振るう監督が多いですが、問題は選手がチームが勝つ為の采配として信じられるかどうか。マーティーの場合、その辺についてはイマイチ感じられないのが難点ですし(代打起用やエンドランの采配に関しては特に)。

本当に、良くも悪くもマイナー監督なんですよね、この人(´Д`)。

他チームと比べても格安の年俸ですが、本当に年俸分の働きって感じで。とりあえず、一番の問題であるコーチ陣についてはこちらも続投とは書かれてなかったので、こちらに要注目ですかね。現状だと参謀兼、控え監督^^;のリブジーコーチを除いて、1軍・2軍含めて殆ど全員がクビ候補だと思うし、その位はやって欲しいです(´Д`)。

引退後のコーチ就任は、金の無いカープが選手を引き止める交渉カードになってるみたいですが、そういう馴れ合い体質が長年の低迷を招いているのは否めない所だし、来期のなけなしの補強費は是非有能なコーチを引っ張ってくる資金にしてもらいたい所。
      

 

圧倒的じゃないか、我が軍は!…ってか?

2007年9月15日(土曜日)

■「福田総裁」固まる、各派次々と支持…額賀氏は出馬断念(読売新聞 - 09月14日 12:44)

…つーか、安倍総理が辞任表明してから、マスコミからは麻生氏が本命だの切り札だの言われながら、ここまで圧倒的な大差が付くとはね。もう麻生派以外の派閥殆ど全てが福田氏に回ってるっぽいし、最初から勝負するまでもない状態。

しかし、ローゼン麻生氏がこんなに身内の求心力が弱い理由ってなんでしょね?純粋に疑問ではあったりして。

個人的には、事なかれ主義で公務員の鏡みたいな福田氏だと、バランス感覚がいい反面で、年金問題とか煙に巻いて有耶無耶にしてしまいそうなのが心配ですがね(´Д`)。
         

 

そらそーだ。

2007年9月20日(木曜日)

■道徳教科化見送り、心の問題「なじまず」…中教審方針(読売新聞 - 09月19日 03:12)

まぁ、義務教育の時期にしっかりとした道徳教育そのものは必要だとは思うけど、それは精々映画上映やら講演会を開くなどで素材を提供して、生徒に考えさせるきっかけを与えるまでで、必須科目化して内申点を盾に押し付けるもんじゃないですわな(´Д`)。そこまですると単なる偽善行為って言うか、思想の押し付けだし。

つーか、
道徳のテストなんて考えただけでもゾッとする(;´Д`)。 元々正解が無い解答を一方的に決めつけて評価の基準とするなんて、どんだけ歪んでんだよ…って感じだし(まぁ、文学作品の解釈問題とかは、割とそういう傾向があるんデスが^^;)。

その結果、「○○さんはいつも独りで遊んで可哀想だからお友達になってあげました」みたいな事を平気で言い出す子供が増えたりして(;´Д`)。
      

 

結局、今年の地元最終試合も引退試合、か…。

2007年9月20日(木曜日)

■佐々岡投手が引退へ 通算138勝、体力の衰え理由
http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cw200709200159.html

結局、今年の地元最終戦も大物選手の引退試合になっちまいましたね…。40代の山本昌や工藤が頑張ってるだけに、新球場までは頑張って投げてくれるのかなーと思ってたんですが。

ただまぁ、中国新聞の記事読みましたが、
本人の心が折れてしまった以上は仕方がないですね…。寂しいですが、地元最終戦で「お疲れ様でした」と労いの言葉を送りたいと思います。

しかし、コーチ就任の予定は今の所は無し…ですか。ぶっちゃけ、
今の投手コーチを解任してでも就任して欲しいんですけどね(´Д`)。

そもそも、日米野球の時とかで他のチームの投手から熱心に教えを請われてた程だし、何より前回優勝の時のエースですからね。それに、あの高速カーブの切れ味は、是非前田健太辺りに伝授して欲しい所なんですが…。

…ともあれ、あとは気になるのは引退試合当日、先発と抑えのどちらで登板かって所ですが。当日は途中参加になるだけに、先発登板だと見られないので、出来れば終盤に抑えでの登板希望…と言いたいけど、やっぱりエースだしなぁ(´Д`)。
      

 

本気で行きたいなら、引きとめられない…か。

2007年9月22日(金曜日)

■黒田 今オフFA行使でメジャー挑戦も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070922-00000000-spn-spo

個人的には、記事通りメジャーに挑戦しても、カープに残留してくれても、どちらも複雑な気分って感じっすね(´Д`)。 そりゃ、これからもカープのエースでいて欲しいってのは本音としても、今年の惨状(特に、この前のまさかの逆転負けを喫した巨人戦)を考えたら、申し訳なくて引き止められないというか(;´Д`)。
最早、金の問題じゃ無いでしょうからね。

カープで優勝したいと残ってくれたのに、今の状態では当分優勝どころか、Aクラス入りすら全く見えてこないし。このまま無能な首脳陣に振り回されてズルズルと無駄な時間を過ごす位なら、本人がやりたい事をやってもらうのが一番ってもんで。

…みたいに、
卑屈になってしまうのが一番寂しいんですけどね(´Д`)。
勝っても負けても本当に何とも思わない、達観しすぎる領域までは行きたくは無かったけど、来期はそーなるのかなぁ…。

どう考えても、カープの復活には優勝経験のある大物のベテラン選手の招聘を含めた大型補強は必要なんだけど(しつこいけど、カープも初優勝までに幾度かの大型補強で強くなってるって事は忘れないで欲しいんですが)、それを真剣に考える様になるのは、早くとも新球場が出来た年にダントツの最下位で終えた頃だろうし。

…まだ、来年コーチ件選手で桑田でも呼び寄せる位の気概があればいいんですけどね(´Д`)。「巨人に戻るとコーチ選任だけど、うちなら登板もさせてあげますよー」って言い方で口説いたら、不可能でもない気がするし。
  

 

市民球場観戦レポート(9/24 対ヤクルト戦)。

2007年9月24日(日曜日)


行ってきましたよ(´ー`)。開門18:00、試合開始が19:29という異常な時間帯で最後まで見られるかどうか不安でしたが、散々待たされた分、観客の声援はすんごく熱かったです^^。
結論から言えば、待った甲斐があったってもんでしたしね(´ー`)。

・まずは、新井フラッグにカキコ。
今日は、去年に黒田の残留を願って書き込まれた時と同じく、試合前に5番ゲートの横で、大きな背番号25の数字が記されたフラッグへ、ファンによる新井残留希望を願うメッセージが次々と書き込まれてました。
…って事で、おいらも早速フラッグに書き込みさせて貰いましたが、15:40頃に球場へ着いた頃には、もう書き込む場所に困る程にぎっしりでした。去年は黒田のフラッグに書けなくて残念だっだだけに、今年は是非書きたかったので、まずは今日の目的を1つ達成。

0924_01.jpg (26795 バイト)←雨の中、みんなで書いてました。

まぁぶっちゃけ、個人的には入団までの経緯を考えても、新井は球団やファンが望んでる以上は残留して当然とは思うんデスけどね(´Д`)。 それでも、やってあげられる事はやってあげようという意思に関しては何の異存も無いので。

ちなみに天候が悪くて客足やらインクの乾きが心配という事もあり、応援団の人がビニールシートで作った簡易屋根を支えながら、「誰か雨を止ませてくれ〜!」と悲痛な叫びをしていたのが何だか微笑ましく見えたりして。いつもお疲れ様です。

・記録的に遅れた開門&試合開始時間。
今日の中国新聞の朝刊では、曇りで降水確率は30%程。
…って事で、何の心配も無く電車に乗って広島駅まで着いたら、軽く雨が降っていて出鼻を挫かれてしまいますた(´Д`)。何せ、油断してレインコートも大きなビニール袋も持ってきてなかったし。

ただ、この時点では中止の予感なんてまるで感じてなくて、「まぁ、少し位は振ってくれた方が涼しくていいかなー」って所だったんデスが、球場正面に来た時は開門が16:40と告知され、更に5番ゲート付近に来てからは止むどころか雨足は強くなり、やや小安状態になったかと思えばまた強くなったりと、止む気配はなし。

結局、延期された開門予定時間を過ぎて、「現在開門と入場券販売を見合わせております」とのアナウンスと共に延期され、それから傘を差してもどんどん濡れていく服やバッグ、そしてこまめに流れる「現在見合わせております」通知にいい加減ウンザリしてきた所で、遂に午後5時50分頃に、「現在気象調査中です。審判団と協議して、最終判断を18:00とします」の最終通告が。
…とは言え、この時点ではまだ雨雲が晴れそうな気配も無く、大粒の雨が引っ切り無しに降り注いで、誰がどう見ても”決行”の選択肢は無いように見えたものの…。
しかし運命の午後6時になると同時に、何故か今まで降ってた雨がピタリと止み、「お待たせ致しました、只今より開門いたします♪」とのコールで遂に開門。まさかの試合開始へ向けて動き出してしまいました^^;。

ちなみに開門告知と同時に、午後5時頃には「もういいじゃん。止めようぜ」とか呟いてた5番ゲートの行列の人達も、ひと際高い歓声と共に一斉にガッツポーズ。…まぁ、本来の開門予定時間に中止になるならともかく、試合開始予定時間まで待たされた以上は見たいってのが本音でしょーね^^;。
試合開始を信じて待っていた観客達は、入り口に用意された大量の新聞紙を片手に意気揚々と球場入りしていきましたとさ(´ー`)。

しかし、ここまで粘った理由ってやっぱりヤクルト側の試合日程の都合ですかね。
今日中止になったら、この4連戦のどれかがダブルヘッダーになりかねなかっただろうし。

…ともあれ、今日の開門時間は午後6時で、程なくして試合開始は午後7時予定と発表されたものの、結局グラウンド整備が終わってようやく始まったのは、午後7時半頃でした。
まぁそれでも、3時間以上も降り続いた雨の後で、よくもまぁこんな短時間で整備できたもんだと感心しましたが。

0924_02.jpg (11851 バイト)←開門直後の時刻^^;。

▽追記:んで、めでたく(?)記録更新だそーです(´Д`)。
■広島−ヤクルト、開始の遅れのリーグ記録=プロ野球
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070924-00000088-jij-spo
…しかも、第2位も広島市民球場でのカープ主催試合ですか(´Д`)。この時も1時間半近くで、まさか前例アリだったとは。
つーか、やっぱりナイトゲームでの大幅な遅れは困りますけどね(´Д`)。

0924_04.jpg (20702 バイト) 0924_03.jpg (31402 バイト)

0924_05.jpg (30977 バイト) 0924_06.jpg (15910 バイト)

0924_20.jpg (21554 バイト)←開門後も、試合開始へ向けてスタッフはフル回転って感じでした^^;。

待たされた反動か、やたらとアツかった、今日の応援^^。
まぁ10000人割れは仕方が無いと言うか、むしろ良くこれだけ残ったと言うか、今日の観客動員数は8607人との事で、結構スタンドはガラガラではあったんですが、ただこの野球観戦には最悪のコンディションやら、最近の低迷から考えても、地元ファンは暖かいと言えるんじゃないかと(´ー`)。
つーか、これで冷たいだの言ってたらバチが当たりますぜ、マジで。

そして、今日みたいな悪天候の中で最後まで開門を待ち続けて入場した観客は流石にコアな人達ばかりなのか^^、応援団が挨拶した時の盛り上がりは尋常じゃ無い熱気だったりして。
…まぁ、散々待たされて鬱憤が溜まっていたからってのもあったんでしょーが、今日のライトスタンドの応援団や観客は、無闇にテンションが高くて熱かったです^^。

いつもこの程度の入りだと商売的にはあがったりでしょうが、こういう雰囲気もたまにはいいですね(´ー`)。試合展開が良かったのもありましたが、心ない罵声を浴びせる人とかも皆無で、ただただ熱く応援してたって感じで。

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↑ライトスタンドは相変わらずだったり。

・お疲れコールの後は、スクワットで古田の応援を^^。
さて、開門したはいいものの、やはりグラウンド整備まで時間がかかってるという事で、いつものオーダー発表後の発声練習の後で、広島応援団の提案で「おつかれ古田」コールと広島応援団&カープファンによる古田の応援歌の合唱^^、そしてレフトスタンドに陣取っていたヤクルト応援団とのエール交換もしました。

元々ヤクルトファンとカープファンは悪い関係じゃ無いし、古田人気に加えて妙にノリが良かった今日の観客もあって、少数ながらもなかなか盛り上がってました(´ー`)。ヤクルト応援団もカープへ返礼のエールを送ってくれましたしね。

また、古田コールの後はベンチから古田監督が出てきて帽子を取って声援に応えてくれ、すかさず広島応援団による古田の応援歌が演奏されて、観客も「かっとばせ〜古田♪」と応援したのはいいんですが、その後で図らずも…というか、自然とスクワットしながらの応援になってたのは、自分でも無意識にやってて笑ってしまいました。

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↑お疲れコールに応える古田。

カープファンによるスクワットスタイルで古田の応援なんて、今になって考えれば極めて珍しい光景だったし、動画に収めてなかったのを悔やんでたりしますが(´Д`)。

ともあれ、これで今期最後のヤクルト戦観戦になるので、個人的には球場で古田の姿を見るのはひとまず区切りになりそうデスが、心から「お疲れ様でした」を申し上げたいと思います。監督としての手腕は色々と疑問視もされましたが、球団の垣根を越えてこれ程までに愛された選手はそうはいません。
…まぁ、本音を言えばもう一度だけ、「代打、オレ」を見たかったですがね^^;。

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                        ↑少ないながらも、ヤクルトファンも古田に労いを惜しまず。

・先発は長谷川vs藤井。
さて、今日の先発は長谷川vs藤井。カープの方は予想通りでしたが、ヤクルトの方はやや外れ気味だったかも。

そして、これが今日のスターティングオーダー。
カープ:廣瀬(7)、東出(4)、栗原(3)、新井(5)、アレックス(8)、梵(6)、嶋(9)、倉(2)、長谷川(1)。
ヤクルト:青木(8)、田中浩(4)、ラミレス(7)、ユウイチ(3)、ガイエル(9)、宮本(6)、畠山(5)、川本(2)、藤井(1)。

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カープは前田先生がお休みで、代わりに廣瀬がレフトのスタメン復帰で1番起用。あとは久々の長谷川−倉のバッテリーに注目って所でしょうか。ヤクルトはユウイチ4番ってのがサプライズ。勿論規定打席には入ってないものの、打率4割越えの勢いを買っての事でしょうかね。

・変化球が決まらない長谷川をよくぞリードした、倉。
さて、スコアボードを見ると長谷川の好投が光る今日のゲームでしたが(現に好投だとは思うけど)、実際には倉の好リードがあってこそなんデスよね(´Д`)。何せ、今日の長谷川は直球の威力が制球・球威共に抜群だったものの、反面で自慢のカーブはキレがイマイチ、フォークはストライクとボールがはっきりし過ぎてあっさりと見切られてと変化球が殆ど使いモノにならない事もあり、どうしてもウィニングボールは直球勝負にせざるを得ない中で、よくぞ犠牲フライ1本に抑えてやりくりしたもんだと。
また、直球勝負にならざるを得ないからなのか、珍しく高めのつり球で三振を奪ったりと、ストライクゾーンも広く使えてました。

おそらく今日、倉がスタメンマスクで起用されたのは、昨日の試合を評価されての事でしょうが、正直倉でなければ、今日の長谷川は炎上してたんじゃないかと(´Д`)。四球は少ないものの、毎回の様にランナーを出したり、フルカウントになる事も多くて球数が多かった所も、見た目に反して苦しいピッチングだったのを物語ってます。今日の倉はノーヒットだったので、打撃に関しては良い所は無かったものの、リード面ではきちんと評価してやって欲しいですね。捕手の本来の形として充分な活躍を見せてくれましたので。

ただ、やっぱり直球の威力は凄まじかったですけどね。6回表とか、2死1、2塁のピンチで川本相手にフルカウントから決めた外角低めの直球は、全く手が出なかった川本だけでなく、観客もあまりの切れ味に一瞬静まってしまった程で^^;。

復活復活と言われてる長谷川ですが、今正に絶頂期に近づいてきてるんでしょうかね。
ローテの一角として、来期の活躍が楽しみになろうってもんで。

0924_28.jpg (9906 バイト)←なかなかのナイスバッテリーっぷりでした。

・おかえり廣瀬♪&あっさりと先制。
何だかんだでナイスピッチを見せた長谷川−倉バッテリーですが、打撃の方も今日は非常にいい流れ。まず、復帰の廣瀬がいきなりツーベースで出塁すると、2番の東出がタイムリーツーベースで続いて、攻撃開始から10分も経たずにあっさりと先制。その後も、新井のタイムリーでもう1点追加したかと思えば、6番の梵がツーランを放って4−0。更に7番の嶋までがソロホームランで続いてあれよあれよと5−0。いきなり序盤で勝負を決めてしまいました。

…まぁ、ヤクルト先発の藤井が制球が定まらずにダメ過ぎたと言えばそれまでですが^^;、雨に打たれながら長い間待ち続けたファンに、「やっぱり来て良かったな」と思わせてくれたのは嬉しい所。
これが逆の展開だったら、試合終了間際には1/10も残ってなかったんじゃないですかね^^;。

ちなみに、廣瀬は2打席目、4打席目にもヒットを放って猛打賞。来期へ向けて高らかに始まりの鐘を鳴らしてました。廣瀬おかえり♪これからもよろしく♪

・恐怖の6番バッターになりつつある梵。
ここ最近は1番を外され、6番で固定されている梵。今日も1回にランナー1人を置いて、主軸タイムリーの後のダメ押しとなる2ランホームランを放つなど、理想的な形で貢献してくれました。

これに対して、中国新聞の球炎で梵が6番打者として機能しているのが複雑と書かれていたけど、最早、それはそれでいいんじゃないかと(´Д`)。東出は2番で固定してもリードオフマン候補は高明や中東がいるし(今日みたいに廣瀬でもいい)、本人が転がすよりもパンチ力を生かした長打力で勝負したいと思うなら、もう梵は6番でアリじゃないっすかね。もしかしたら、野村謙二郎じゃなくて衣笠のタイプかもしれないし。

…まぁ勿論、全ては本人の意思次第ですけどね(´Д`)。悩みながらの併用だけはやっちゃダメです。梵はユーティリティーなバッターになれるほど器用とは思えないし。

・栗原、ごめんよぉ^^;。
1回裏の攻撃終了後、いつもの様に打点した選手をコールするものの、嶋、梵の後で栗原を呼ぶものの、何度呼んでも本人はそっぽを向いて取り合わない。
おかしいなーと思ったら、そう言えば新井と間違えてやん…と(;´Д`)。あくまで人違いと突っぱねた栗原のプライドにも感心したけど、これはちょっとバツが悪いというか。
…とはいえ、おいらも最初は気付かずにコールしてたし、ゴメン栗原(´Д`)。

ただ、その栗原は8回裏に結局ダメ押しのホームランを放ってくれて、8回裏終了後に張れて栗原コールをすると、手を上げて応えてくれました^^。

・攻守で勢いがあった、今夜のカープ。
今日は最初からカープの方に勢いが傾いていたのか、守りでも序盤からいいプレーが連発してました。1回表、いきなりアレックスがランニングキャッチで好捕を見せてくれると、3回表は嶋も芝生が滑りやすいのを利用してのスライディングキャッチ^^。その後タッチアップされて2死1、3塁となるものの、次の4番ユウイチをセカンドゴロに討ち取って(実は、これも梵のファインプレー)、無失点。

アレックスのファインプレーで勢いづき、それが先制に繋がったかと思うと、更にそれが嶋や梵のファインプレーへと続いて…と、今日は非常に好循環でしたね。ピンチを作っても注文通りのゲッツーに仕留めたりと、珍しく守りでハラハラさせられる事が少なかったし。

とは言っても、今日の守備のよさは勢いだけでなく、廣瀬レフト、アレックスセンター、嶋ライトと現時点ではカープ最強の外野守備陣ではあったんですが。うちの内野は1塁線と3塁線が弱点になってるものの、上手い具合に外野陣と東出がフォローして長打になるのを防いでました。
本当に、アレックスのお陰で守備が厚くなりましたね(´ー`)。要のセンターラインがしっかりしてると、安定感がまるで違います。

…ただ、5回表に2遊間のエラーが元で失点に繋がってしまったのは反省して欲しい所ですが(´Д`)。記録はショートのエラーになってますが、実際は2遊間の連携の綻びから起きたエラーなので(梵が難しい態勢で捕球した後で、そのまま2塁にトスしたものの、東出のベースカバーが遅れて悪送球になってしまった形)。結局、東出が捕球した梵が直接ベースを踏むのかどうか迷ってしまったのが原因っぽいですが、外野へ抜けそうなのを好捕しただけに、梵を責めるのは酷ってもんです。

0924_36.jpg (28910 バイト) 0924_37.jpg (38195 バイト)
↑こういう試合だとジェット風船も気持ちいいです^^。

・高津は敗戦処理か…と思ったら復帰戦だったのね。
結局、ヤクルト先発の藤井は2回で6失点KOされると、2番手に吉川と続き、5回裏からは3番手として高津が登場。
かつて一時代を築いたクローザーも、とうとう敗戦処理に回ったか…と思うものの、故障で登録抹消された後の復帰戦だったんデスね。失礼しますた(´Д`)。
まぁ、古田が引退で今後は不透明になったでしょうが、地元出身だし頑張れるまでは頑張って欲しい所。

・腐るなよ、キダゴー。お前が必要になる時は必ず来る。
7回裏、バッター長谷川の所で代打として起用された喜田。最近は打率もすっかりと落として不調なのをそのままに三振してしまったものの、腐らずに頑張ってアピールして欲しい所。
やっぱりあのスィングは魅力で、2回目のファール時のライナーは目を見張るほどに鋭かったし、彼の様な左のスラッガーは必ず必要になるハズなので。

0930_13.jpg (14792 バイト)←お前さんはカープの救世主になれる存在のはず。

・8回以降は鳴り物禁止。…という事で…。
さて、中盤以降はテンポ良くゲームが進んでたんデスが(今日はヤクルト投手陣も執拗な牽制をしてこなかったし^^;)、やはり試合開始が19:29って事もあり、7回を終了した時点で鳴り物禁止の午後10時を迎える事に。

今後はトランペットもメガホンも禁止って事で、応援団の人達があの手この手で盛り上げようとしてくれるのはいいものの、試しにジャンプしてみたり、選手名コールの後で”わっしょい”を付けてみたり、「そよーぎえいしん」に振り付けをしてみたり(円を描いて両手を上げる)と、鳴り物がないのをいい事に、好き勝手に実験していた感じが^^;。

・ホントに懲りないおっさんだな、うちの監督は…。
さて、先発の長谷川は7回を投げ切ってマウンドを降り、8回から2番で登場したのは横山。
とりあえず、横山は9/11の横浜戦で炎上してしまったとは言え、元々中継ぎの安定感やら実績で言えば、この場面で使うのは別に文句は無いんデスが…。

その横山が抑えた後の9回表、7−1と6点差でブラウン監督が最後に送り込んだのは永川では無く青木勇。それを見て、思わず9/14の巨人戦での悪夢が甦る…というか、ほんっっとに懲りないおっさんやね、うちの監督は(´Д`)。せっかくここまで楽勝ペースのいい形なのに、最後の最後で自爆フラグなんて立てないで欲しいんデスが(;´Д`)。

その青木勇は先頭の城石にいきなりヒットを打たれるものの、次の飯原をセカンドゴロに討ち取って1死2塁、打者青木となった所で佐竹に交代。
…あのさぁ、ここで左打者をマトモに抑えられない左のワンポイントを出してどーしますか(;´Д`)。しかも青木なんて右左なんて全く苦にして無いってのに。単に左対左って理屈だけで選んだ、前監督レベルの采配に呆れるものの、しかしここは青木がファーストゴロに打ち損じてくれて2アウト。

そして2死3塁、バッター田中浩に対して、今度は林を送り込む監督。
…ああ、何だか妙だと思ったら、つまりは来期へ向けての生き残りテストですか(´Д`)。
しかし、この林が大誤算と言うか、全く使い物にならず。いきなり田中浩に四球を出してしまいましたが、結局3人のバッター相手にタイムリーを浴びた球とボール球に手を出して空振りした以外では、一球もストライクが入らなかった様な(;´Д`)。つーか、6点差でランナーが3塁とは言え1人だけって局面で、どうしてあそこまで力んでしまうのかはイマイチ理解に苦しむ所ではあるんデスがね(;´Д`)。

ともあれ、結局ラミレスにタイムリーを打たれて今月だけで三度となるまさかの逆転負けの予感が過ぎるものの、最後はユウイチのライナー気味のセンターフライをアレックスがしっかりと捕ってゲームセット。正直、アレックスか緒方以外だと捕れたかどうか怪しい打球でしたが、どうにか完全に崩れる前に防いでくれました(´Д`)。

まぁ、これも序盤から維持してきた勢いからですかね。今日のアレックスはノーヒットですが、1回及び9回と、守りに関して言えば要所で勝ちを運んだキーマンです。

0924_40.jpg (17999 バイト) 0924_41.jpg (8369 バイト)
↑結局、楽勝ペースから一転、ヒヤヒヤさせられるものの、何とか勝利。

・大竹と長谷川。今後はいいライバルになって下さいな。
そして、今日のヒーローインタビューは7回までピンチを招きながらも要所を凌いで好投した先発の長谷川。しかし浮かれる事も無く、昨日プロ初完封を成し遂げた大竹の影響を受けて、本当は完封したかったとやや悔しそうに答えてるのを見て、胸が熱くなる心地でした。
長谷川と大竹は1世代分の年齢差はあるものの、長谷川が大竹をライバル視するのは大いに結構だし、ゲームを作って勝ち星が付いた今日だからこそ、満足せずに更に高い領域を目指すのは、それでこそかつてのエース候補の姿。
今日のストレートを見る限りだとまだまだ手遅れとは思わないので、これからはエースになったつもりで、黒田の様な高い意識で頑張って下さいな。大竹と長谷川がいいライバル関係になってくれて、勝ち星を競う様に積み重ねてくれれば、自然と上位も見えてきます。
ちょうど、去年の日ハムの先発陣がそんな感じでしたからね。

0924_43.jpg (16609 バイト) 0924_44.jpg (12513 バイト) 0924_46.jpg (9704 バイト) 0924_47.jpg (13838 バイト)

0924_48.jpg (12045 バイト)←本来は、黒田とエースを争う存在だったはず。プライドを持って頑張れ。

・その打線でどうして勝てないかなぁ…とは思う。
しかし、今日の試合はカープ投手陣よりも、ヤクルトの打撃陣の方が情けなかったというのが実際の所でしょーね(´Д`)。
…とは言え、実際に貧打線かと思えば、実はセ・リーグ打撃トップ10に、ヤクルトの選手は4人も入ってるんですよね(9/23の終了後時点)。今日の打線にしたって、1番から6番の宮本までは全く気が抜けない怖い打線です。何せ、1番と3番が洒落にならない高レベルの数字で首位打者を争ってるんだから(´Д`)。しかも、2人とも甘い所へ入ったらスタンドへ運ばれるパワーもあるし。岩村が抜けてパワーダウンしてるとは言え、それでも数字的にはセ・リーグ屈指の打線です。
しかも、ゲーム後半の継投合戦になれば9番に代打が送られるし、次が青木という事を考えたらランナーを出せないプレッシャーがかかって、思うように投げられなくなったりするんですが…。

なんで勝てないんでしょーね、これで(;´Д`)。

守りに関して言えば、クローザー不在で投手陣が弱いのと、ラミレス、ガイエルの両翼外人コンビの守備がボロボロ(大体、今日もぶっちゃけラミレスがモタつかなければ廣瀬のヒットはツーベースにならなかったし、先制点が取れたかどうかも怪しいってもんで)で、今のヤクルトは破壊力で打ち勝つしかないとは思うんデスが、スタメンのうち5人も3割越えの打者が揃って、ガイエル、ラミレス、青木とホームランバッターも揃ってるのに、肝心の打線の方が繋がりが無いというか、やたらとちぐはぐです。結果的には、今日のヤクルトはカープを上回る10安打を打ちながら、僅かに2点。ホームランが出なかったからと言えばそれまでですが、逆に言えばそれだけアベレージが高いのに、ホームラン頼みでしかない訳で。

…この辺りは、古田監督の責任を問われても仕方が無い部分ですかね(´Д`)。
戦力は確かに厳しいでしょうが、もっと色々動けたんじゃないかと。少なくとも、ガイエルやラミレスを外野に置いてる限り、防御率が向上しそうにないって事は分かってるだろーに。

0924_30.jpg (8789 バイト)←シーズン終了間際で、こんな数字をす最強の1番がいるチームなんだけどなぁ(´Д`)。

・不思議な雨。
今日の関門時間と同時にピタリと止んでしまった雨ですが、試合終了と同時に再び降り始め、帰り道は土砂降りに近いレベルまで雨足が強くなりました。
結局、今日の広島の夕方以降は雨雲が居座ってずっと雨が降り続いていたんですが、結果的にはまるで試合の間だけ待っていてくれたみたいな感じで、不思議っちゃ不思議ですね^^;。
人為的に誰かが止めたんじゃないかって位に不自然だったり。

・来期への希望が色々と見えてきた今日の試合。
最近は来期への希望どころか、絶望感漂う話題ばかりが続いていたカープですが、今日の試合で言えば色々と明るい材料は見えてきました。

守備面では、勝ち星に恵まれなかった長谷川やペローン青木の調子が上がって、何となく先発陣が建てなおってきてる事、そしてアレックスを中心とした外野守備が向上した事ですね。今日10安打されながらも僅か2点に抑えたのは、外野陣のヒットを打たれた後がしっかりしていて、長打を防いだからです。2遊間もエラーは多いものの、梵も東出も守備力は成長しています。1塁と3塁はこの際打撃重視で諦めるとしても(´Д`)、今日の様にきちんとフォローしておけばどうにかなりそうですし。
打撃面では、復活した廣瀬や栗原が好調で出塁率が高まった事と、本意か不本意かは知りませんが、梵がようやくしっくりとくる打順に落ち着いたって事でしょーかね(´Д`)。ともあれ、廣瀬1番は賛成というか、しばらく試して欲しいですね。多分、梵よりは遥かに出塁率は高いと思いますが。

一方の課題は、守りでは内野守備と中継ぎ陣の安定、打撃ではやっぱり嶋次第ですな(´Д`)。何だかんだ言っても嶋はカープ打線のキーマンというか、彼の調子で打線の破壊力は劇的に変わってくるというのを、ここ最近はまざまざと見せ付けられてるというか。

ともあれ、来期はアレックスが好調を維持してくれれば、意外と戦える様な気がしてきたというか。
何年か前はシーツ先生が退団してガタガタに崩れましたが、二の舞にはなって欲しくない所。

・やっぱり、勝ちゲームは活力になりますねぇ(´ー`)。
正直な話、今は結構忙しい時期で今日は野球観戦の為だけに広島まで来たとは言え、午後5時半頃にはおいらもテンションが下がって「もういーや、雨天中止で観戦レポートも新井フラッグの事だけ書いとけばいいし、買出ししたのは家まで持ち帰って、チケットもどうせ次の日曜に行くからその時に払い戻ししてもらえるし、時間を得したと思うか…」なんてネガティブな事を考えていたんですが、やっぱり勝ちゲームを観戦した後ってのは明日の活力になりますねぇ(´ー`)。
これが逆の点差だと当分立ち直れなかったかもしれませんが(´Д`)、これだから観戦はやめられないっていうか。

0924_42.jpg (26089 バイト)←りざると。カープ後半戦名物、一文字オーダー^^。

次は9/30予定です。

■おまけ:今日のスライリー。

0924_12.jpg (10891 バイト) 0924_14.jpg (11580 バイト) 0924_17.jpg (11256 バイト)
↑天候に合わせたのか、マリン仕様。

0924_23.jpg (9910 バイト) 0924_24.jpg (14536 バイト)←ヤクルトベンチに乱入、威嚇^^;。

0924_22.jpg (17571 バイト) 0924_19.jpg (14306 バイト) 0924_33.jpg (12349 バイト)
↑傘はもしかして対ヤクルト用のパフォーマンス?
   

 

萌え属性占い…。

2007年9月26日(水曜日)

どういう経緯かは忘れたけど、ふとブックマークから見つけたのでやってみました。質問事項が少なかったのでアテにはしてなかったけど、案外心当たりが…(´Д`)。

■萌え属性占い
http://uranai.am/4185/

かぐかぐぅさんは、 「幼少の頃結婚の約束をした…が自分は覚えていない」属性 です。

「幼少の頃結婚の約束をした…が自分は覚えていない」属性のあなたは、とても真面目なタイプです。責任感が強く一度信頼されるとそれを裏切らないよう全力を尽くします。マイペースでうち解けるまでに時間がかかりますが、あなたを信頼している人は多いはずです。頑固なところがあり、うまく立ち回っている人のことを心の底では羨んでいます。体は硬いです。

恋愛について:
駆け引きが苦手で、相手に振り回されることが多いです。警戒心が強く、相手からアタックされても簡単には乗りません。恋のライバルがいると猛烈に盛り上がってしまいます。一時の感情で別れてしまってもその後しばらく経って後悔することが多いです。

かぐかぐぅさんに送る言葉:
自分の夢、忘れるな。そして、諦めるな。必ず叶う。

…送る言葉、キツいよ…(;´Д`)。
     

 

日本の恥だ。消えてなくなれ。

2007年9月27日(木曜日)

■力士急死 悔しさにじます遺族

親方が弟子をビール瓶で殴り、兄弟子達が顔の形が変わるまでリンチしておいて、まだ「指導」なんて表現をするのかよ。
しかも、当初は病死だと遺族を騙して隠蔽しようとしてた癖に。

>◇温厚な性格で知られる…時津風親方
なるほど、温厚な外面の下は妖怪くされ外道だったって訳ね。

つーか、普段は温厚な性格なのに…ってのはフォローのつもりなのかもしんないけど、実際は温厚な親方でもその行為が「愛のムチ」などと勘違いして日常的に新弟子を虐待してたって事なんじゃねーの。タバコを押し付けたり、ビール瓶でぶん殴るくらいは当たり前だってね。余罪を追及したら、一体何人が今まで殺されて闇に葬られてんだかね。

もういらねーよ、大相撲なんて。こんな事件があったら、もう二度と楽しい気分で見られやしないんだから。

そう言えば、フランスのサルコジ大統領が、「相撲は知的なスポーツではない」とか発言して物議を醸したけど、結局この人の言い分の方が正解だったのか(;´Д`)。確かに野蛮極まりないね。
      

 

木村さん、ちょっとネガティブ思考過ぎない?

2007年9月28日(金曜日)

▽球炎 複雑なエースの胸の内
http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cs200709270313.html

ブラウン監督残留決定から、勝っても負けてもひたすら諦めの混じった悲壮感を漂わせている中国新聞の球炎。
…でも今回のはちょっとネガティブ過ぎじゃないかと(;´Д`)。

黒田の最終登板日に客が入ってないってボヤいてるけど、そもそも昨日が黒田の今季最後になるって思ってたファンは多くないだろうし(最終戦の先発予想してた人の方が多いと思う)、平日で5位と6位の消化試合という事を考えれば、10000人入らないのも至極当たり前でしょ(´Д`)。

まぁ、確かに昨日はおいらも黒田が離れていってしまうんじゃないか…みたいな予感を感じさせる所はありましたがね。
無理して完投したり、ヒーローインタビューを断ったりと。

それでも一般のファンより遙かに内部事情に詳しいはずの中国新聞の記者がそんな調子だと、こちらまで色々と邪推してしまうってもんで(;´Д`)。ましてや、誰よりも強いカープ愛を持ってる木村氏だからこそ…ね。
   

 

カッコいい事言ったつもりだろうが、醜い上に理にかなってないし(´Д`)。

2007年9月29日(土曜日)

■給油反対に反論「主権国家か」

他国に振り回されて給油反対で、本当にそれで主権独立国家と言えるのか…って、石破のおっさんは自己陶酔しながら吠えたんだろうけど、独立国家としてのプライドが無いイヌ風情が吠えたって、醜いだけだよ。
いじられっこが涙を流していじめっこの言いなりになりたいと必死で主張してる様なもん。
その一方では、ミャンマーで自国民が明らかに”射殺された”のに、形だけの抗議で実際には中国様のご機嫌を損ねたくないと泣き寝入りを決めてる癖に。一貫性が無い。

ついでに言えば、このおっさんの主張は単なる戦争バカによる感情論だし、理に適っても無い。独立国家云々じゃなくて、「給油を続ける事でうちの国にどういうメリットがある」というのを具体的に説明して欲しいってのが国民の本音だろうに。外交での判断基準って、あくまで「どっちがより高い国益に繋がるか」なんじゃないの?そこに私情を持ち込まれても困ります、石破大臣(´Д`)。

…まぁ、反論してる小沢のおっさんの理屈もダメダメだけど。給油継続が果たして日本にとって得なのか損なのか。その議論よりも自分の意見をいかに通すかに必死になってる連中がいくら偉そうな事を吠えたって、支持は得られませんって。


…だといいけどね(´Д`)。
   

 

市民球場観戦レポート(9/30 対中日戦)。

2007年9月30日(日曜日)

…行ってきました(´Д`)。
つーか、今日は本当は新井の残留希望決起集会だったハズなのに、まったくもって盛り上がりに欠けましたが(´Д`)。
そんなワケで、いつもは観戦帰りはクタクタになって、そのまま「ばたんきゅ〜」なのに、今日は「寝る前にレポート書いてしまうか」って位に元気が残ってたりして(´Д`)。

・階段を上った先にまず目に付くのは…。
さて、今季は広島市民球場50周年という事で、中国新聞提供でシャレオの広島市民球場前の階段を上った所に当時の写真が飾ってある訳デスが、今日見たら、新球場の観戦予想図の写真や模型が一緒に飾ってありました。

0930_01.jpg (26792 バイト) 0930_02.jpg (26035 バイト)
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新球場の完成予想図がいつから飾られていたのかは分かりませんけど、やっぱり立体で見ると印象が大分違うもんだなーと。
まぁ、確かに予定通りのスペックで作られたら、アイデアに溢れた、ユニークで立派な球場なんですがね(´Д`)。

・今日は新井ボードを配布して応援。
今日は9/24に書き込んだ新井フラッグのお披露目の日で、それに合わせて”カープと市民球場はみんなの宝物”の人達が去年の黒田の時同様、25番のボードを配布してました。
…という事で、新井の打席の時には生徒スタンドがこのボードで真っ赤に染まる事となりました。
なりましたが…(;´Д`)。

0930_34.jpg (30077 バイト)←新井の打席でボードを掲げるファン。

・しかし、やっぱり客足は遠く…。
まぁ、所詮は消化試合って事で、今日のスタンドはやっぱりガラガラ。開門から30分経ってもライトスタンドすら埋まらず、まさか3000〜4000人程度の見るに耐えない事になるんじゃないか…と思っていたものの、最終的には外野はある程度は埋まってました。

せっかくの新井フラッグのお披露目の日に、ファンが冷たい…とまた中国新聞辺りで書かれそうですが、これはやっぱり球団が悪いです。優勝争いしていて客が来ない分は言えますが、最下位が確定しかけてる状態で満員に埋めろって方が虫が良すぎ。

0930_31.jpg (26809 バイト) 0930_32.jpg (29253 バイト)
↑見事にガラガラ^^;。

ただ、中日ファンもえらく少ないのは気になりましたけどね(´Д`)。こっちは連覇へ一縷の望みを賭けて明日無き戦いをしているのに、レフトスタンドにほぼ応援団しかいないってのはさすがに冷たいんじゃなかろーかと。

0930_20.jpg (15313 バイト)←中日ファンはもっと集まってやれよと^^;。

・先発は大竹vs山井。
ともあれ、今日の先発は大竹vs山井。前回の登板で、同じ中日相手にプロ入り初の完封勝利を決めただけに、今回も期待大…と言ったところ。
…ただ、消化試合モードのカープに対して、逆転優勝までもう1試合たりとも落とせない今日の中日は死に物狂いで相当手強い事が予想できるだけに、今日勝てれば(もしくは好投出来れば)本物って所ですかね。

0930_07.jpg (10768 バイト) 0930_09.jpg (13051 バイト) 0930_10.jpg (11193 バイト)
↑今日の中日は確実に手強いはず。勝てるか?                    ↑試合には出なかったものの、緒方の姿が。

0930_15.jpg (7345 バイト) 0930_16.jpg (15489 バイト)←後輩の反逆?嶋にケリを入れる廣瀬。
↑すっかりセンターの定位置が遠くなってしまった尾形。ライバルは能力、実績共に手強いぞ。

0930_17.jpg (11809 バイト) 0930_21.jpg (5077 バイト)←いつの間にか二階席の上に設置されていた謎のカメラ。
↑正捕手争いは倉が一歩リード?

そして、これが今日のスターティングオーダー。
カープ:東出(4)、アレックス(8)、栗原(3)、新井(5)、前田(7)、梵(6)、嶋(9)、倉(2)、大竹(1)。
中日:荒木(4)、井端(6)、森野(7)、T・ウッズ(3)、中村紀(5)、李炳圭(8)、堂上剛(9)、谷繁(2)、山井(1)。

0930_22.jpg (19582 バイト) 0930_23.jpg (16782 バイト)

カープは前田がスタメン起用という事で、アレックスは2番に回った終盤戦の基本オーダー。
中日は荒木と井端の打順が変わってるってのがポイント。微妙な様でも、場合によったらかなり影響してきそう。

■おまけ1:今日の佐々岡さん。

0930_04.jpg (12451 バイト) 0930_05.jpg (12208 バイト) 0930_06.jpg (15647 バイト)

先日引退を表明した事もあって、マスコミから取材ぜめを受けてましたが、落合監督や他の中日スタッフ一人一人にも丁寧に頭を下げて挨拶してたのはさすがは人格者。若手は見習うべし。

0930_08.jpg (23052 バイト)←ちなみに、中谷の誕生日でした。はっびばーすでぃ。

・大竹は立ち上がりが崩れたが、充分合格点。
今日の大竹の立ち上がりは、いきなり荒木にヒットで出塁、そのまま盗塁を決められ、森野にきっちりとタイムリーを浴びてあっさりと先制される苦しい展開。その後もおそらくサインミスだと思うんですが、倉がパスボール、そして可動式ストライクゾーンの審判の判定に苦しめられて中村紀と李炳圭に連続四球を与えて2死満塁のピンチになった所で、堂上剛のショートゴロを栗原がエラーで2点目を献上と、かなりヤバい予感がしてたんデスが、次の谷繁をライトフライに討ち取って何とか2点で断ち切ると、2回からは復活してテンポ良く抑えていきました。

結局、5回表にもアレックスのまさかのタイムリーエラーで3点目が入るものの、回を重ねるにつれて疲れるどころか尻上がりに調子を上げてきて、8回を投げきって6安打3失点(自責点は1かな?)と立派な内容。充分すぎる程に先発の役目は果たしてくれたんじゃないかと。まぁ、確かに変化球は良くなかったものの、ストレートの球は走っていたのでそんなに崩れない予感はしてましたがね。最初の1、2球の直球がそれぞれズバっとストライクが入ってたし。

結果的には好投しながらも、結局10敗目となってしまった大竹ですが、来期へ向けての期待感は持ってもいいんじゃないですかね。2回以降のテンポの良さもだけど、1回裏に満塁のピンチを作りながら長打を浴びる事無く2失点で踏ん張ってから、きっちりと修正できていたのが大きいです。

まぁ、心配無用…とは言いきれないですが^^;、悲観はしなくていいですよって事で。

0930_33.jpg (12569 バイト)←ちょっとずつは成長してると思うんデスけどね。倉との名バッテリーっぷりも。0930_29.jpg (10462 バイト)

・打てないばかりか、エラーで足を引っ張りまくっていた野手陣。
…しかし、頑張った投手陣に対して酷かったのは野手陣。立ち上がりから制球が全然定まっていなくて、頻繁に危険球にもなりかねないコースへ投げてきていた中日先発の山井に対して、8回を僅か3安打無失点に抑え込まれてしまったのは良くないです。
むしろ、制球が定まらないからこそ狙いが絞れなかったのかもしれませんが、2巡目以降からはきっちりと打ち返してくれると期待していただけに、がっかり感は否めない所で。

しかも、それだけじゃなくて守備でも随分大竹の足を引っ張ってしまいましたしね。
3失点のうち2失点はタイムリーエラー。更に、最初の先制点でも倉があっさりと先頭打者の荒木に盗塁を決められたからで、埒もない”たられば”の話としても、守備がマトモだったら無失点だったんですよね、ぶっちゃけ(;´Д`)。その他にも、事なきを得たにしても嶋の中継を梵が弾いたりもしてましたし、集中力が散漫になってなかったのかは追求したい所。

特に、初回でタイムリーエラーした栗原には、何とか帳消しのホームランでも打って貰いたかった所ですが。

・嶋は放出しにくいよなぁ…。
来期は大幅なトレードを示唆しているという事で、その候補で良く挙げられている嶋。しかし、今日のライトの守備を見たら、やっぱり放出はしにくいんじゃないですかね。
元々そんなに良い方ではないと思うものの、やっぱり経験を積んでるだけの上手さはあります。
今日の3回表でも、ウッズにツーベースを浴びた後で、中村紀と李炳圭をライトフライで討ち取ったものの、どちらも簡単なフライじゃなかったし。特に、センターよりだった中村紀のフライを取ったすぐ後で、1塁線近くの李炳圭のフライを落とさず追いついたのは立派。守備範囲の広さも見せてくれてました。

…そんな訳で、打率が低いからってそんなに簡単に放出候補に入れてしまうのは浅はかではないかと(´Д`)。終盤戦から打撃も復調気味で、今日もヒットを放っていたし。

・今日の倉は役目は果たしたと思うけど、プラマイゼロ。
今日は数少ないヒットのうちの1本を打ったのと、8回表、無死1塁でウッズに代走藤井、打者中村紀って所で中村紀を三振かつ藤井を刺す三振ゲッツーに討ち取って完全にゲームが壊れる4点目を許さなかったとチームに貢献しましたが、反面で初回に荒木の盗塁が刺せなかったのが先制点に繋がったり、第3打席はセンター前ヒットで出塁した嶋を繋ぐどころか、三振になって流れを止めてしまったりしたので、今夜は倉の所為で負けたとは思わないけど、それでも敗因の一因は背負うべきって事でプラマイゼロですかね(´Д`)。

ちなみに、本人の調子は凄くいいのか、この所リード面は安定してますね。内角の見せ球を丁寧に使っていて、配球が読まれて痛打される事は無かったし。

・あと、東出も絶好調みたいっすね。
それと、最近好調と言えば、先日猛打賞を記録した東出。今日は1安打のみでしたが、心身共に絶好調らしくて、守備の躍動感やインサイドプレーにも現れてました。
倉のパスボール直後、治療の為にベンチへ戻っている間、1人大竹の元へ走っていってアドバイスを与えている滅多に見れない姿も見られましたし^^;。

この辺はすっかり静かになった梵や新井とは対照的ですね^^;。まぁ、自分の調子のいい時しかチームメイトの事まで気が回らない選手ばかりなので、今後も遠慮せずに気付いた事があればどんどん行って貰いたいですが。

・今日はライトスタンド等に応援団が集結。
試合開始後にふと気付いたんですが(今日は、いつものタイミング合わせの間がなかった)、今日はいつもは分散している応援団がライトスタンドに集結してました。更に、ライトスタンドのフラッグの数もいつもより多く、全国から一斉に集まる日ほどでは無くとも、かなりの応援団が参加していた模様で。

それもこれも、新井フラッグと共に応援する新井残留を願って応援する為だったんでしょうが…。

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↑掲げられた新井フラッグ。…そう言えば、今はどうしてるんだろう。燃やした?

・新井、悪い事は言わない。FAはやめとけ…(´Д`)。
しかし期待に反して、今日の新井はそう言いたくなる様な内容でした(;´Д`)。
4打数無安打で、ランナーを置いてのサードゴロ、キャッチャーファールフライ、浅いライトフライ、そして最後の打席も得点圏にランナーを置いてのサードゴロと、まったく良いところ無し。

不調になってからの傾向として、積極性が失われて簡単に追い込まれた後で打たされてるのと、相変わらずバットを止めたつもりが止まって無くて全てハーフスィングを取られているのが、やっぱり痛いですね(;´Д`)。今日の新井はライトスタンドの応援を見てる様子も無ければ、全然打てる気もしませんでした。

…って事で、新井はFAで余所のチームの評価も聞いてみたいとか言ってるけど、正直やめといた方がいいんじゃないですかね(´Д`)。対戦した落合監督は間違いなくいらないと思っただろうし、FAしたけど何処にも相手にされずに結局阪神に戻った桧山の二の舞になるのが関の山じゃなかろーかと。2年連続での100打点が目前だろうが、これだけ安定感の無さを露呈しまくってしまえばね(;´Д`)。

今日は節々に「カープの4番だ、あっらっい〜♪」とコールしてましたが、4番の仕事を全くしてないだけに、聞こえてたら耳に痛かったんじゃないですかね^^;。

・ペローン連投は意味があるのかなぁ?
さて、8回裏で代打が告げられた大竹に替わって9回表のマウンドに立ったのは、おなじみのペローンこと青木高。
…でも、これって意味あるのかなぁ?と疑問が無くはないですけどね(;´Д`)。確かに調整登板で出すって意味はあるでしょうが、ペローンは先発要因なのに、中継ぎで連投させても意味合いがあるのかは激しく疑問。良い経験どころか、混乱するだけなのではと。
それより、せっかくだから齊藤悠葵君に経験を積ませて欲しいと思うのは、自分だけじゃないとは思うんデスけどね(´Д`)。しかも、最後のバッターの時に青木勇にスイッチするなら尚更。

まぁ、明日の先発で齊藤を出すなら話は別ですけど(´Д`)。

ちなみに、中日の最後のバッターは久々の新井良太君になる予定でしたが、こちらが青木勇にリリーフした途端に森岡に代打の代打されてライトスタンドからはブーイングが起こりました^^;。
まぁ、サービスしてやる余裕なんて無いんだろうけど、ちょっと落合監督も空気は読んで欲しかったですねぇ。

0930_40.jpg (12741 バイト)←久々の良太君だったんですけどねぇ。

・今更勝ち負けは問わない。けど、完封負けは勘弁して(;´Д`)。
そして9回裏のマウンドに立ったのは、勿論中日守護神の岩瀬。その岩瀬に対して、いきなり先頭打者のアレックスがツーベースで出塁するものの、その後の中軸が揃ってゴロを打たされて、粘りを見せること無くあえなくゲームセット。そのまま3−0で逃げ切られてしまいました。

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↑正に情け容赦なし。最後は守護神岩瀬が抑えてゲームセット。

まぁ消化試合となった今更、大事なのは来期へ向けての収穫を得る事だし、そもそも今日の中日は手強い事も予想していたから、負けてしまった分はそれ程気にはしてません。

…けどね、やっぱり完封負けは勘弁して欲しいです(;´Д`)。観戦で完封負けは初めてだった気がするけど、一度も宮島さんが歌えないのは寂しすぎですね。チャンステーマすら鳴らすタイミングが無かったし。しかも、これが川上やら朝倉だったら仕方がないとも思えるけど、相手は決して好調とは言えない山井ですからね。大竹が2回以降は復活して踏ん張ってくれただけに、意地は見せて欲しかった所。

ホントに、何しに行ったのか分からない試合でしたね(;´Д`)。エラーも多かったし、客が少なかったからって手を抜いてんじゃねーぞと。別に寄付だと思う分は構わないものの、プライドは見せて欲しいですね。先発の大竹だけは見せてくれましたが。

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↑客入りは少なくても、ファンは必死で応援してんだよ。

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↑りざると。正に右のスライリーみたいに、「やってらんねぇよ」って展開でした。こういう時は不貞寝に限る?

・結局、安定感じゃなくて工夫が無いんだよ。
好不調の波が激しい打線に対して、ブラウン監督は「安定感に欠ける」と評してましたが、今日の試合を見た印象では、結局は安定感じゃなくて、相手投手の調子に合わせて何とか攻略してやろうという工夫が全く無いって事なんじゃないかと。

既述の通り、今日の山井の調子は決して良いとは言えず、球はボール先行で荒れまくってました。それ故に最初の1巡目は狙いが絞れずに苦しんだでしょうが、2巡目からは相手の球をじっくりと見極めながら、失投を上手く狙い打ってくれるんじゃないかと期待してたのに、結局最後まで同じ調子で相手のペースにハマってました。
この辺は谷繁のリードの妙もあるのかもしれないですが、1巡目と2巡目、そして2巡目と3巡目でカープ打線に何の工夫も感じなかったのが寂しいですね。一度火が付けば炎上してしまう予感はあったんだから、何とかして火種を起こそうとする姿勢を見せて欲しかったんですが…。

特に、先頭打者からの3巡目で勝負の回になるはずだった6回裏であっさり3者凡退した時は、「ああ、もう今日は負けた」と、がっくりでした(´Д`)。あそこで早打ちして山井を助けてたら、カープファンのみならず、他球団のファンからも「中日の犬め」と野次られてしまうってもんです。

そういった何とかして塁に出よう、試合に勝とうという工夫の姿勢とか勝利への執念とか教えられるのは…やっぱり現時点だと野村謙二郎しかいないと思うんですけどねぇ(´Д`)。解説者としての評判はそんなに高い訳でもないし、ホントにそろそろコーチで戻ってきちゃくんないですかねぇ。

0930_45.jpg (10758 バイト)←出番が無く、すごすごと引き上げるクローザー達。

ともあれ、次はいよいよ今季最終戦、10/6予定です。
…果たして、有終の美は飾れるんでしょうか。

■おまけ2:今日のスライリー。

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↑今シーズンも残り少ないという事で、ファンと積極的に交流するスライリー。 ↑Jリーグだとイエローフラッグかも^^;。

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↑勿論、職員さん達とも…しかし。                          ↑油断大敵。この後スライリーの必殺の悪戯が…(嘘)。

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↑5回の裏はボクサースタイルで闘魂注入…のはずが。
      

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