記4月分

今月分は画像がやたらと多いので重いデス^^;。

今月買って来たゲーム:プロ野球スピリッツ4

2007年4月−−日(−曜日)

元々は2003以来の熱チュー派だったおいらデスが、今年は熱2007があまりにも変わり映えが無いのに失望したのと、応援歌作成モードが追加されたという事で、久々にこちらへ浮気してみました。一応、前にもプロスピ2004クライマックスを買ったりもしてたんですが、あれは殆どゲームになってなかったし(´Д`)。

とりあえず、購入後に広島市民球場で1試合遊んでみて、球場演出の再現度の高さにびっくら。試合開始時のスターティングシート紹介の音楽やアナウンサーの声(ちゃんと、ウグイス嬢とスタメンシート専門の男性アナの声で分けられてる)、三振を取った後の音や、イニング間のALL−INの掛け声、更に相手投手の交代時には燃える赤ヘル僕らのカープが流れ、試合後のアナウンスもほぼ完全に再現されていたりと、前に買ったクライマックスや熱スタ2006と比べても、比較にならない程に細かいです。市民球場や、行った事のあるハマスタに関して言えば、このゲームからでもそれなりに球場の雰囲気を味わえるので、この点は非常にポイント高いです。音とかオリジナル曲を作ってとかじゃなくて、本当に近い雰囲気で再現されているし。

映像面では、選手グラフィックもなかなか良く出来ています。相変らず、似ている選手と似ていない選手の落差は激しいものの、過去の作品に比べるとかなりマシに再現されています。ともあれ、主力選手に関しては大体問題かと。

ただその反面で、相変らず球場グラフィックの方は微妙だったりしますが(´Д`)。非常に細かい部分まで再現されているのはいいものの、全体的にテクスチャの解像度が低く、特にフェンスの広告と内野の観客の荒さは見栄えで相当損をしてます。これは前回クライマックスを購入した時も気になってたんデスが、もうちょっと見せ方は無かったのかなーと。

また、パワプロ譲りの厳しい選手評価はちょっと不服もあるものの、今回の1人プレイのゲームバランスは悪く無いです。難易度ノーマルでもクライマックスの様に、ど真ん中の失投でも空振りしてくれる事も無く、程よく楽しめました。これなら1人プレイのペナントモードも楽しめるかなーと。
…ただ、
ちょっとCPUに連打が出始めたら止まらないのは気になりますけどね(´Д`)。

応援歌については、デフォルトで入っている応援歌の再現度はお世辞にも良いとは言えないですが(デフォルトでの再現度は、熱の方が遥かにオリジナルに近い)、今回から応援歌作成モードがあるので、頑張って作っていけばかなりオリジナルに近い物が作れます(パワプロと違って30小節使えるので、ファンファーレ付きの曲もちゃんと再現できる)。

ただ、パスワード出力の関係か制限が非常に厳しい難点も。曲の尺が足りないって事は無いものの、掛け声とリズムのパターンが少なすぎて、特殊なのは完全再現できません。お陰でカープのチャンステーマも、デフォでは掛け声が再現されているものの、作成で正しいメロディーで作った場合は掛け声が再現できずに結局不完全状態。それと、選手名も呼ばれなくなるしで、ちょっとジレンマですね。

ともあれ、次回作がある場合、既に入っているデータは全部使える様にして欲しい所。次世代機専用になったら、ネット経由での転送も出来るんだろうけど。

ついでに
チャンステーマを設定したら、途端に得点圏に入るだけで鳴り出したり(ランナー2塁でチャンス、ランナー3塁で大チャンス)するのも気になりました。デフォだと、序盤で鳴る事が無くて結構いいタイミングなだけに残念。

全体的に気になる点としては、やはり処理落ちの酷さ。特にリプレイモードとMVPモードでの処理落ちが酷く、後者は明らかに快適なゲーム進行を阻害してます(´Д`)。また、メニュー画面の処理落ちも相当視覚的にイライラさせられますし、ロード時間の長さもあってゲームの快適さはかなり低め。動作より見た目を取ってしまった結果なんでしょうかねぇ。

あとやっぱり、試合のハイライト機能は欲しいですね。試合終了後からの流れがちょっと寂しすぎと言うか。
そして、ついでにマニュアルの不親切さも挙げておきます。全然ゲームの情報足らないし(´Д`)。ソフトと同時発売の攻略本を同時に買えという事ですか?

とまぁ、処理落ちや読み込みの長さなどで、文句なしの最高傑作と呼ぶには一歩及ばないというのが全体的な感想ですが、今の時点では最高峰のリアル系野球ゲームと言えるのではないかと。
やっぱり、球場に行った時の臨場感が味わえるのは大きいんじゃないでしょうかね。

■総合評価:(10段階評価)
・グラフィック:8(PS2だと、殆ど限界かなと思われ)
・ストーリー:6(真剣ペナントとかMVPとか、もう少しストーリー性があっても良かったんじゃないかと)
・サウンド:8(自分で応援歌を作れる様になったので+1。デフォルトの出来は良くない)
・操作性:8(やっぱり、PS2パッドの特性を生かした操作系は快適)
・ゲームバランス:8(難易度は結構高めながら、この位じゃないとCPU戦が楽しめないし)
・お買い得感:9(筆者購入価格:6,180円。ボリューム的には文句なし)
・総合:8(処理落ちや読み込みの長さ等、欠点が無い訳じゃないものの、製作者の意気込みを感じる良作)
・プレイ時間:1試合が40〜60分(演出を見たり、ゲーム展開による)とかなり長めなので、時間の無い人には向かないかも。ペナントで遊ぶなら100時間単位でかかるので、時間が全く無い人には向かないかも。
 

 

市民球場観戦レポート(4/3 対横浜地元開幕戦)

2007年4月3日(火曜日)

…って事で平日にも関わらず、初めて地元開幕戦へ行ってみた訳ですが…。
もう、
色んな意味で寒かったっす(;´Д`)。
今回はレポート書くの止めようかなと本気で思ったくらいに。

・カープのパセオカードの普及率すげぇぇ。

今日の行きで市内電車に乗った時、自分の前の乗客達がカープのパセオカードを次々とスロットにれている光景を目撃。一瞬、みんな市民球場行きかな?と思ってたらそうでも無かった辺り、やっぱり純粋に人気って事ですかね?

・着いたら、3−1。先発は佐々岡?

今日は平日で仕事帰りの参戦って事で、午後6時50分位に球場入りしたら、ゲームは4回の表終了間際で3−1。先発は、長谷川かと思えば佐々岡。長谷川は熱が引かなかったんですかね?

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ちなみに、オーダーは梵、東出、前田、新井、嶋、栗原、緒方、倉と、現状ではベストオーダー。

・客入りはまずまずかな。

そして気になる客入りは、自分が来た時は既に外野はレフトを含めてほぼ埋まっていたし、横浜戦である事を考えれば、まずまずでは無いかと。
まぁ、それでこんな無様な試合やってるんだから、今年も明日以降は伸び悩みそうですが(;´Д`)。

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↑平日にしては、なかなかの客入り…なんだけどなぁ(;´Д`)。

・球場の気温は、最低で9℃。

今日は寒いと予告はされていたものの、球場は冷たい風が終始吹き付けて寒いのなんの(;´Д`)。大体、平均で10℃前後と、一緒に行った妹がおいらの上着を奪い取って、尚かつ終始震えてたし。
…まぁ、
試合内容もこれに負けない位にお寒いものでしたがね(´Д`)。

・投手陣は決して悪くなかったんですけどね…。

まず、先発の佐々岡はスコアを見る限りでは立ち上がりに苦しんだみたいデスが、おいらが来た4回以降はストライク先行で凡打の山を築いて行く、村田への死球を除けばほぼ完璧な内容。
余力を残して6回で交代と、3失点ながらも今日は好投と言っても過言では無いかと。また、二番手の横山も安定感抜群で、ゲームを壊す事無くこちらも好投。
とにかく、
今日の敗因は投手にない事だけは確かです。

・ただ、林は問題アリ(もしくは石原も)。

しかし、3番手で出てきた林はちょっとヤバめかと。
一応、内容そのものは大事な9回の表をヒット1本で無失点に抑え、2三振の好投と呼べるものの、
実際には殆どの投球が、捕手の石原が構えた場所に行ってませんでした(;´Д`)。例えば村田に10球粘られながらも三振を奪った決め球にしたって、石原はいつもの外角低めに構えていたのに、実際に飛んで来たのは内角高めのボール球で、それをたまたま村田が手を出してくれただけの話っす(;´Д`)。

…つーか、外角中心に要求し続ける石原に対して、何故か林の球は内角へばかり入っての繰り返しで、ホントに「お前ら何やってんだ」と(;´Д`)。

・フラッグ応援隊は結構微妙。

さて、今シーズンから新たに始まったサービス、フラッグ応援隊も見たけど…結構微妙。
5回の裏、それぞれC、A、R、Pのフラッグをもった人がライトからセンター間を走って戻るという企画だけど、本当にそれだけなので、見ている方としてはちょっと拍子抜け気味(´Д`)。

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↑多分、やってる人は楽しいと思うけど^^;。

・ケース打撃って言葉、覚えてる?

阪神三連線でも目立ったけど、今日も無死で出したランナーを悉くダブルプレーで潰しまくりで、もう怒りを通り越して呆れるばかり。結局、マーティーの提唱するケース打撃は口先だけですか。
今日も併殺でチャンス潰しをやってのけた緒方も、自分で決めようと何とかする気持ちはあっても、繋ぎの意識が全然見えなかったし。

・栗原と緒方は二軍で調整の方がいいのかも。

開幕三連戦の時は、まだ本調子じゃないんだなー程度にしか思ってなかった不振の2人デスが、今日の試合を見る限りでは、一度二軍に落として再調整の必要があるんじゃないかと。緒方は寺原−相川のバッテリーにいい様に手玉に取られてゴロを打たされているし、栗原はただ闇雲に振り回すだけで、全然タイミングが合ってません(;´Д`)。

悪いけど、2人とも今のままだと全然打てそうな気配が無いんですよね。試合を重ねて取り戻していくってレベルじゃない気が。

・結論:3番と4番だけが頑張っても勝てません。

今のスタメンで好調をキープしているのは前田と新井だけ。
特に新井は、7回の裏で難しい低めの球を綺麗に打ったのを見て、格段な成長を感じますた。
…まぁ、それでも併殺も1つある詰めの甘さも彼らしいですがね(´Д`)。

9回の裏、1点差に追いついて最後に盛り上がりを見せたのも、結局はチームじゃなくて前田と新井の2人が意地を見せただけの話。もし、トップバッターの梵か東出が出ていたら確実に同点にはなっていたと思われるだけに、結果論では収めて欲しくないっすね。

…と言うか、今のカープの低迷の原因は、やはり梵、東出の出塁率の低さなんデスよね(;´Д`)。
いくらクリーンナップが好調でも、1番2番が出なきゃ点にはなりませんって。
そういう意味だと、この二遊間コンビの方が、栗原、緒方の低迷よりも深刻ですね。

…って事で、ここらでチームの活性化の為に前田、新井以外の総入れ替えをしてしまうのも手じゃないかと思ったり。我慢するより、尾形や森笠、高明をスタメンで試用した方がいいんじゃないかと。
ただ、捕手は贔屓が入っているとしても、現状だと倉以外は苦しそうだけど。石原は自分の構えた所に投げて貰えないので、全然リードにならないし(;´Д`)。

carp0403_13.jpg (11858 バイト)←ALL-INのキャッチが泣いてるぞ。

・一時は最短試合時間を更新するかと。

今日の試合は実にテンポがいい…というか、早すぎ(;´Д`)。
一時は、午後8時までには終わるんじゃないかって本気で思ったし。

つーか、今日の試合がハマスタだったら、おそらく2時間切っていたんじゃないっすかね(´Д`)。
高校野球じゃあるまいし。

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↑ライトスタンドは盛り上がっていたのになぁ…。

・あと、メガホン投げてた奴はもう来るな。

今日の試合終了後、極々少数ながらメガホンを投げている観客を発見。
気持ちは分からないでもないですが、
やっぱり最低の行為には違いありません(´Д`)。
しかも、今日は小さな子供も沢山いたのに。

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←りざると(´Д`)。

…って事で、これで5年連続で地元開幕戦に敗北ですか。
ただ、今日の試合は惜しいとかそんなレベルじゃなくて、確実に弱いです(;´Д`)。今日も、点差以上に横浜に圧倒されてたし、明らかに戦力は向こうの方が上という印象。
勿論、まだまだこれからと言えばこれからなんだけど、正直今期は最下位の可能性すら感じさせる内容だった気が(;´Д`)。

■おまけ:今日のスライリー。

carp0304_08.jpg (15735 バイト) carp0403_09.jpg (22511 バイト)←割と珍しい?裸スライリー。
carp0403_10.jpg (18178 バイト) carp0403_11.jpg (17422 バイト)

お寒い試合でも、スライリーの無邪気さだけは相変わらずなのか救いですかね(´Д`)。
   

 

昨晩の裏ヒーロー?

2007年4月5日(木曜日)

■連夜の一発 連敗止まる
http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cs200704040379.html

ここに載っている嶋の写真、今朝の中国新聞には「両手を上げて喜ぶ嶋」と書かれているけど、実際にはアンガールズの「じゃんがじゃんが」なんですよね^^;。昨日はカープ中継の副音声でアンガールズがゲストで来ていて、試合前のインタビューで「もしホームランを打ったらじゃんがじゃんがやってください」と約束していたみたいなので。

それで本当に打ってしまう嶋は当然素晴らしいとして、もう1つ凄いのは、アンガールズが絡んだ試合は本当に負けないんデスよね。去年の9月にゲストで球場へ来た時も場内アナウンスで無敗宣言してたかと思うと、5回に大逆転劇を見せてくれたし。

こりゃ、本格的に応援イメージキャラクターとか何とかポジションを作って、定期的な起用を検討すべきなのかもしんないっすね(´Д`)。
     

 

プロ野球の試合に何を求めてるんだ?

2007年4月8日(日曜日)

■ショボくなってきた始球式タレントの質 (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/story/07gendainet07022496

大野さんが始球式を務めてショボイとは何事だコラァ(#`Д´)。

球界の偉人が始球式を務めて色気も素っ気もないとか、この馬鹿記者はプロ野球の試合に一体何を求めてるんだか。 …まぁゲンダイの記事なんて、所詮便所のラクガキレベルなんだろうけど、この記事書いた奴は出入り禁止の方向で。
   

 

やっぱり、ブラウン&リブジーのコンビは最高やね。

2007年4月10日(火曜日)

どうだ見たか、正義は勝つんだ!!

…って感じですかね、今日は(笑)。

さて、今期初めてマーティーが見せた魂の退場劇、勿論監督の奇手とも言えるこの闘魂注入や、それぞれサヨナラホームランにも相当する森笠の好返球&倉の鉄壁のブロックは、思わず発熱しそうな位に燃えた訳デスが^^、そんな中で、マーティーがベースを埋めて退場になった後、「…まったく、しょうがないボスだな」とベンチで苦笑いを浮かべていたリブジーコーチを見て、やっぱりこのコンビは最高だと改めて思いました。

熱血派で動のマーティーに、常にクールな静のリブジー参謀とお互いに信頼しあい、自分の役割を理解している二人のコンビネーションは正に絶妙ですね。9回の表もハラハラドキドキのはずなのに、リブジー監督代行は眉一つ動かさず、余裕のある笑みを崩しませんでしたもん。やっぱり、監督代行4連勝は伊達じゃないっすね。

実は、日曜日の試合でちょっとマーティーに失望しかけたおいらですが、頭を下げて撤回です。やっぱりマーティーは熱い漢です。命運を託すに足る監督です。しかも熱いだけじゃなく、今日はまず梅津の所へ行き、「あれはストライクだ、私は信じている」とばかりに励まし、そして一方的に言いたい事を言った後で、マーティー独自のブラックユーモアで自主退場と冷静さや知性も垣間見る事が出来たし。

更に、酷い誤審に倉が激怒して審判へ掴みかかろうとする前に飛び出した行動力もこの人ならでは。
今期も命賭けで戦う姿勢と共に、「私は選手を守る」という言葉をこれ以上ない形で有言実行してくれました。

…って事で、近い将来の監督を約束されている野村謙二郎氏ですが、悪いけど出番は当分先で願いたいかなーと。
今日の試合は、
このコンビで優勝する日まで見てみたいと思わせるには充分でしたね。

あー、それと最後に達川氏へ。今日の解説は本気で「お前はどっちの味方なんだよ?!」と問い正したい内容でした。今日が最悪クラスに酷いジャンパイアだったにも関わらず、微妙な判定のたびに「どっちでもいい」だの、「審判の方が正しいかもしれないですね」だの、カープには一切味方せずに、実況の方が戸惑っていた位だったし。

もしかしたら、心の底では最早カープなんてどうでもいいと思ってるのかもしんないですが、カープ戦の解説で呼ばれた時は、自分の役割は果たしましょーよ。もう解説者経験も長いんだからさ。

注:この日の試合は、実際はRCCのカープナイターでなくてTBSの全国放送だったみたいっすね。

…だからと言って、
広島ファンには不愉快極まりない内容にかわりはないですが(#`Д´)。
   

 

契約金でそんなに払ってもなぁ…。

2007年4月12日(木曜日)

■那須野投手に契約金5億3000万、横浜が申し合わせ逸脱(読売新聞 - 04月11日 18:51)

まぁ、違反行為に対する是非はともかくとして、いくら期待の逸材ったって、こんなに大金を掛けても結局は未知数だし、期待通りに成長した所でFAの時には恩を忘れたかの様にふんだくられるか、払えなきゃ他球団へ行かれてしまう事を考えたら、こんな事して果たして割に合うのかなーと思うんデスけどね(税金対策ってのは別の話として)。

むしろ、期待料は程々にしておいて、実際にプロの現場でそれだけの価値がある事を示せた時に払えばいいんじゃないかと。

…でもまぁ、横浜ファンの人には、これと佐々木に注ぎ込んだ金を無駄遣いしなければ、ウッズを今も引き留められたかもしれないって事を考えると、余計に怒り心頭でしょーな^^;。
  

 

広島カープ教。

2007年4月13日(金曜日)

今日の昼食後、近くのフタバ書店へ行って書籍を物色していたら、”宗教”のカテゴリの中へカープ関係の書物が並べられているのを発見(『カープとともに真っ赤に燃えたマイク人生』や『野球犬ミッキー』等。永久保存版は雑誌扱いなのかHA誌のすぐ側だけど)。

…まぁ、確かに昔のカープは惜しみなく自分の私財を投げ打つファンの自己犠牲と熱烈さから、”広島カープ教”なんて呼ばれていたし、初代監督で後援会を仕切っていた石本監督は”教祖”と呼ばれていたみたいデスけどね(´Д`)。

そんな歴史を踏まえたジョークのつもりで置いているなら、まぁ素直に笑っていいんだろうけど、ただ某池○大作先生が書かれた超大作シリーズのすぐ側に置くのは止めてもらえませんかね(´Д`)。

■参考リンク:石本秀一 郷土愛貫きチーム守る
http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/50y/retu/9/990917.html
    

 

本屋で見たトラップ。

2007年4月14日(土曜日)


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写真はフタバ図書でソウルクレイドルの攻略本を購入時、すぐ近くで発見したワイヤートラップ。
大判ムック(つーか、エロゲーのビジュアルムック系)がぎっしりと並ぶ本棚の前にワイヤーがピンと張り詰められていて、
上段のエロゲ関連書物を手に取ろうものなら、すぐ隣にある排煙装置のスイッチが入る仕組みになっている模様(;´Д`)。

…昨日見た、宗教のカテゴリにカープ関連書物がある事といい、エロ本のコーナーの中に何故か『すてきな奥さん』が混じっていた事があったりと、
フタバ図書って身体を張ったネタが好きなんでしょーか(´Д`)。
      

 

市民球場観戦レポート(4/15 対ドラゴンズ戦)。

2007年4月15日(日曜日)

今回は(も?)相当辛口です。一応、罵詈雑言にはならない様に心掛けたつもりではいますけど^^;。
…って事で、今期2戦目の観戦に行って来ましたよ(オープン戦を含めて3戦目)。結果はまぁ、予想通りですかねぇ(´Д`)。想定内の範囲なので、落胆はしてませんが。

・今日も外野は一杯。

今日球場入りしたのは12:20頃。既にライトスタンドは満杯状態でした。
その前の巨人戦がガラガラだったものの、やっぱり平日は人が集まりにくいってだけみたいっすね(巨人人気が低下したのはまぁ置いておくとして^^;)。試合が始まる頃には、外野はほぼ満杯。内野もマエコレの影響なのか、A指定席は殆ど埋まってた感じが。

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←今年は期待感からか、全体的に客入りがいいみたいっすね。

・50年の歴史。

今期は市民球場へ行くと、入り口に50周年記念の横断幕が張られているんデスが、また試合前の電光掲示板でも、市民球場50年史が映像で流れていました。
とりあえず、先週の巨人戦中継で市民球場50年史とか言いながら、巨人の50年史を流してやがったRCCと違い、こちらはちゃんとした内容なので、地元ファンの人は是非見てみるといいです。

・先発は佐々岡vs中田。

まず、先発投手は佐々岡vs中田。フェルナンデスが来るんではないかと戦々恐々としていたファンも多かったらしく^^;、佐々岡と発表されると安堵の溜息が聞こえてきてました。
つーか、フェルナンデスのナックルも見てはみたいものの、やっぱり勝ち目で言うと佐々岡の方が…という複雑な乙女心…もとい、ファン心理ですかね(´Д`)。

先発オーダーは、佐々岡vs中田。

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カープが梵(6)、東出(4)、前田(7)、新井(5)、嶋(9)、栗原(3)、尾形(8)、倉(2)、佐々岡(1)。
ドラゴンズが井端(6)、荒木(4)、福留(9)、ウッズ(3)、李炳圭(8)、中村紀(5)、森野(7)、谷繁(2)、中田(1)。

と、ほぼいつも通り。ネットでは叩かれまくりの嶋の5番スタメン起用にもライトスタンドでは当然の事と受け止められている辺り、地元ファンの信頼はまだまだ失いきっていないって事ですかね。勿論、それ故に奮起して欲しい所デスが。

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↑天谷は後のラッキーボーイに。                               ↑ライトのレギュラー候補対決。

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↑Wおがた^^。

・市民球場の演出は、フラッグ以外では去年とほぼ変化は無し。

開幕戦は途中参加だっただけに、試合開始の演出の変化の有無についての確認は出来ませんでしたが、どうやら去年と変わらずみたいっすね。まぁ、特に文句は無いんですが。
後は、夕焼け小焼けとか、さよなら等の物議をかもした相手投手KO時の映像も確認したかったんデスが、これだけ貧打が続くとなかなか見られないし(;´Д`)。

あーそれと、5回の裏のALL−INコールは、選手を交えたキャッチボールの形になってます。

・応援スタイルは、アウトコールが更に短縮。

そして応援団の応援スタイルとしては、アウトコールが更に短縮。「アウト!」を2回繰り返した後でそのまま終了って事で、従来の半分位になってる感じが。
まぁ、これでいいんじゃないっすかね。あとは、相手の犠打でのアウトコールがきちんと無くなってました。

・井端と荒木の入れ替え的中。

今日のドラゴンズ打線はメンバーこそ変化は無くても、井端と荒木の1、2番が入替。
確かにファンファーレから始まる井端が1番の方が応援歌の流れ的にもしっくりくるかなーなんて呑気な事を考えていたら、これがズバり的中。見事にやられちまいました(;´Д`)。
ここで良い悪いを論ずるつもりは無いものの、打順固定を貫くマーティーへは強烈な皮肉になってしまった感じが。

・それにしても、バントが上手いよなぁ…。

…もちろん、中日の選手の話デスよ(゜Д゜)?今日は荒木と朝倉がそれぞれ測った様にきっちりと送りバント成功。しかもどちらもサード側へ転がすピッチャーゴロで、うまく行けばセーフティーという絶妙なコース。総年俸で3倍の差があると言っても、やっぱりレベルが高いやね(´Д`)。

・審判の判定がやたらと中日寄りに見えたのは気のせい?

さて、今日の審判が誰だったのかは分からないですが、ライトスタンドで見ていると、なんだか今日は(も)随分カープ側に不利な判定の連続で、度々ブーイングが起きていたんデスが、気のせいでしょうかね?
ライトスタンド側だと、ストライクゾーンが見えにくいので中々判断し辛いものがあるものの、明らかに「それはストライクだろう!」みたいなのをボール判定にされた回数は一度や二度では無く、佐々岡が崩れてしまった一因もそこにあるんじゃないかなーって感じに見えたんデスが…。

ただ、監督も倉も全く抗議しなかった所を見ると、やっぱり正面から見るとボールなんですかね…?

・3回の裏の攻撃が、今日の全てだった気がする。

今日の勝敗の分かれ目を絞るとすれば、間違いなく3回の裏の攻撃でしょーな(´Д`)。
3回の裏、梵四球に東出ヒット、そして中田のワイルドピッチで無死2、3塁でクリーンナップという、これでもかって位の最大のチャンス。しかし、ここで前田が犠牲フライにならない浅いセンターフライ、新井は三振、嶋はこれが1アウトなら…と悔やまれる後一歩のレフトフライで無得点。嶋が3番なら1点は入っていたものの、この最悪の結果がこの勝負の全てじゃないかなーと。

そもそも、今日の中田の立ち上がりは最悪でした。制球が乱れ捲って全くストライクが入らず、1回の裏でもノーヒットでランナー1、2塁のピンチを招いていたし、結局5つの四球ながら、序盤はボール先行という厳しい内容。その中田に対して僅か1点しか取れずに打ち崩せなかったのは、落合監督以上にブラウン監督がイライラさせられたでしょーね。そのお陰で、中盤からはストライク先行で復活してきたし(´Д`)。

・打撃では頼みの綱って感じになって来た倉。

今日の倉は、1打席目は内野手のグラブを弾きながらも惜しいファーストゴロ。相変らず打球に勢いがあり、コース的にもおそらく相手が中日じゃなければヒットだったと思われただけに、次の打席に期待していたら、今度は尾形を一塁に置いて右中間を破る見事なタイムリーツーベース。

オープン戦までは打席に立っても怖さは全く感じられなかった倉ですが、今は打ちそうな雰囲気というか、構えているだけで相手投手を威圧する様なオーラが漂っています。新井のフィーバーモードが終わった観がある今では、本当に倉が頼みの綱になって来ている感じっすね^^。ちなみにその後、「いいから、倉まで回せーーっっ」と叫んだり、「よし、今日は倉に満塁ホームランを打って逆転してもらおう」とか言っても、笑う人はいませんでしたとさ^^;。

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←今年は遂に打てる捕手へ?

・その後の攻撃も、やっぱりちぐはぐ。

5回裏にも梵がノーアウトで出塁で再びチャンスが巡ってくると、2点差だし東出がどうするのかと注目していれば、最悪の三振ゲッツー。前の打席でこれでもかって位に悔しがっていた(凡退後、なかなかベンチへ帰らなかったし^^;)前田の前に進塁させる所か、ランナーを消滅させてしまいました。

その前田は意地を見せてレフト前のヒット、そして新井は三振であっさりと無得点。まぁ、結果論と言えばそれまでなんデスけどねぇ(´Д`)。

・5回3失点の佐々岡は責められないけど、宮崎は…。

今日の佐々岡の内容は5回3失点。審判の判定が法外に厳しかった事を考えても、責められる内容では無いです。打たれても逃げずに強気で攻め通したし。

…ただその次に登板した宮崎は、残念ながら先発ローテどころか、一軍に残るのも厳しくなっているかもしんないですね(;´Д`)。やっぱり球種が足りないのか、決め球に欠ける印象が。追い込めはするんだけど、討ち取りきれないんデスよね。せっかくスライダーは一級品なのに、組立ての幅が狭すぎるんじゃなかろーかと。

・求む、フラッグ参加者?

今日球場入りした時、入り口付近に廣島赤アフロ隊の大盛りさんがいたので、何をしているのか声をかけてみると、今日の5回裏のフラッグ応援の参加申し込みをする予定との事。んで、その時は「選ばれるといいですね〜」みたいな事を言っていたから、やがて戻って来た大盛りさんが「参加希望者が少ないみたいで、申し込んだら喜ばれた」と言ってた辺り、まだまだ浸透してないみたいっすね。

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↑さすがは廣島赤アフロ隊。絵になってる^^。

…おいらも、いずれはチャレンジしてみたいかなーという気もしないでもないですが(弱気^^;)。今度、誰か一緒にやりません?

・市民球場のスタッフはトップガンがお好き?

今日の尾形の初打席のテーマ曲は映画トップガンのデンジャーゾーンで、5回裏のスライリー登場の時は愛のテーマが流れてました。これでサヨナラにでもなったら、あのエンディング曲でも流れるのかと思ったら、残念ながら負けてしまったので未確認(´Д`)。

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↑トップガン〜愛のテーマ〜と共にパフォーマンスを見せるスライリー。去年も9月にやってました。

…ともあれ、野手陣のテーマはほぼ洋楽傾向っすね。投手陣のテーマは浪漫飛行とか、世界に1つだけの花とか、邦楽のテクノアレンジが多いけど。

・また落ちないフォークかよ(`Д´)!

今日はウッズ1人にやられたと言われる、二打席連続HR。佐々岡が被弾した1本目は仕方が無いです。逃げずに内角へ強気で攻めた結果なので。

…しかし、横山が打たれた二打席目はいただけません。あれは横山の失投で、倉の配球が全て悪いとは思いませんけど、どちらも狙われてドンピシャだった分、マーティーの怒りを買っても仕方が無いです。

そもそも、初球の落ちないフォークが致命傷になったのは、今季だけでも一度や二度じゃ無いし、横山が初球を痛打されたのに至っては
去年から累計すると、一体何度目だこの野郎(`Д´)と叫びたくもなるってものであって。まぁ、これで配球に迷って右往左往するのは困るものの、同じミスを延々と繰り返す姿は流石にファンでも許してはくれませんぜ。

それと、初球で言えば落合監督の抗議後、初球を福留にタイムリーヒットを持っていかれたのも、正直どーなんだと。前の巨人戦でマーティーがベースを埋めた後の初球もセンター前ヒットだったよね?

…てな訳で、初球の入り方については、ピッチャーの調子次第と開き直るより、良く話し合う必要があるんじゃないですかね。

・倉はちょっと天狗になってたかも(´Д`)。

タイムリーの後で牽制で刺された時に、ちょっと嫌な予感はしてたんデスけどね。
見事なタイムリーを放って舞い上がっていたのか、ちょっと気が逸り過ぎ。ストライクが入らず、ピッチャーに対してすら苦しんでいた中田にとって、牽制で刺せる可能性があると思えば執拗に狙って来るのは当たり前だし、ついでに言えば梵のカウントも四球濃厚だったというのに。

確かに、この前は本塁で憤死したとは言っても、アレは3塁コーチが悪いんだし、更にもう1つ言えば、昨日は自分が飛び出した2塁の相手を刺しただろうに^^;。

リード面でも強気はいいけど、相変らず同じパターンで打ち続けられるのはどうだかなーと思う部分もあり、今日の途中交代は休養の意味もあったのかもしれないけど、ちょっと頭を冷やして欲しいって気もしますかね。勢いがあるのはいいけど、こういう時はプレーが雑になりがちなので。アグレッシブなのは良いけど、同時にゲームの流れを読む冷静さも欲しい…というか、元々倉はそれが出来るのが強みなんだしさぁ。

・これで新井良太君のチャンスがまた減った?

得点には絡まなかったものの、中村ノリが猛打賞。森野の好調に対し、打率が落ちて一軍から脱落しかけていたのを復活させてしまいました。去年の交流戦でノリに助けられたお礼のつもりですかね(´Д`)。とりあえず、新井良太君のチャンスが減るから、きっちりトドメ差してやれよと思ったカープファンは少なくないんじゃないかなぁ…とは思ったり(´Д`)。

ああちなみに、中村ノリの応援歌は今日は汎用テーマですた。以前は暴れん坊将軍(近鉄の元チャンステーマ)が流れてた気がするけど。それと、横断幕がどうも近鉄時代のっぽいし、元近鉄応援団の人が結構流れてんじゃないかなーとは思うんデスけどね。

・東出への信頼度が微妙に下がっているのかな…。

今日の8回の裏、東出に代打大須賀。捕手も中東に代わった事で育成モードに入ったといえばそれまでだろうけど、最近代打が告げられる事が増えた東出への信頼度が微妙に下がってるっぽい。ファームでも山崎が復活して来ているし、どうやら今後の結果次第では二遊間も完全固定という訳では無さそうっすね。

…まぁ、個人的にはアリとは思いますけどね。梵も、おそらく去年ほど我慢はしないだろうし。

・最後は、岩瀬さんでトドメ。

昨日は5点差で永川投入したマーティーでしたが、今日は6点差で落合監督は岩瀬投入。調整登板なのは分かるけど、実に容赦が無い(;´Д`)。ライトスタンドからも、「別に出さなくていいじゃねーか」と野次が飛んでました^^;。

carp0415_28.jpg (6830 バイト) carp0415_27.jpg (7492 バイト)←まったく、落合監督も大人げない(´Д`)。

ただ、病み上がりという事もあるし、ここで勝てなくても失点させられれば今後有利に働くかなーとか思っていたものの、あっさりと三者凡退。

…まぁ、こんなもんですかね。

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←順当すぎる結果に、諦め顔のスライリー。

・チャンスを逃し続ける愚か者に、勝利の女神は微笑まない。

ファンとは思えない厳しい言葉デスが、結論としてはこれに尽きますかね(;´Д`)。惜しい惜しいとか言ってるうちに、すっかりと流れは向こうに持っていかれてましたとさ。

3回の裏が全てと先述しましたが、中田の立ち上がりが最悪だったのに、序盤で打ち崩せなかった時点で敗色濃厚です。今日の試合の勝負どころは終盤じゃなくて序盤だったのは、誰の目にも明らかだったので(しかも中日には絶対的な守護神がいるし)。

・一体何が悪いのかは、移動日で良く考えて欲しいっすね。

まぁ、梵や東出などの若手がケース打撃の呪縛に縛られてチャンスで弱くなるというのは、単に場数が足りないだけだろうとも思えますが、しかし緒方に続いて前田までがチャンスで萎縮して打ち損じる様では、単にきっかけだの言ってる問題じゃないとは思うんデスけどね。試合が無い日にひたすら特打ちさせる前に、その辺を良く考えて対策を講じる必要はあるんじゃないかなぁ…と。

いくら序盤と言えど、既に借金が4。今期は未だに連勝していない事を考えても、このまま放っておけばゴールデンウィーク明けには借金が二桁に及んでそうだし。正直、マーティーの唱えるケース打撃が重荷になっているのは、監督の采配よりも選手のチームプレイに対する意識の欠如やレベルの低さが原因だとは思うけど(少なくとも、ロッテはそれで優勝したし)、それならそれで別のやり方はある様な。

あと、今年は勝負の年と明言しておきながら、采配に非情さと温情が中途半端に混ざり合ってる感じがするのも気になりますねぇ。捕手陣や森笠達にはあんなに厳しいのに…みたいな不満がチーム内で出てこなければいいですが(栗原は代わりがいないので我慢するしかないという事情があるとは思うけど^^;)。

…とにかく、勝ちゲームの流れまでいつも紙一重なんですが、果てしなく分厚い紙一重です(´Д`)。ただ、選手の方はそんなに悪い状態とは思えないので、首脳陣の腕の見せ所だと思いますが。

絶不調の筆頭とされている嶋だって、今日の試合でもプレーやらファンに対する接し方を見ても腐っている様子は無く、寧ろ結果が付いて来ていないだけで、本人はそれなりに充実している様にも見えます。球炎でも小西氏が「赤ゴジラの目は死んでいない」と述べていましたが、このまま復活のきっかけを掴めるか沈んで行くのかは、本人次第だけではなく、首脳陣に出来る救いの手はあるんじゃないかと思うんですけどね。

まぁ、個人的には今期心を入れ替えたらしき嶋にはかなり期待しているので、ちょっと贔屓目も入ってますが^^;。

carp0415_30.jpg (34775 バイト)←今日のりざると。正に完敗っすね(´Д`)

■おまけ:今日のスライリー。

carp0415_12.jpg (14352 バイト) carp0415_13.jpg (11958 バイト) carp0415_26.jpg (14682 バイト)
↑今日は、ちょっとトラブルがあり。
      

 

ジャンパイアじゃ飽きたらず…。

2007年4月17日(火曜日)

■ボールボーイが安打のボールつかむ

審判だけじゃ飽きたらず、ボールボーイまで買収しちまいましたか、天下の読売様は(´Д`)。
…それはまぁ冗談(?)として、また今日も”正義は勝つ!”みたいな試合内容になっちまいましたな。

ルーキーの中東にはほろ苦いデビュー戦になっちまいましたが、まぁいつかゴールデングラブ賞を取った時の思い出話となれる様に、これからも頑張ってくださいな。

その前に、今年は倉がゴールデングラブ賞を取るけどな(゚Д゚)。

5試合連続ヒット(しかもマルチ)&完璧なリードおめ♪
     

 

かぐぅコラム:今のカープファンに必要なのは何だろう。

2007年4月20日(金曜日)

昨日の完膚無きままの敗戦で、mixiのコミュや各所カープ掲示板が荒れ模様ですが、ネガティブになる気持ちも分かるんですよね。と言うか、怒るなっていう方が無理です^^;。まだ序盤、まだ前半〜と、気付けば最下位独走のままで最終戦…って事になりかねない予兆を感じさせる内容だったし。

…と言うか、何だか暗黒時代の阪神みたいな雰囲気になってきたなぁ…と(´Д`)。

個人的には、あの頃の阪神が好きだったおいらとしては、そんなに悪い心地でも無いんですけどね。最初からある程度割りきって勝ち負けは問わず、個性的な生え抜き選手のはつらつプレーに一喜一憂し、また弱い故に勝った時の喜びも格別でした。
そもそも、応援している倉捕手が好調なだけに、憤慨していた親と違って自分は昨日の試合もそれなりに楽しく見てたし。

…ただ、それだといずれは一部のファンだけを残して球団が破綻してしまうんですよね(;´Д`)。特に独立採算制のカープの場合は尚更というか。
結局、観客動員数なんてものは勝てば伸びて負ければ落ちる。自明の理です。

これはカープがじゃなくて、どの球団でも同じ事です。阪神とて、暗黒時代の甲子園はガラガラでした。ファン人口が多かったからあまりそうは見えなかったかもしれないものの、現在とは比べ様も無い比率です。広島市民球場の阪神戦でも、この当時の阪神サイドはレフトスタンドの上段に小さく陣取っていただけですし。無様に負け続けても球場を満員に埋めろっていう方が、どだい無理な話です。

昨日でも、食事をしながら途中まで見ていたうちの親は8−1になった時点で番組を変えてしまいましたが、これをにわかファンだの冷たいだのと責める事は出来ませんしね。内田コーチの指導が実ってリーグ屈指の破壊力を誇っていた2005年ならともかく、今期の7点差は絶望的な数字です。

勿論、苦しい時にこそ支えてあげるのがファンというものでしょうが、同時に一切の否定意見を禁じて「次、次」と言い続けるのも抵抗があります。このままの延長線では絶対にマズいという事位は、誰もが薄々と感じているでしょうし。
暗黒時代の阪神も、今のカープみたいに3点先取されれば負け確定状態で、当然開幕から敗戦が続き、とうとう僅かな期間とは言え、”あの”阪神応援団がボイコットして異様な光景になっていた時期もありました(しかし、それでも相変らずの敗戦続きだったので、アホらしいとばかりに戻ってきてましたが^^;)。

カープ応援団にも同じ事をしろという気は無いですが、就任時にマーティーが言った台詞、ファンも勝利を共に喜ぶ反面で、「不甲斐ないプレーには本気で怒って欲しい」という言葉もずっと頭に残っています。悲観的になるのはともかく、今は叱咤激励も必要な時じゃないかと。昔の名監督は、愛情と厳しさを兼ねそろえてしました。故根元監督もカープ監督時代、当時の正捕手候補だった達川氏に対して常に厳しい指導に鉄拳制裁が飛び、達川氏は監督に呼ばれてると聞いただけで震え上がっていたそうですが、オールスターへ出場が決まった時は、他の選手に気後れしない様に激励し、小遣いを与えて送り出したんだそうで。

今カープファンに必要なのは、愛情と厳しさの両立といった、そんな精神じゃないですかね。

…ちなみに、個人的な本音を言えばやっぱり内田コーチカムバックなんデスよね^^;。嶋や新井だけじゃなく、その前のコーチ就任時は、小早川、緒方、野村、江藤に前田、そして金本等を指導した実績があるし。
   

 

正に言語道断。

2007年4月21日(日曜日)


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一般常識とされる四字熟語も一文字間違うだけで、途端に分からなくなるものっすね(´Д`)。思わず、「言語が同じく断された?はて…」みたいに考え込んでしまいましたとさ。

*本来は、言葉で表現する道が断たれる=言葉に出来ない程に酷いの意味。


…つーか、トップページのヘッドラインで誤字はヤバいだろう。
クビにされても文句は言えんぞ(´Д`)。
    

 

天谷は御祓いでもして貰った方がいいのかもしれんね(´Д`)。

2007年4月25日(水曜日)

今年はキャンプでの遅刻やら、昨日の守備やら何かと不運に見舞われてるみたいだしさ。
…というか、そう言えば天谷って昭和58年生まれだから今年は厄年なのね(´Д`)。ファンレターと一緒にお守りでも贈ってやるといいのかもしんないっすね。

ちなみに、昨晩は各掲示板で八つ当たり気味に天谷が叩かれてたけど、昨日の敗戦を天谷に責任を取らせるなら、去年の新人王を含めた主力野手の半分以上が二軍行きかクビだっつーに(;´Д`)。

しかし幸か不幸か、今年は”誰かの所為で”勝てる試合を落とした試合って少ないですよね。純粋にチーム力が低いから実力負けばっかり。この3連続サヨナラ負けにしたって、勝てる試合を惜しくも落としたかの様に見えても、実際に振り返ってみると
負けて当然の事をやってるから負けてる訳で、ツキが無かったとかそういう次元じゃ断じて無いし。

…本当に、暗黒時代の阪神だなぁ…と(´Д`)。

んで、その阪神は野村監督がオーナーに直訴して大型補強という形で復活したけど(今でも賛否両論ですが)、カープは一体どんな方法で復活させるかは見所ですがね。
どん底からのチーム復活は何だか楽天に先を越されそうだけど、ノムさんは若手育成に目処を付けた辺りで、オーナーに大型補強を進言するような気がするし^^;。
    

 

クレイマー、クレイマー その1。

2007年4月26日(木曜日)

昨晩ちょっと諸事情で、今まで一度も使った事が無かったメールアカウントをメーラーに設定して送受信してみると、迷惑メールが700件ほど流れてきますた(´Д`)。

…重ねて言うけど、このメールアカウント(プロバイダと契約時に付いてきたアカウント)は今まで一度も使っていないどころか、メーラーに設定すらしてなかったのに、どうしていきなり迷惑メールが大量に流れてきますか?(まぁ、約6年分ではあるんだけど)

フリーメールだとさもありなんとは思っていたけど、まさか(一応)有料で取ったアカウントでもあるなんてなぁ…と、ちょっとショックですた。プロバイダに苦情を言ってもいいんだけど、そのメールアドレスを今まで使っていなかったという証拠も示せないしなぁ…と思って、ここで晒し(´Д`)。

ちなみに、届いた迷惑メールの日付は一番古い物で2001年。
天下のみかか系列のプロバイダも、当たり前の様に名簿流出ですか…。
      

 

クレイマー、クレイマー その2。

2007年4月26日(木曜日)

先日、中国新聞にカープ観戦チケットを纏めて発注した時の事。

いつもの様に家まで持ってきて貰った時に(いつもながら、申し込んだ次の日の朝にお届けという迅速さ)、請求された合計額がおかしいので尋ねた所、含まれていたはずの外野指定の前田応援セットが、ただの外野指定席になっていた模様。

それを告げると、「交換してきます」と配達員の人が帰った後に電話が掛かってきたかと思うと、「一度チケットを確保したらもうキャンセルは利かないので、今回はこれで勘弁してもらえないでしょうか?」と言って来たので断ると(悪いけど、ここは譲れないって)、「本当にしっかりと発注時に前田応援セットと確認されましたか?」と、しつこく尋ねられてあれこれと問答した末に交換という事に相成りました。

…向こうはこちらの発注ミスだと言いたいみたいだけど、俺だって確かに電話を切る前に復唱させたんだけどさ。録音してないから証拠は無いけど。
中国新聞の対応が悪いのか、
取り寄せ後は時間があっても代理店ですらキャンセル不可って条件が厳しすぎるのが悪いのかは分からないけど(手違いが一切不可ってのは厳しすぎでは?)、特別なセットを申し込む時は、何度もしっかりと確認しておいた方がいいいみたいっすね。

電話をかけてきた人が愚痴っていたけど、今のカープの特別セットは種類が多すぎて複雑だし、どうやら電話に応対した人全てが精通してるとは限らないみたいなので。いっその事、「分かる人出してくれ」って最初に言っておくのが吉なのかもしんないです。

…ともあれ、今回で6月分位までは確保したんだけど、今後は何か利用し辛くなったなぁ…と、ちょっと気まずい今日この頃。相変らず、迅速丁寧なのはいいんデスけどね。

今回もポストカードやカーブガイドが付いてきたし。

ただ、電話での注文故にこういった事も起こりうるって事で。
ああちなみに、今手元には黒田、前田、梵のポストカードセットが、おにださん達に上げる分を除いて2組ほど余ってるんデスが、欲しい人います?
  

 

二匹目のドジョウ狙いの狼少年とその他の話。

2007年4月27日(金曜日)

■野村監督「謝礼金」報道で提訴

またゲンダイか(´Д`)。

…というか、「提訴という手段で、球界に対するファンの不信をぬぐい去ることはできない。」とか言ってるけど、思いっきり論点がズレてるのに加えて、それ以前にお前ん所の不信感の方がぬぐいきれねーよと。確かに一理あるとしても、オオカミ少年が言っていい台詞じゃないし。
しかし、この前はためしてガッテンも捏造していると騒いでNHKから猛抗議を受けているのに、全く懲りないなぁ…。オオカミ少年な上に二匹目のドジョウ狙いとは、全くもって志が低すぎる(´Д`)。

しかも、野間口に関しては入団当時から様々な推測が飛び交いまくっていたのに、今更根拠も無いのに自慢げに持ちかけられてもね(´Д`)。それでもっていかにも自分が見つけたスクープと言わんばかりに自慢げなのが痛い。

民主党のメール問題の時は喜々として叩いていたけど、
お前ら同類だよと(´Д`)。

まぁ、好きなだけむしり取られればいいんじゃないっすかね。
それとも、3000万円程度で話題になれば儲けもの(実際に原告が勝訴しても請求通りの額にはならないだろうし)と考えてるのかもしんないけど。

…さて、話は飛ぶけど、野村監督の握力って齢70にして52.3kgらしいですな(最も握力が高いとされる30〜35歳の成人男性の平均が45〜50kg)。もうすでに身体中のあちこちにガタがきていて、長距離は歩けなくなっているとか言われながらも、流石はむしりとった衣笠…もとい、昔取った杵柄って奴ですか。

とは言っても、70歳で握力は20代の頃の2/3程度になると言われてるので、ノムさんの若い頃の握力は推定70kg程度と、今ではそれ程珍しい数字でもないんでしょうけどね^^;。

ちなみに、ナックルボーラーは化物並の握力が必要という事で、うちのフェルナンデスがどの位なのかは興味深い所デスが。
    

 

5年ぶりに呉みなと祭りに行って来た。

2007年4月29日(日曜日)

今日は、GW恒例の呉みなと祭りへ行ってくる…のはいいけど、考えてみたら、2002年以来で5年ぶりだったりして。東京行ってたり、仕事が入ったりと、何故か疎遠になってたり。

…それはともあれ、今回は
50回記念という事で、パレードもひと際盛大にするとの事デスが…。

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ん〜、前回見た時とあんまり変わらなかったかなぁ(´Д`)。
相変らず、よさこいとエアロビ系ばかりで、もしかしてそれだけで終わるんじゃないかと心配したくらい(´Д`)。
悪いとは思わないけど、山車とかに凝ってるのが案外少なかったのが残念かも。

…というより、子供の頃に見たのよりはやっぱり寂しい印象ですねぇ。
パレードの参加企業や団体も随分と偏ってしまってるし。


ちなみにパレードの最後の方で、紐を使いコマを自在に操る謎のおっさんがパフォーマンスをしてました。

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←上空に高々と放り投げたコマを紐で受け止めたりと、テクは絶大^^;。

最初はみんな、パレードの参加者かと見ていたら、芸の後で警備員の元へ自分から詰め寄り、「私を逮捕してください」とか言っていた所を見ると、どうやら無断でゲリラ的にやってたみたいで^^;。
しかし、その駒さばきは実にお見事で、見物客からは一際盛大な拍手が飛んでました。
是非、来年はちゃんと申請してやってくだち。特設ステージでやってもらいたい位の技術だったし。

さて最後に、パレード後の帰り道では、中通りで消防局の人達がデモをやってました。

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パレードの時は歩いていただけだったけど、こちらで本領発揮デスね^^。
  

 

市民球場観戦レポート(4/30 対阪神戦)。

2007年4月30日(月曜日)

…って事で、4連勝のかかった阪神戦に行ってきますた。
実は、阪神戦の観戦は友人につき合わされた1997年のGWだから、ちょうど10年ぶりだったりします^^;。少し前は意図的に避けてたのもあったんデスが、去年はそもそも日祝日のホームゲームがなかったし。

…いきなり閑話休題。

・7番ゲートの行列は赤と黄色が混ざり合い。

今日、市民球場前へ辿り着いたのが午前11時20分頃でしたが、ゲートの前は流石にすげぇ行列。
いつもの5番ゲートの列は遥か彼方まで続いていたので、まずは球場入りを優先と7番ゲートの列に加わるものの、川沿いの道路の端まで行列が続いていて大差なし(´Д`)。

ちなみに、センター入り口だけあって、この7番ゲートはカープファンと阪神ファンが混ざり合って列になっており、それぞれカープのユニホームと阪神のユニホームをそれぞれ着た二人組みがちらほらと。

○新井&金本。
う〜ん…(´Д`)。よくありそうで複雑。
○マルテ&今岡。
どうやらカップルみたいだったけど、カープファンの彼の方は通ですね(´ー`)。阪神ファンへの寝返りは諦めた方が良さそう。
○緒方&藤本。
背番号9コンビ。偶然かもしれないけど面白い。

それと、列で待っている時、後ろから「今日何時からだっけ?」「1時半にキックオフだよ」って…。
…あの、
これから行われるのはプレイボールなんですが(´Д`)。

・スタンドは今日もほぼ満員。

開門後、いつものライトスタンドに座った辺りで周囲を見回してみると、既に座れなくて困っている人もいた外野に対して内野は結構空いていたので、振替休日ならこんなものかなーと思っていたら、試合が開始された頃には3塁側の2階席が多少空いていた程度の、ほぼ満員の客入りでした(結局、本日の客入りは約27000人との事)。

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↑試合前はちらほらとあった空席も…。

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↑ゲーム開始後には、すっかりと埋め尽くされました^^。

…しかしこれで、この3連戦は合計で約77000人も動員したって訳ですか。年間の観客動員数が約100万人という事を考えても、驚異的な数字じゃないかと。まだ明日からはヤクルトの3連戦もあるし、カープにとって今年は良いGWになったみたいっすね。

・先発は黒田vs小嶋。

さて、今日の先発は予想通りエース黒田vsルーキーの小嶋。開幕カードではやられている分、リベンジなるかって所ですね。

ちなみに、スターティングオーダーは、
カープが梵(6)、天谷(8)、栗原(3)、新井(5)、前田智(7)、廣瀬(9)、倉(2)、東出(4)、黒田(1)。
阪神が鳥谷(6)、赤星(8)、シーツ(3)、金本(7)、今岡(5)、林(9)、狩野(2)、藤本(4)、小嶋(1)。

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カープはこの連勝のキーマンとなった天谷と廣瀬を起用した順当なオーダー、対する阪神は矢野を下げて、絶好調の狩野が捕手という事で、ちょっと苦戦の予感が。

あと、カープと阪神のオーダーは、
実は4、5番が逆なだけで後は同じ順番だったりするのも興味深い所ですな(´ー`)。

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↑頼むぜゴールデンコンビ。       ↑そして黒田の登板日という事で、今日は試合開始前に黒田応援フラッグが。

・ルパンルパ〜ン♪

今日の試合前、昨日のハイライトが流れる場面でルパン三世のテーマが流れて思わず吹き出したものの、そう言えば昨日は廣瀬がヒーローだったなと納得。
その後、廣瀬の打席の時にもルパンのテーマが流れてた辺り、もう完全に球団公認ですか。

…しかし、ルパン三世のテーマはどっちかと言うとチャンステーマ向きっすね。廣瀬専用で作ってみません^^??

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↑試合前にパラパラを踊るカープ選手の図(嘘^^;)。

・黒田は悪いなりにも無難な立ち上がり。

さて、今日の黒田は決して調子がいい訳ではない様で(というか、開幕して調子がよかった時の方が少ない気がする)、シュートと直球の区別が付いていないのと、落ちるボールにキレが無い印象。
しかし、それでも球威は衰えていないらしく、三振が取れない代わりに凡打の山を築いて、5回までは無失点の安定感溢れる無難な立ち上がりでした。

・序盤の得点力を取り戻したか?

チャンスを逃した阪神に対して、カープは1回の裏には梵、栗原を置いて新井が3ランを放ち、いきなり3点先制。今日は黒田の登板日だけに、いきなり勝負あったかのムードが球場内を包みました。
この3連戦では、極端な投低打高だった頃の様に序盤での得点力が戻ってきてますね。そもそも、今期は防御率が3点台と投手陣がいいだけに、今回の様に序盤で先制出来れば勝てる確立はかなり高いと思うんデスけどね。阪神ほど極端でないにしても、今期のカープはどう見ても先行逃げ切り型だし。

・ケース打撃が開眼して来てる?

また打撃に関してはもう1つ、今期はエンドランの成功率が上がってる印象が。
今日も、まずは1回の表に梵を置いてのいきなりエンドラン。結局、天谷はセカンドゴロだったものの、梵がスタートを切っていたお陰でダブルプレーにはならず、後の新井の3ランで生きた事を考えれば成功の部類じゃないかと。また、8回の裏も天谷と栗原が見事にエンドランを決めてました。

…とまぁ、今日も随所でケース打撃が見られている辺り、マーティーが諦める前に開眼してきたって事ですかね?昨日の廣瀬の満塁HRも犠牲フライ狙いで生まれたみたいだし。

・やっぱり、小嶋はまだ若いよ。

まぁ、前回やられているので偉そうな事は言えないんでしょうが(´Д`)、やっぱり小嶋はまだまだ若いっすね。コントロールが定まらずにボール先行だっただけでなく、新井の先制ホームランの後ですっぱりと切り替えなきゃならないのに、初球から前田へぶつけて更に悪い流れへと持っていくし、3回の表には大事な送りバントを失敗したりと、自分でゲームを壊していました。

ローテだから仕方が無いといえばそれまでですが、もし岡田監督がチームの勢い最高潮&エースの登板日に3タテを阻止すべく彼を送り出して勝てると思っていたのなら、余りにも相手を甘く見すぎです(巨人の金刃にはやられてるけど^^;)。

・阪神の応援は甲子園スタイル?

阪神戦をあまり観戦していないから良くは分からないんですが、今日の阪神の応援スタイルは何故か同じ応援歌が延々と。熱気も含めて、まるで甲子園の高校野球みたいだったり^^;。まぁ、狩野や林は汎用マーチなのは分かるけど、鳥谷まで個別じゃなくて共通だったし。

お陰で、
「男を上げろ」はもうお腹一杯です(;´Д`)。

ただその谷間で、懐しの汎用マーチも聞けたのは嬉しかったっす。「そうそう、阪神ったらこれだよなー」と。本当に昔から変わらず、色褪せることの無い名曲ですねぇ。

・先制後は淡白だなぁ…。

まぁ、これは今に始まった事じゃ無いですけどね(´Д`)。昔からカープは序盤と終盤に得点が集中してるし。
ただ、それにしたって2〜4回は淡白過ぎじゃないかと。

・勝負の岐路は5回の表。

さて、今日の勝敗の岐路となったのは、おそらく5回の表。林から続けて下位打線に4連打を受けて2点を奪われ、尚1死1、2塁で鳥谷と絶体絶命のピンチを招くものの、鳥谷をショートゴロ(あれはゲッツーだろ、普通?)、そして赤星をセカンドゴロに仕留めて、何とか1点リードを守り抜き。

結果的に阪神には4失点しているものの、ここで1点差を死守して踏ん張ったのが、結局このゲームの勝敗を分けたんじゃないですかね。勝ち投手の権利がかかった5回で崩れるのはらしくないと言えばらしくないものの、踏ん張れるのがエースの所以というか。

・ピンチの後でチャンスあり。

5回の裏は2死2塁のチャンスを逃すものの、6回の裏は栗原がツーベースで出塁すると、新井が四球を選んだ後で、前田が怒りの3ラン。更に、廣瀬が惜しくも僅かに届かないライトフライの後で、倉が駄目押しのソロホームランで7−2。完全に勝負を決めてしまいました。
つーか最初の座席でデッドボールに、新井に対して勝負を避けてストレートの四球と、阪神バッテリーは実にいい度胸してますが、前田様を怒らせた代償は大きいぜ(゜Д゜)って事で。

・性格悪いなぁ、倉は(´ー`)。

さて、今日の倉は1打席目と2打席目は凡退だったものの、どちらもヒット性の鋭いライナーだったので期待はしてたんデスが、3打席目で三度目の正直となる完璧なホームラン。飛距離も120メートル超えと、新井や前田よりもよりも遥かに飛ばしてました。
…しかし、
今期の倉は駄目押しでの打点が多いけど、もしかして相手に追い討ちかけるのが大好きなんでしょーかね?まったく、底意地が悪いなぁ、倉は(´ー`)。

勿論いい意味で、ですけどね(´ー`)。

しかも、無駄になっていない所が凄いというか。一昨日もあの2点タイムリーはチームにとっては値千金とも言えるダメ押しだし(フェルが緊急救援している局面で6−4と8−4では天地の差)、結局今日のソロホームランも7回と8回にそれぞれ1点取られた事を考えれば、黒田や永川にとっては非常に大きな1点だったハズだし。

ただ打撃が好調なだけで無くて、貢献度が高いのが素晴らしいですね。リード面でも、相変らずの強気な内角攻め。ストライク先行に拘らず、いきなり厳しい内角で金本を仰け反らせていた所などからも、やっぱり今年の倉のリードは2005年に近い感じですね。

去年はストライク先行方針と、細かいベンチからのサインを気にして、やや弱気のリードが目立っていたものの、今年は去年に比べて自分の裁量で任されてるんでしょうかね?

一応、藤本に痛打されたりはしたものの、今日の初球の入り方は全体的に悪くなかったと思います。
…と言うか、ファンとしては「らしさ」を感じられるので、この方針でどんどん行って欲しいっす(´ー`)。
ちなみに、ホームランを打った後でベンチに戻ると、ブラウン監督やチームメイトが頭を「こいつめ」とばかりに頭を叩いてましたが、「いつも人の勢いに乗ってんじゃねーよ」って事ですかね^^;。

・大量援護を受けてのピッチングの見本。

今日の黒田は8回4失点と、去年は防御率1点台だった絶対のエースにとっては決して褒められる成績じゃないのかもしれないデスが、それでも今日のピッチングは味方の援護を受けて、失点を最小に抑えて大量失点を防ぐピッチングの見本みたいな内容で(7回の林にホームランを浴びたのもソロだし、8回の1失点も無死1、3塁からのゴロでの仕方が無い1失点だし)、エースの貫禄を見せたと言っていいんじゃないかと。

所謂、「何失点以内ならOK」じゃなくて、「ゲームに勝てる投球」という意識っすね。この辺は大竹を始め若い投手も見習って欲しい所。

…それと、たまにはこの位は援護して楽に投げさせてやらないとねぇ(´Д`)。

・ラストは永川が締め。

最終回は、3点差で永川が登板。出来れば黒田に完投して欲しいのが本音だったんでしょうが、勝ちに拘るなら当然の采配でしょうね(前監督なら黒田と心中だっただろうけど)。
ともあれ、このカードの第1戦で永川を温存できていたのが効きましたね。虎の子のJFKが出せずに歯がゆい想いをしていたと思われる阪神とは実に好対照。

その永川は三振こそなかったものの、サクっと三者凡退でゲームセット。失いかけてきた自信もこれで取り戻せただろうし、万々歳と言えるのでは。ちなみに今日は熱狂的な流れと、対阪神戦の皮肉も込めて「あと一球コール」が出るのかと思えば、応援団が取り仕切っての「永川勝浩」コールになってました(調子は梵英心コールと同じ)。

ああいう展開だと、最終回で黙って終わるのを見ていろというのも酷だし、あの応援スタイルがベストじゃないですかね。

carp0430_20.jpg (11699 バイト) carp0430_21.jpg (9568 バイト)←久々に登場のピンクスライリー。

・投打が噛みあった理想的な展開。

今日の試合は投打が噛みあい、投手も野手もどちらも同じ位に貢献した理想的な展開じゃなかったかと。こういう試合は、投手陣と野手陣の結束が深まるんじゃないですかね。
特に今期は野手陣が投手陣に負担をかけ過ぎていたので、こういう試合展開はどうしても必要だったと思うし。

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↑今日は満員という事で、風船も実に壮観。こんな日は勝たなきゃね。

・新井も風格が出てきたなぁ。

今日のヒーローインタビューは新井。今日もほぼ満員だったファンに対してどんな事を言うのかと思えば、意外と言葉少なめ。「これで4連勝ですね!」にも浮かれる様子も無く、更に「ファンへのメッセージを」との台詞に対しても、力強く「明日も来てください!」の一言だけ。
やや無愛想にも見えるものの、「ファンには言葉では無く勝利で報いる」という意識の表れに見えたし、風格が出てきたと言うべきなんじゃないでしょうかね。現に、インタビュー後でライトスタンドへサインボールを持って走ってきた時は、出迎えるファンに何度も帽子を取って頭を下げていたし。

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↑正に主砲の働き。

・やっぱり、狩野が入った阪神打線は脅威。

さて、結果的には快勝と言えるものの、一方でやっぱり阪神打線は怖いと感じさせられたのも事実っすね。6番の林が好調なのに加えて、7番に狩野が入る事で、下位打線にも繋がりが出来て全く油断できなくなってるし。このカードは上位打線をきっちりと抑えたから少ない失点で済んだものの、繋がれば全く途切れない脅威の打線じゃないかとは感じました。

…つーか、金本と今岡が明らかに足を引っ張ってるんデスけどね(´Д`)。ただそれでも、岡田監督が今後本格的に狩野を正捕手として使うかどうかは分からないデスが、努々油断はめされぬよう。
あと、
やっぱり負け展開での阪神の中継ぎは弱いですね。 余りにも極端な先行逃げ切りチームになってるし、中継ぎは再編成した方がいいんじゃないかと。

・7番倉、8番東出、そして1番と3番を兼ねている梵…か。

去年も少しの期間続いていた、7番捕手で8番東出ですが、今日5回の裏の黒田の送りバントを見て、妙に納得してしまいますた。これはつまり倉の打撃上向きを買ったというより、俊速の野手を8番に置く事で、9番の送りバントの失敗確立を減らす為なのね…と。例えば今日の黒田のピッチャー前送りバント、アレは倉だったらおそらく2塁フォースアウトでした。

…なるほど、盗塁は下手でも俊速な東出なら、投手はフェアゾーンへさえ転がす事が出来れば、殆どセーフになるになるという目論みですか(´Д`)。そして、1番の梵には1番バッターだけではなく、3番バッターの役割も兼ねさせてると。

まだまだ梵の調子は本調子とはいえないものの、なかなか面白い使い方じゃないですかね。まぁ、阪神の8番藤本、1番鳥谷っていうのも同じ様な目論見なのかもしんないですが。

・投打さえ噛み合えば遜色は無いって事か。

まぁ、”投打が噛みあえば強い”というのは、どの球団にも言える事なんでしょーけどね^^;。
負け続けていた頃は、根本的にチーム力が低いと思っていたものの、この4連勝の戦いっぷりを見る限りでは、投打さえきちんと噛みあえば、他のチームにも決して引けは取らないという事を証明してました(中日と阪神は現在不調というので余計にそう見えるだけかもしんないけど^^;)。

また、現在のオーダーは中軸以外の機動力が高いので(倉だって捕手にしては高い方)、どれだけそれを生かして効率良く点を取って行くかで、今後の戦況を覆す事も出来そう。ともかく、今日のゲームは運が良かった悪かったは無くて、完全に阪神を実力で抑えての勝利です。ようやく上手く行き始めたと表現した方がいいのかもしんないですが、これなら今後の反撃も期待できるんじゃないでしょうか。

…今日の様に、先制点さえきっちりと取れる様になれればね(´Д`)。

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←りざると。得点効率の違いに注目。


■おまけ:今日のスライリー。

carp0430_08.jpg (10708 バイト) carp0430_12.jpg (10579 バイト) carp0430_13.jpg (10494 バイト) carp0430_15.jpg (23777 バイト)

…右端のはファンサービスの精神はいいけど、教育には悪そうっすね^^;。
       

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